願望の木 2008.9.21
2008年 09月 21日
ただ、これは我々大人の世界でも同じ。日頃から付き合っている人によって人格はどんどん変わっていきます。一方で自分が変わると付き合う人も変わる。どちらが先かというのではなく、どっちもだと思います。そして結局は「自分=付き合う人」となっていくのでしょう。自分のことを知りたければ、付き合っている人のことをよく見ればわかります。悪口ばかり言ってる集団だと、自分も知らぬ間に悪口ばかりの人格になっていきますよね。それ考えると、私もかつては悪口大王だった時期がありました。とにかく人の欠点ばかり目に付くのです。そしてそれを口に出して自分を優位に置こうとします。今考えると、決してハッピーではなかったですね。
しかし今はゼロではありませんが、ほとんど悪口も言いませんし(批判をすることはありますが)、周りの人もそんな人ばかりです。ですので、今は昔に比べてめちゃハッピーです。そう言えば、ここ最近、この1~2か月ばかりは人と会うと言えば、営業でお客さんと会うことがメインとなっていました。8月に入ってから一度もセミナーをやっていないこともあり、多くの人との交流がちょっと減っています。とりわけお盆明けは「雷事件」により、外に出歩くことも減っていましたし。
と言うわけで、来週は久々に東京出張です。出版社との打ち合わせがメインですが、それに合わせてインドの話し合い、そして別枠で飲み会も開かれます。とても楽しみです。そしてその翌週もまた大阪。さらにその翌週はちょっとしたツアーが予定されており、さらにその3週間後にインドツアーとなります。ここ最近、私を含めて目まぐるしく「変化」している人が多くなっています。
今日もコーチングの時に話をしていたのですが、去年の今頃と比べて今年の変化は凄い!とおっしゃる人が私の周りにもたくさんいらっしゃいます。もちろん私もそうです。去年の今頃の時点では、まさか営業をしているなんて思いもしなかったです。ましてや加賀田先生に会ったことがきっかけなんて。一方で、出版はどんな形にせよ進んでいるとは思っていましたが、意識の上ではもう少し早いと思っていました。しかし、早い遅いを超越して、素晴らしい出会いにより進んでいることは事実。また、本当にインドに行くことになるとかも去年の段階ではリアリティがありませんでした。
今日のコーチングでふと出て言葉。結局、「願い」ってのは、思わぬ形で叶うもの。「願い」を立てるにはなるべく具体的に細かく設定した方がいいと言います。それは確かにそうです。しかし本当に叶う際は、必ずしも「その通り」と言うわけではありません。例えば「2008年9月に本を出版する」と願いを立てていたとしましょう。だからと言ってそれが「2008年9月」であるとは限りません。私にとって重要なのは、「時期」ではなく、出版そのものなのです。それも一番いい形で実現することが重要なのです。
つまり「幹」と「枝葉」があるとすれば、「幹」が重要なのであって、その「枝葉」はあくまで「枝葉」なのです。では、その「枝葉」は何のためにあるのでしょうか。それは「具体化」であり「臨場感」のためにあるのです。「願望実現」とはまさしく「木」を植えて育てるようなもの。
「種」を蒔くことが願いを込める段階。どんな「木」に育ち、どんな「実」がなるのか。それを明確にイメージします。そしてひたすら水をやったり肥料を加えたりして育てます。それが「行動」です。そしてどんどんと「幹」が逞しく育っていき、その結果、「枝葉」が育ち「実」がなります。それが「実現」です。
しかし最初の段階、つまり「種」を蒔く段階で、「幹」を育てることだけをイメージしても正直楽しくありません。やっぱり心が躍りワクワクする「木」のイメージは、たくさんの「枝葉」や「実」を付けている大きな木の姿ですよね。いくら「幹」が大切だと言っても、「幹」だけの木などイメージしても楽しくありません。そこで重要なのが「枝葉」や「実」を付けた具体的な姿、イメージなのです。
「願望」を具体的にイメージせよとはこういうこと。「枝葉」まで具体的に設定するわけです。それが「時期」であったり、「数字」であったり、「姿」であったり。しかしながら、木を育てるのと同様、必ずしも自分の思った通りの枝葉にはなりませんし、思った通りの実がなるとは限りません。思った以上の大きな枝ぶりのこともあれば、それ以下のこともあります。思った以上に美味しい実がなることもあれば、それほどでもないこともあります。
しかしいずれにせよ、枝葉や実が成っているということは、既に「幹」ができているということになります。それが「願望実現」の姿です。願いが叶った姿なのです。しかしながら、やっぱりできることなら、自分の思った通りかそれ以上の姿で実現して欲しいものですよね。それを決めるのが、「種」を蒔いた後の「行動」であり、「工夫」なのです。
いくら立派な「木」をイメージしたところで、「種」を蒔いて何もしなければ育ちません。立派な「木」をイメージしたところで、毎日丹念に水をやり、適切な肥料を加え、時としてモーツァルトの音楽を聞かせるなど「工夫」をすることで、「木」は大きく育ちます。とにかくひたすら「行動」なんですね。すると時期が来ればきちんと「木」が育ち、行動によっては予想以上の大きな木になり、美味しい実を付けます。これが「願望実現」のメカニズムなんですね。
私自身も含めて、いろんな人のコーチングをさせて頂いていると、うまく行っている人は皆さんこうです。とにかく一年後はこうなりたい、3年後はああなりたい、など具体的なイメージを持ち、そして行動します。すると忘れた頃に、思わぬ形で叶っているのです。種を蒔いてすぐに「早く育て早く育て!」と呪文を繰り返すことはありません。もちろん別の種を蒔き直すこともありません。蒔いた種を一生懸命育てているのです。するといつの間にか、思わぬ形の木に育っているのです。多少の時間はかかります。それは半年とか一年の人もいれば、それ以内の人もいます。しかし少なくとも、蒔いた種とにらめっこしているだけでは育ちません。適切な行動を通して、そして忘れた頃に叶っているのです。
重要なのは「木」のイメージを具体的に持つこと。そして後はひたすら「行動」すること。これだけで忘れた頃に気は育ち、願望は実現しているのです。そんなことを近頃、びんびんと実感します。皆さんはどんな「木」を育てたいですか?
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