人間は「〇と〇〇」なのです 2008.4.29
2008年 04月 29日
そして9人ばかりで居酒屋へ。間もなく別のグループから電話があり、お呼びがかかります。時間も時間だったため、ビールを二杯ほど飲んでから、そっちに移動します。そしてそこからまた飲み始めるのですが、どうも昨日のトークライブと五日市さん講演会の余韻で、皆さんもなぜか高揚していて、終電時刻が恨めしくなってきたのです。それでも数名はぎりぎりで帰られましたが、私を含む数名は「開き直り」に入りました。そして終電が出たことを確認してから、またオーダーします。ははは。そのまま始発まで。お店は「ワタミ」だったのですが、閉店は朝の5時。ラストオーダーを聞いてから店を出たのですが、もう御日様も出ていました。そして爽やかな始発に乗り込みます。私のトークライブから、中には静岡から一緒の方もいらっしゃり、なんだか別れするのが名残惜しいのであります。五日市さんの講演会で「さようなら、と3回言うと、3回目に涙が出る」という話がありました。まさにこれ。電車の中で涙を見せたくなかったので、「さようなら」と3回は言わずに、「じゃあね~ばいば~い」で済ませました。
で、人とお別れするたびに見えなくなるまで手を振り続ける。。青春なさってますね~(by加賀田)の世界です。しかし、それにしても濃密な時間でした。私も本当に久々にオールナイトで飲んでしまい、その間、いろんな話をさせて頂きました。もちろん私一人でしゃべるわけではないのですが、なんだか凄い話をしていたようです。。。ブログでも書けない、セミナーでも言えない、懇親会でも言えない、だけどオールナイトの時間だけは、気分が高まって思わず言ってしまう、、、みたいな話まで。そして最後は「愛と感謝」の話。ものすごくクサイ話ではありますが、これこそが私の本心だったりします。人間という存在。その究極の究極の究極が「愛と感謝」です。
そうそう、以前、「なぜ、リンゴは気持ちいいのか?」という話をさせて頂いたと思います。その日記のその箇所を再掲しますと、、、
つまり「リンゴは赤い」のです。そして「リンゴはすっぱい(甘い)」のです。また「リンゴはビタミンCがある」のです。さらには「リンゴは美味しい」のです。しかしこんなことは我々にとって重要なことではありません。実は「りんごは気持ちいい」のです。本当に重要なことはそれなんです。しかし、どの書物を探しても「りんごは気持ちいい」とは書かれていません。なぜか。そんなことを書くと、クレームが来るからです。中には芯を繰り抜いて「オ○ニーマシーン」のようなものを連想する人がいるかもしれません。実は本当の重要なことを書いているにも関わらず、それが理解されないのです。
という話でしたね。人を煙に巻くような言い方で、思いっきり脳に「空白」ができたと思います。セミナーやトークライブでこの「真理」を説明すると言っておきながら、結局、忘れてました。オールナイトトークの際、その質問が出たので、できる限りの言葉を使って説明しました。ちょっと哲学的な話をし過ぎて、ただでさえ思考回路が働いてないところ、ますます混乱させてしまったかもしれません。で、もう一度、この話のことを整理して言いますと、要するに「本当に重要なことは書けない、書いたとしても理解されない」と言う話なのです。
結論から言うと、リンゴは気持ちいいから存在するのです。それは人間や動物、自然界との関係において。いやむしろ、すべて「気持ちいい」から万物は存在しているのです。リンゴは甘いから、赤いから、ビタミンだから、美味しいから、、、そんなのはリンゴを概念化する際の現象面でしかありません。
ちょっと哲学的な話に踏み込みますが、「本質」という日本語がありますが、その反意語は何かご存知でしょうか。「上」の反意語は「下」です。「抽象」の反対は「具象(具体)」です。それと同じように、「本質」という言葉にも反意語があります。それは「現象」です。「本質」とはまさしくそのものの本質。一方の「現象」とは、表面的に現れているもの、認識できるものを言います。「自然破壊は現象の一つであって、その本質は人間の自然に対する不敬なんだよ」という言い方をします。「彼女が怒っているのは現象であって、その本質は愛してるから、ということなんだよ」という言い方をします。
