吹奏楽際 2004.6.13
2004年 06月 13日
今日は吹奏楽の祭典「水槽が臭い」でした。これは多くの団体が出演する半年に一回の祭典です。
我々の出番は夜の6時半からだったので、昼から文化センターで練習をしたあと、夕方ごろに会場に集まりました。演奏前は、なんだか演奏の本番という雰囲気がなく、何となく緊張感がありませんでした。
さあ、6時半。舞台に入ります。いつものことながら、兵隊のように並んで舞台に入るのは何とも言えんいい気持ちになります。
吹奏楽際では他の団体は割合真面目に演奏しますが、我がN・E・Wはそういう時こそ何かやるバンドです。
いきなり「あるある探検隊」じゃなくて「発掘!あるある大辞典」のテーマでノリノリにスタートしました。私は途中でアドリブソロがあるのですが、よく分からんソロになってしまいました。
曲の最後には一瞬止まる場面があるのですが、そこで何を仕込んだのか、「テーブルクロス引き芸」となりました。芸人はダンディ坂野似のGETS(←そのままやんけ!)。真面目な好青年だったのが見事にキャラをつくられてしまい、気の毒でなりません。ワイングラスを計算高く落すところなんて憎い限りです。
二曲目はラテンフレーバーのザ・ボレロ。いや~、緊張しました。演奏前の緊張のなさはどこに行ったのでしょう。ご存知のように、この曲では楽器ごとにソロを回すのですが、今回の演奏ではいろんなところで見事なアドリブが入りました。楽団員60名が崖っぷちスレスレ状態を楽しみました。しかし皆大したものです。崖っぷちでも、きちんと綱を渡りながら最後には見事な着地を決めるのです。これはあたかも「集団インプロビゼーション」。40年代のカウントベイシー楽団顔負けでした。
聴いていた方もスリルがあったでしょうね。でも、こんなにノリがよく、スリル満点なバンドなんてなかなかないでしょうね。今年も我が団の演奏を聴いて入団を希望してくる人が何人かいたようです。
演奏後はいつものごとく打上げ!なかなかに大盛り上がりでした。
まあ、今日なんかは「お祭り」ですし、いろんなことがあってよかったですね。うまくできた人はGOODJOB!。うまくできなかった人はDONTMIND!。次がまたあります。いい経験をありがとうございました。
次回もさらにピースな愛のバイブスでポジティブにいきたいですね(←私もたいがいしつこいですね)。
(写真は崖っぷちの私―アイルランドはクリフモハー)