2段階の願望実現 2008.11.26
2008年 11月 26日
そして来月は4回もセミナーができます。年明けには福岡と鹿児島でやろうと思っていますが、今回のシリーズ、つまり「宇宙となかよし」は、考えてみると、そう滅多にできる内容でもありません。私がこれまでやってきたセミナーの中では最もスピリチュアル度が高いものだけに、間違えると単なる怪しい会になりかねないからです。「怪しい会」と言えば「川○喜○郎の○楽の会」と「○木○生と○る会」が有名、と言うか、私の中では筆頭です。両方とも行きました。
そしていずれも大盛況のようです。どちらの会もうたい文句は「病気が治る」「お金が儲かる」などですが、それが本当か嘘かで言えば、本当であり嘘でもあるとしか言いようがないです。ただ、事実として重要なのは、今でも会員や参加者が増えているということ。どんなに健康や経済にとって効果があるものでも、そこに関心が向けられないと意味がありません。それが本当であろうと嘘であろうと、ものすごく関心が向けられている以上、何かあると考えてもいいでしょう。ただし、私はその「何か」について、私なりの「理解」があるので、どんなことがあっても納得します。さらに言えば、「○木○生と○る会」に関しては、名前は言いませんが私がとても信頼している方と見解が一致していたので、おそらく私なりの理解でいいと思っています。
「病気が治る」「お金が儲かる」にフォーカスした場合、それを実現するのは「行動」であると思われがちですが、本当にそうだと思います。しかしそれ以上に重要なのは、思い切って言いますが「思考」なのです。極端な話をしてしまえば「思考があれば行動なくしても実現は可能」なのです。しかしながら、「思考」と「行動」のどちら簡単かと言えば、これははるかに「行動」の方が簡単です。だから簡単な「行動」から始めましょう、ということになるのです。
これは何度も例に出していますが、アイスクリームを食べることを考えればよくわかります。アイスクリームが食べたくなったとしましょう。「食べたい」という「思考」だけでそれを実現するのは至難の業です。普通は。しかし、本当に食べたければ、コンビニに買いに行くという「行動」によって簡単に実現できます。大なり小なりこういうこと。「病気が治る」について言えば、とことん健康にフォーカスして、病気のことを一切考えずに日々暮らしていたら治ります。間違いなく。ただ、もともと病弱な人や周りに病人がたくさんいる環境では、病気のことを一切考えずに過ごすことは難しいでしょう。考えない、と思った時、すでに考えていることになりますから。同様に「お金が儲かる」についても、自分は金持ちだと何の疑いもなく思い込んでいたら、自然とそうなります。しかし、現実にそうでない人が、どんなにアファメーションCDなんかを聞いても、完全に思い込むことは難しいでしょう。
だから「行動」が大切なのです。なぜ「行動」するのか。実は願望実現する上で、最も「簡単」だからです。そして「行動」を続けていたら、自然と「思考」も変わってきます。そのきっかけが「小さな成功体験」です。例えば会社を辞めて自由な生活をしたいと思ったとしましょう。そのためには好きなことして、まずは月収30万円もあれば、都心部でなければ可能です。福岡だったら7万円で3LDKが借りられます(うちがそう)。月に10万円貯金しても、残りで普通に生活できますよね。時々、贅沢な旅行しながらも。
ではまず副収入で30万円を目標にしたとしましょう。これを「思考」だけで実現するのは、とりあえずは難しいです。ですので、まず目指すべきは月に1万円です。実際、副収入ですぐに1万円を稼げる人は決して多くないでしょう。しかし、その1万円がコンスタントに稼げれば、それを2万、3万と単純に増やしていけばいいだけ。一番重要なのは「0から1」にすることです。その「1」が実現できれば、それを「100」でも「1000」でも簡単にできます。もちろん途中で行き詰ることはあります。「10」までは順調に行ったけど、それ以上がなかなか、と言うケース。その時は「11」を目指せばいいのです。少なくとも「10→11」の方が、「0→1」よりもはるかに簡単なはずです。もちろんまぐれの「1」ではなく、コンスタントな「1」という意味です。