この意味で言えば、リンゴを現象面でとらえると、甘いだったり、すっぱいだったり、美味しいだったり、赤いだったりします。しかし、その存在意義(レーゼンデートル・raison d'etre)は「気持ちいい」なのです。つまり「本質」のこと。人間にとって「気持ちいい」という「感覚・状態」を与えるから、リンゴは存在するのです。美味しい、栄養がある、赤くてきれいなどは、人間を気持ちよくさせるための「現象」であって、単純に美味しいから存在するではありません。赤いから存在するのではありません。例えば「毒リンゴ」はおとぎ話にはありますが、現実にはありません。どんなに美味しくても栄養があっても美しくても、「毒」があれば、それは人間を気持ちよくはさせません。だから存在しないのです。しかし「毒キノコ」は自然に存在します。これは人間にとっては気持ちよくありません。どんなに美味しくても。学術的な知識はありませんが、私の解釈だけで言うと、「毒キノコ」の存在意義は、「大自然」にとって気持ちがいいということなのです。毒をもつことで動物から食べられなくする。それで種の保存をする。つまり「毒」を保存する。その毒は動物には害であっても、もしかしたら大地や他の植物には必要なものかもしれません。結局、大自然からすると、「毒キノコ」は地球を気持ちよくさせるために存在しているのでしょう。つまるところ究極は地球や宇宙を気持ちよくさせるために、すべての存在は意義を持つのだと思います。人間にとって気持ちよくなくても、他の動物や植物にとっては気持ちいいかもしれません。
リンゴサイドから見ても、人間や動物が食べてくれるから、種子を運ぶことができるのです。そのようにしてリンゴは自らの生態圏を拡大することができ、結局、リンゴという種にとっても気持ちが良くなるのです。この「気持ちいい」というのが、存在の意義であり、本質なのです。しかし、本質を「言葉」で伝えても、必ずしも伝わるとは限りません。もう一度言いますが、リンゴの本質は「気持ちいい」です。リンゴだけではありません。すべては「気持ちいい」の上で存在が成立しているのです。
しかしながら、いくらそれが「本質」であると言っても、ストレートに「リンゴは気持ちいい」と言っても伝わらないし、場合によっては誤解を生みます。誰か男性が「リンゴ、めっちゃ気持ちええわ~」と言ったとすると、おそらくヤバいと思われるでしょう。リンゴの芯くりぬいて、チ○コぶちこんで、オ○ニーマシーンみたいに使ってるんちゃうか!みたいな目で見られて、友達をなくすでしょう(間違っても私はやっていません!)。友達を失うことは、男性にとって気持ちよくありません。ですので、リンゴを表現するのに「本質」論では存在意義をなくすわけで、だからこそ、あえて「本質」ではない「現象」の面でリンゴを説明するわけです。「おれ、リンゴ、好物やねん、美味しいから」と言って、「それはリンゴが好物であることの本質をついてない!」なんて、からむ人はまずいないでしょう。「だよね~美味しいもんね~」でコミュニケーションは成立します。
くどくどと長くなりましたが、物事は「本質」を述べることだけで伝わることはめったにありません。「本質」だけで伝わったら、よほどの哲学者です。だからこそ、「現象」面での説明が必要なわけです。多くの成功法則などもそう。「本質」だけ述べてわかる人はいないでしょう。もちろん本質は述べられるのですが、すぐに腑に落ちる人はほとんどいないでしょう。だからこそ、いろんな事例などの「現象」を紹介することで、なるべく自力で「本質」に近づかせようとするわけです。そして本当に自力で成功なら成功の「本質」をつかむことができたら、その人は必ず成功します。しかし、それらを本やブログで納得させるのは、至難の業です。本やブログよりは、オーディオ教材、オーディオ教材よりは講演会やセミナー、講演会やセミナーよりは個人セッション、そしてプライベートークとなるのでしょう。ぶっちゃけ言うと、成功の本質を知っている「人」と一緒にいるだけで、成功の本質がつかめたりします。その「人」の本を読まずとも、言葉を聞かずとも。だからこそ、リアルコミュニケーションは必要なのです。今回、私のトークライブに初めて参加された方は、おわかり頂けたと思います。ブログに書いてないことも多少は言ったかもしれませんが、よく読めば、ほとんどが書かれてたりします。しかし、トークライブやセミナーで直接話を聞いたり、簡単なワークをするだけで、何度も読んでわかった気になっていたことがストンと腑に落ちたと思います。「なぜ、強く願うと叶わないのか?」なんて話は一万の言葉を使うよりも、数秒のワークで一気に腑に落ちたと思います。実際、アンケートにもそのようなことがたくさん書かれていました。だからこそ本の数倍の費用を払ってでもセミナーに参加する意義があるわけです。
