掃除機を吹く 2004.6.5
2004年 06月 05日
今日はまた新しい趣味ができました。
それは「掃除機を吹く」と言うことです。
正確には掃除機に付いている筒に口をあてて唇を震わせながら「ブーブー」鳴らすのです。
実はこないだ月曜日に聴いたディジュリドゥがものすごく衝撃だったようで、「オレも吹きたい」といても立ってもいられなくなり、飛びついたのが掃除機の筒だったのです。
吹き方はトランペットなど金管楽器を吹く要領で唇を筒口にあてて震わせて音を鳴らします。
私はリード楽器は吹けるのですが金管楽器はほとんど吹いたことがないので最初はうまく音がなりませんでした。
でも一時間ほどロングトーンを続けているとしだいにこつがわかり、夜の今ではなかなかいい音がするようになりました。
また、ホーミーの要領で倍音を鳴らすコツもつかみ、今は一応「ディジュリドゥ~、ディジュリドゥ~」と鳴らせるまで上達しました。たった一日ですごいでしょう。
しかしこの先が難関です。ディジュリドゥは息継ぎなしで延々と吹きつづける、つまり「循環奏法(サーキュリー・ブリージング)」を習得する必要があるのです。これは息を吐きながら吸う方法で、かなり難しいです。しかし習得すると何かと便利そうです。目標は一ヶ月。頑張ります。
なんだかまた新しい世界が開けそうな感じです。
(写真はディジュリドゥ奏者のチャーリー・マクマーン)