いよいよ3年ぶり、4回目のインドに行ってきます。今回は私を含めて7名、七福神です。なんだか寝付けないまま成田のホテルを後にして、9時には成田空港に到着。すでに到着したとのメンバーの連絡もあり。さあ、出発です。そして今回、お見送りに2名の友人が来て頂けました。感激だな~。10時にはメンバーが全員集合。出発までなんのトラブルもなく、全員がそろえたことに感謝します。チケットを受け取り、チェックイン。カウンターで荷物などを預けて、いよいよと臨場感が高まります。毎回のこと、海外旅行に行くこの瞬間が何んとも言えんものです。
飛行機が出るまでまだ2時間近くありますので、空港のスタバで時間をつぶします。お見送りのお二人も一緒に。本当に行くんだな~、何で行くことになったんだろう?なんてこと言って、まだまだ実感がわかない面々。私も含めて。そしていよいよパスポートコントロールで出国のスタンプが押され、ゲートに向かいます。私はその道すがら「キン肉マン二世」を立ち読みします。ウォーズマンのヤバい展開が続いているのですが、ま、それはインドの前にはどうでもいいこと。そしてエアインディアの飛行機に乗り込みます。
正直、めっちゃテンション高いです。空港は後列ガラガラ。ほとんど自由席状態で気楽に席の移動ができました。以前、東野&岡村のインド旅行の番組を見ていると、東野が意味分からず「ハッピースマイル?」とか連発してたので、我々もハッピースマイルを連発していたら、何と飛行機で手に取った読売新聞に「ハッピースマイル」って記事があり、一同、ぶるぶる~。早くもシンクロ。今回の旅の素晴らしさを予見されます。私は今回、中村天風の「運命を拓く」を持って行ってたので、何度目かになりますが機内でも読むことにします。そう言えば中村天風もインド行ったんだよな~なんて改めて思いだされます。
で、12時に成田を出たエアインディアはインド時間の18時にデリーに到着します。機内ではしゃべったり、寝たり、本を読んだりして過ごしていたら、およそ9時間のフライトが終了し、いよいよインドに降り立ちます。飛行機を降りると若干暖かい気がしましたが、暑いほどではありません。パスポートにスタンプを押してもらい、空港の銀行にて両替。私は一万円だけ両替します。この時、一人の日本人男性から声をかけられました。インドと言うより、海外旅行が初めてなので、どうすればいいかわからない、、、ということで。当初は空港で一晩泊るつもりでいたそうなんですが、まだ、そんなに日が暮れてないし、安宿街の存在とその行き方を教えてあげました。そう言えば私もそんな時期もありました。初めてのインドはカルカッタだったのですが、幸い仲間がいたからよかったものの、正直、不安でいっぱいでした。あの時は。その彼は「男を見せる」ためにインドを選んだんだそうですが、約一ヶ月間のインド、、、どんな旅になるのか、ちょっと興味があります。
我々は両替も終了し、ゲートを出たのですが、、、どういうことでしょうか。誰からも声をかけられません。前までならば、タクシーやらリクシャー(3輪タクシー)やらにもみくちゃにされていたのに、ツアーのガイドが立札を持って待ってるだけで、客引きの存在が全然見当たりません。デリーは前からこうだったのか、最近そうなったのかわかりませんが、なんだかちょっと寂しい気がしたのも正直なところ。
今回の旅行は一人旅ではないので、一応、ツアーを組んでいきました。各都市の移動とホテルとその間の送迎だけを組み込み形で、半分は自由旅行です。やたらと立派なバスに乗り込み、ツアーの説明を受けます。そう言えば3年前は公共バスに乗ってこの道を走ったんだな~なんて回想されます。40分ほどでデリー市内のホテルに到着、チェックイン。今までのインドでは泊まったことのないような立派なホテルです。とは言うものの、そこは何んとなくインド。やたらと従業員が多く、それぞれに役割分担があるようです。今回、男性3名、女性4名だったのですが、3名となると、ツインとシングルに分けられます。しかしそうなるとシングル分の料金がかかってしまうので、ツインにエキストラベッドを入れてもらって3人部屋にしてもらいます。しかし、、、部屋には何と大きなダブルベッドが一つに小さなエキストラベッドのみ。さすがに男同志でダブルベッドはきついのですが、そこは何とか毛布を別にもらうことで対応。下はいいのですが、掛け布団まで一緒だとさすがに、、、ひきます。
とりあえず部屋に荷物を置いて、ロビーで待ち合わせ。女性たちが降りてきたのですが、どうもテンションが低目です。どうやらシャワーのお湯の出が悪いとかで。私は確かめもしませんでしたが、インドだけに十分ありうることでしょう。と言うか、私はインドでホットシャワーにかかった経験がないのですね。でもまあ、美味しいものででも食べに行こうということで、近くのレストランに案内してもらいました。お客さんはほとんどが外国人でしたが、本格的な美味しいインド料理を食べることができました。おまけにビールまで。実は出発前、インド国内ではビール飲む機会あんまりないですよ、、、なんて言ってたのですが、早くもそれは破られます。それにしてもとにかく量が多かったです。フライドライス(チャーハン)一人前も軽く2人分はあったでしょう。インドはとにかく量が多かったのでした。庶民のお店でも腹いっぱいになるまで食べさせようとして、ご飯ならばお代わり自由のお店も多いです。ともあれ、この店はカレーもご飯もナンもビールもとても美味しかったです。それで一人千円もかからなかったのはやっぱり安いです。食べた後はホテルに戻って明日の早起きに備えます。(実はデジカメのメモリカードに故障により最初2日間の写真が消えてしまいました。メンバーから写真が送られてきたらまたアップします)