みねまいこ 2004.7.26
2004年 07月 26日
終了後事務所に戻って、ずっとパソコンに向かっていました。
夜は、「みねまいこ」のライブに行ってきました。
「みねまいこ」は私の大学時代からのお友達で、現在はプロの歌い手をやっています。
これまで何度かライブに誘われていたのだけど、ずっと都合がつかず、今日、ようやく行くことができました。
7時開演と聞いていたけど仕事が長引き、8時に親不孝通りのライブハウスに到着。入ってみると「みねまいこ」らしからぬ音楽がなっていました。店の人に聞くと、そのすぐ後だと。ツイてる。まだ始まっていなかった。
間もなく「みねまいこ」登場。バックのメンバーはおじさんばかりでなかなか神秘的。
「みねまいこ」がオンマイクで突然歌いだす。
「みねまいこ」が激しく腰を振る。
「みねまいこ」が歌い終わる。
「みねまいこ」がMC。
「みねまいこ」が笑う。
「みねまいこ」が眉間にしわを寄せる。
「みねまいこ」が高周波の音を発する。
「みねまいこ」がα波を発するが、θ波はまだ発しない。
「みねまいこ」がブラジャーを振り回す。
「みねまいこ」の床がトランポリンになる。
「みねまいこ」がメンバー紹介をする。
「みねまいこ」が雄叫ぶ。
「みねまいこ」がわざと曲名紹介を間違う。
「みねまいこ」が歌う。
「みねまいこ」が90°お辞儀をする。
「みねまいこ」が撤収する。
「みねまいこ」の歌は昔はよく聴いていたけど、改めて聴くと、ますます孤独になっていた。いや、孤高になっていました。普通の歌い手というのは、聴いているとどこかしらルーツとなるものがわかるのだけど、「みねまいこ」の場合は突然変異的に自然発生したとしか思えない音楽が鳴っています。上手い下手は別として(笑)、オリジナリティを信条とする歌い手にとって、これはものすごく大きな武器でしょう。見ていると、一部に熱狂的な信者がいるようだけど、嫌いな人はとことん嫌いでしょうね。これもちろん褒め言葉だけど。どうでもいいけど、「みねまいこ」の歌を聴いていると「生態系」を連想しました。意味分かりません。
ライブが終わって話していると、「みねまいこ」の友人であり、私もちょっと知っている、こんな人にも会いました。この人は最近本を出して、彼の書く本にしては異例の売れ行きだそうです。ちなみに彼の20年来の友人に「セカチュウ」の片山恭一氏がいるのですが、片山氏が売れているから、この人も売れる。すると友人である「みねまいこ」も売れる。そしてまたその友人である「わたし」も売れるわけです。そしてその後にも「売れる連鎖」をつなげていきたいものです。
今日はおもしろい日でした。
(写真は走る「みねまいこ」)