集落歩き 2004.7.17
2004年 07月 17日
朝の7時から打合せに入るため、私は朝の4時半におきて、スタッフを車で拾って町に向かいました。
仕事の内容は、町の農村・農業振興のために、地域(集落)を歩いて点検し、問題個所や活用すべき地域資源を発見して、最終的にその地域の農村振興の方針を決めるのを支援します。
点検する人は、そこに住む住民で、今流行りの住民主導型のまちづくりというものです。
午前中はグループに分かれて各集落を1時間半ほど歩き回りました。歩く場所は山川町だけに完全な農村で、コースに示されているところに田んぼのあぜ道などもありました。
住民さんが口を揃えて言うのが、やはり昔と変わったと言うことです。変わるのは当たり前なのですが、悪く変わってしまっているのが残念なことです。
水路などは昔は魚が泳いでいて子ども達はそこで小魚やどじょうを捕まえて、食卓の一品にもなっていたそうです。
しかし、今日見つけたのはどじょうが2~3匹。他はジャンボタニシにその卵、小さな蛙程度でした。それらは、基本的に水が汚くても生きていける上に、繁殖力もすごいので、すぐに生態系を支配してしまうのだそうです。
このジャンボタニシですが、実は1970年代にエスカルゴの代わりとしてアルゼンチンから輸入されたもので、結局、食用として日本に定着せず、最終的に野生化して広がったという話です。
ひどい話です。今では食べるどころか、我々の食べる米を食べてしまうので、害虫以外の何ものでもなくなってしまいました。見た人も多いと思いますが、「探偵ナイトスクープ」でジャンボタニシと卵を食べる回がありましたが、天才林先生をしても「ドブ」の味は取れず、番組にしては珍しく不発に終わってしまいました。ほんとに、誰が食べるために輸入したのでしょうか。
それにしても、福岡市などの都会では都市化によって環境が悪くなってしまうのもわかるのですが、山川町のような田舎でもそのように生態系の破壊が進んでいるのはショックでした。
午後は、点検した材料をもとに、集落のむらづくりの方針を定めました。私は支援者として参加していますが、これはこれで楽しい仕事でした。
全ての工程が終わってからは、軽い打上げ。しかし私は運転だったため飲めませんでした。ですが、農家の人と膝を突き合わせて語り合えたのはなかなかの収穫でした。
(写真はジャンボタニシの卵)

























