縁は異なもの 2004.6.18
2004年 06月 18日
余談ですが、一般に先進工業国として繁栄するのは北部(又は極に近い地域)であり、いわゆる発展途上国の大半が南部(又は赤道付近の地域)になるという世界の分布図があります。なぜこのように南北できっちり分かれるのでしょうか。一般的には北部の大半がキリスト教国であり、その教義における勤勉精神こそが産業、資本主義の発展を促したという説明があります。しかし私は単純に「北部は働いてエネルギーを獲得しないと凍死・餓死する」のに対し、「南部は何もしなくても衣食住に事欠かない」からだと思っています。確かにあれだけ豊富なフルーツと美味しい空気、灼熱の太陽があれば、一日何もしなくてもいいし、したくなくなります。日本の不幸は冬が寒いことでしょう。
さて、そんな風で、午前は営業と図書館での調べもので、一応は仕事をしたのですが、午後はまたしてもだらだらと過ごしてしまいました。あまりの暑さに事務所の皆も仕事モードでなくなり、私は同僚と非生産的な話(実はものすごく生産的)に時間を費やしてしまいました。
夕方お金をおろしに外に出ると、本屋とCD屋という誘惑に負けてしまい、小一時間ほど時間を費やしてしまいました。しなければならない仕事は残っていますが、今日のところは金曜日でもあるので、いち早く退散することにしました。
そして今日もNPOの会合に出席です。最近、実業は実業としてあるのですが、どちらが楽しいかと言えばNPOになるのかもしれません。NPOでは単なる役所の下請け的仕事でないのが魅力です(現在はボランティア的な係わりですが)。そして今日はある街のコミュニティFM局からの突然のオファーで会合がありました。
そのオファーとはそのFM局が街の活性化のためのシンポジウム的なイベントを企画しており、その知恵出しについて当NPOに持ちかけてきたものです。突然のオファーだったので、私はてっきり会員の誰かとの関係だと思っていたのですが、先方の方がたまたま当NPOホームページを見て、「ここだ!」と思って連絡されたということです。数あるNPOの中でなぜに全く係わりのない当NPOが。。。
偶然と言えば偶然ですが、同時にホームページの威力を改めて認識させられました。
まあ、この先どうなるかは分かりませんが、このような偶然の出会いに限って、素晴らしいものが花開くものだと信じています。ジャズのスタンダードではないですが“WHAT A DIFFERENCE A DAY MADE(縁は異なもの)”ですね。
その後は、軽く飲むつもりが2軒行っただけで1時を超えてしまいました。今日は大してお金を使ってはいないのですが、今月の飲み代は家計簿つけ始めて一年、最高額となってしまいました。
(写真は熱帯のフルーツの王様、ドリアン―実は大好物)