例えば私の例で言えば、セミナーをするのに「0」はもはやあり得なくなりました。その時々に多少はあれど、セミナーを開始してからは、コンスタントに「1」以上はあります。少なくとも赤字は一度も出していません。そのような「小さな成功体験」を積み重ねると、自然と「思考」が「いける」と変わってきますので、あとはその「思考」に乗ってどんどん「行動」すればいいだけ。いつの間にか副業で30万円を達成し、会社を辞めることができるのです。とても簡単。私も来年あたりから、具体的な「マネーコーチング」も始めていこうと思っています。理屈も実践も簡単ですから。
今までの話を整理しますと、「思考」は「行動」よりも大切。しかし「行動」の方が簡単なので、まずは「行動」によって「小さな成功体験」を積み重ね、それにより徐々に「思考」を変えていく。すると最初の「思考」よりもパワフルな「思考」が出来上がり、結果として「思考は現実化する」となるのです。めちゃくちゃ簡単。これが一番オーソドックスな実現プロセスです。
しかしその一方、実を言うと「行動」がなくても実現することはあります。アイスクリームの例で言えば、「食べたい」と思った瞬間、冷蔵庫に入っているような状態。これ、実際いるんです。私の周りにも。そしてその人はそれを当然のように受け止めています。美味しいお菓子が食べたいと思ったら、突然、宅急便で送られてきたりとか。本当にいるんです。これが。しかしこれは達人のレベルであり、その達人でさえも、最初は「行動」から始めたかもしれません。
しかし、実は最初から「行動」などなくても「実現」してしまう人がいるのも事実。これはですね、やっぱり「潜在意識」に原因があるのです。つまり「潜在意識」が「実現」を受け入れている人。その人たちのことです。では、「潜在意識」を変えればいいのか言えば、その通り。しかし、一般的にはそう簡単には変わりません。なぜか。よく自己啓発や願望実現の話の中で、「潜在意識を活用して実現する」なんて話がありますが、そもそも「潜在意識」の本質を知ってなければ、そんな話も絵空事です。
では「潜在意識」の本質とは何か。ここからはあまり本には書いていません。石井裕之さんの本に少し書いてますし、山崎啓支さんもこれから書くと思いますが、少なくともマーフィーとかナポヒルには書いていません。「潜在意識」の本質、それは「潜在意識」とは願望実現にとって「味方」であり「敵」でもある、ということです。
もう一度言います。「潜在意識」とは願望実現をする上で、「味方」にはなりますが、同時に「敵」でもある、ということです。そしていずれにおいても「潜在意識」の根っこは「善意」でできています。「善意」ですが、実は「善」ではありません。
例えば「結婚したい」という「願望」があったとします。この「結婚」を実現する力は「潜在意識」の力によるのですが、同時に結婚を妨げる力としても働いています。つまり結婚したいけどできずにいる人は、「潜在意識」が「結婚しない」ことの実現に働いているのです。この「結婚しない」という働きは「善」か「悪」かで言えば、一概には言えません。しかし「善意」ではあります。
例えば「親」を考えればわかりやすいです。小さい頃から大事に育てられていた箱庭娘がいたとします。親は娘に幸せになってもらいたいとの「善意」で、交際相手に目を光らせ、場合によっては邪魔をします。娘に好きな人ができました。その人と結婚すれば幸せになれそうな気がします。しかし親はNGを出して、結婚の邪魔をします。ただし、その親は「善意」でそうしているのです。だからと言って、それが娘にとって「善」かと言えばそうとは限りません。
他の例で言えば、同じく箱庭娘が旅をしたいと言ったとします。世界を見たいと。しかし、その親はNGを出すでしょう。いくら可愛い子には旅をさせろ、と言っても、見す見す娘を危険なところに置くわけにはいきません。おそらく100%の「善意」です。しかし娘にとってはせっかくの成長のチャンス。娘にとって親のNGが「善」とは限りません。
これと同じことが「潜在意識」で起こっているのです。これ以上言うな、と同業者からの声が聞こえそうですが続けます。「結婚したい」という願望があったとしても、「潜在意識」は厳格な親として、それを妨げる場合があります。それはなぜかと言うと、結婚によって「不幸」になるかもしれない、と「潜在意識」は判断しており、だからこそ「善意」によって(意識的な)願望を妨げようとするのです。
