とりとめなく 2004.6.20
2004年 06月 20日
午前はN・E・Wの選抜メンバーで結成されたビッグバンドの練習です。私はここでは本業のクラリネットからテナーサックスに持ち替えます。本業と言う程のもんでもないですが。。。
このバンドには団員の友人であるN氏がドラムで参加されます。彼は視覚に障害があり、いつも盲導犬を連れていますが、ドラムを叩かせると周囲がものすごくドライブします。また、ドラムの手数の多いこと。現在はプロとして活動されていますが、このような方と一緒に演奏できて本当にラッキーです。
午後は通常の練習です。今日も見学、新入団の方が来られていました。新しい人が来るのはなんにつけ楽しいものです。我が団ももうじき、福岡一の大所帯バンドになりそうです。
夜は何となくテレビを見ていました。「オレンジデイズ」というドラマなのですが、これは3回に1回くらい見ていました。それでもストーリーが追えるのは近頃のドラマが優れているのか、このドラマが単純なだけか分かりませんが、今日は最終回だったようです。主人公の男女がいろいろあった末に結ばれるという非常に陳腐な結末でしたが、舞台が卒業式ということで、見ながらいろいろ考えてしまいました。
私はこれまで卒業式を3回経験しています。高校、大学、大学院です。小学校や中学校も卒業式はあったのですが私のところは小中高同じ学校だったので、実質的には高校が始めての卒業式でした。
それぞれの卒業式は感慨深いものでしたが、やはり時間の長さから言って高校の卒業式が一番心に残っているのかも知れません。当時は高校生にも関わらず前日から友人の家で酒を飲み、当日も式後に繁華街に繰り出し酒を飲みました。卒業式の甘い思い出もちょっとはあります(笑)。しかし、卒業式の翌日は大学不合格の通知をいただき、奈落の底に突き落とされました。そんな怒涛の3日間が高校卒業式の思い出です。大学、大学院の卒業式もそれなりに思い出があります。
今後の人生で卒業式を経験することはあるのでしょうか。仕事をリタイヤする時は1つの区切りではあるでしょうが、当然、大勢での「式」にはならないと思います。そう考えると、「卒業式」の昂揚を今後味わえないのは寂しいものです。
おそらくそう考えている人も少なくはないと思います。そうなると、日常の中に1つの区切り的やな抑揚を生み出す仕組み(=擬似卒業式的)づくりがまちづくりやビジネスにも結びつきそうな気がします。1つの糸口として頭の隅に置いておきたいですね。
今日はなんとも取り留めのない「日記」になってしまいました。
明日から新しい一週間が始まります。テンションあげて頑張っていきましょう。
(写真は高校時代の私(一番右)-寮にて)