ではなぜ「結婚」が「不幸」なのか。これは「思い込み」であって、事実ではないにも関わらず。実は多くの人は成人になるまでに「潜在意識」へのプログラミングが終了しています。溝口耕治さんは「3歳から14歳まで」と言っていますが、大なり小なり、幼少期から思春期にかけて「潜在意識」のプログラミングが終了しているのです。どんなプログラミングか。あくまで例えばの話ですが、その時期(幼少期~思春期)に親が不仲であった、同級生の異性にいじめられた、二次元ばかり見ていた、など。それによって「結婚は不幸にする」「異性は自分を傷つける」「異性は理想通りでない」などのプログラミングがされてしまうわけです。それが「潜在意識」に入り込んでいしまい、「意識」では結婚したいのに、それを妨げてしまうのです。ですが、あくまで「潜在意識」は「善意」でやっています。ただし、それがその人にとって「善」かどうかはわかりません。
もしかすると、すでに「善」ではないかもしれません。時代遅れの頑固親父のように、「潜在意識」が時代遅れのプログラムを維持しようとしているだけかもしれません。「善意」なんだけど、悲しいかな、それは時代遅れの場合が多いのです。
ではどうすれば「潜在意識」の時代遅れのプログラミングを変えることができるのか。いろいろありますが、最も重要なことは、それは頑固親父の心を変えることと同じです。箱入り娘が自分の幸せに目覚め、親から独立するときにどうすればいいのか。それと同じことを「潜在意識」にするのです。実に簡単ですが、これはめちゃくちゃ深い話です。11月15日の私のセミナーに出られた人は、簡単なワークによって体験してもらいましたが、あれは実はめちゃくちゃ深いワークだったわけです。
今は「結婚」を例にとりましたが、あらゆる「願望」が、このメカニズムによって実現されたり、妨げられたりするのです。そしてさらに言えば、私の中では「願望実現」とは2段階にわかれているとイメージしています。一つ目は今言った「潜在意識」の性質に依拠した実現方法。もう一つは、「潜在意識」を超えたところ、つまり「超意識」にアクセスする方法です。
「潜在意識」は「善意」でできていますが、必ずしも「善」であるとは限りません。一方、「超意識は」100%が「善」でできています。「超意識」を別の言い方で言うと、魂やハイヤーセルフ、さらに言えば「宇宙の意思」となります。もしも本当に「超意識」にアクセスすることができれば、もともと持っている「超意識」の「善」のパワーを活用することができます。
実は私の「宇宙となかよし」のシリーズのセミナーはこの辺のことをテーマとしています。だからこそ人を選びます。突然、「超意識」とか「魂」とか「宇宙の意思」なんて話をすると、場合によってはドン引きされます。しかし先日のセミナーではそんな話をしながらも、一応、ドン引きだけは避けられたようです(笑)。
そもそも私がこれまでやってきたセミナーの内容は、ほとんどが願望実現の第1段階である「潜在意識」に関するものでした。「潜在意識」とは何ぞや、と言うところから始まり、どうすれば「潜在意識」を意のままにできるのか、という観点でセミナーをさせて頂きました。ですが、本当で言えば、それだけでは不十分。「潜在意識」をフルに活用するためには「超意識」へのアプローチが必要だと、最近、腑に落ちてわかりました。
しかしながら、「超意識」を扱うテーマは何度も言うように、人を選びますので、これはめったにはできない内容です。今まで通り、コーチング、コミュニケーション、願望実現などの、割と一般的なセミナー(ただし私独自のやり方で)をこれからもメインに展開していきながら、年に一回くらいはこの「宇宙となかよし」のセミナーをできればと思っています。もちろんこれから先、いろんな展開になるとは思いますが、今はそう思っています。そして11月15日の東京を皮切りにスタートしたシリーズがこれです。12月は札幌、大阪、名古屋でやりますが、いずれも人数はいつもの半分くらいに絞っています。多すぎると伝わらないから。KAGATA式(Q式)のワークなどは多い方が楽しいのですが、今回のシリーズは少ない方がいいのです。12月の東京でのチャリティトークライブも、やや不十分になるのは仕方ないですが、その辺のテーマを扱うつもりです。
今日も話が思いっきり脱線しながら、書き進めてしまい、前段の「○木○生と○る会」の話はどこに行ったのか、と言われそうですが、またの機会にしたいと思います。とにかく今日もトランス状態で手が勝手に動いてしまいました。いつものごとくブログの読み直しはしませんが、このままアップしたいと思います。なんだか凄いことを書いてしまったような気がします。ありがとうございました。
ありがとうごさいました!
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