そうそう、ちょっと宣伝させてください。6月28日(土)に非常に貴重なイベントが開催されます。「第1回ワンデー・サクセス・カレッジ(←音が出ます、そして鳥居さんが成功の秘訣についてもお話してますよ!)」と言うイベントで、趣旨はまさしく「1日で成功者のマインドを身に付ける」ことです。成功するには、成功者のマインドを知ることが不可欠です。逆に言えば、成功者のマインドになれば、自然と成功できちゃうわけです。では、成功者のマインドを知るために、どれくらいの本を読めばいいのでしょうか。こればかりは未知数です。このイベントの講師を務められるのは、中井隆栄さん、鳥居祐一さん、望月俊孝さんのご三方ですが、おそらく彼らの著書を一回読んだだけで、すぐに成功者のマインドが身に着くとは限りません。何度も何度も繰り返し読んで、初めてその「本質」をつかむことができるかもしれない、というのが現実です。しかし、3人の話を「直接」聞くことで、何をするよりも早いスピードで「本質」に到達することは間違いないです。だから「直接」のセミナーは価値があるし、それだけ費用もかかるのです。
例えば1,500円の本を一回読んでわかった気になったとします。しかし、それで「本質」に到達してないのであれば、わずかな費用かもしれませんが、それは損失であるし、時間的にも無駄を生じさせたことになります。結局、せっかくの「原石」を磨かずにおき、漬物石にも使えないような無駄を生んだことになります。しかし、本が「原石」だとすれば、直接のセミナーは「カットされたダイヤ」です。だから高いのですが、それゆえにすぐに輝きを吸収することができるのです。本を何千冊読んでも、それが「原石」のままであれば、漬物石にも文鎮にもなりません。しかし、ダイヤを直接手にすれば、その時点で、本質的な輝きを手にすることができるわけです。だからこそ「直接」は意義があるのです。
この「第1回ワンデー・サクセス・カレッジ」には私も参加します。今回は客席での参加ですが、第2回では私も壇上に上がることになるかもしれません。いや、なります。鳥居さんが「Qさん、次回、上でしゃべってよ」と言えば、それは実現しますから。そして鳥居さんは私に「そう言いたがっている」という現実があります。そう言ってもらうためにすることは簡単。することすればいいだけです。その一つとして、まずはダイヤの輝きを見に行くこと。それが参加です。ということで、興味があれば、ぜひ、参加をご検討ください。4月までは早割もあるそうですが、もう、ほとんど時間がないじゃないですか。
話が脱線しましたね。「なぜ、リンゴは気持ちいのか」、それは「本質」と「現象」の話。本当に「本質」をつかんでもらうには、本やブログでは限界があるのです。いくらリンゴの「現象」の面を書き連ねても、リンゴの「本質」に迫ることはできません。かと言って、「リンゴは気持ちいい」と「本質」を述べても、もっとわからなくなります。一番簡単なのはリンゴを食べてみることです。そしてその気持ちよさがわかれば、リンゴの「本質」に到達したことになります。
話を一気に戻しますね。オールナイトトークの終盤、人間の「本質」は「愛と感謝」なんて話をしていました。今、この瞬間、このブログの「愛と感謝」という「文字」を見て腑に落ちた人は、よほどの方です。苫米地英人さんが言うIQの高い人、極めて抽象思考に長けてる人です。しかし、本当に本当。人間の本質、存在意義は「愛と感謝」なのです。私がその「本質」に到達したかどうかは、わかりません。しかし、リンゴを食べてわかるように、その「味」を自分なりにかみしめる瞬間がありました。オールナイトトークが終わり、それぞれ手を振りながら、始発で帰路に進みます。私はホテルに戻り、しばし横になって眠りに入ります。
9時過ぎにはチェックアウトして、ちょっとご飯を食べて、浜松町のモノレールの駅に向かいます。高架の歩道橋から東京タワーを見ているとき、ある人からメールが入ります。文面は普通のメールなんですが、昔から私のことを応援してくれている方です。あ、応援してもらってる。そう思った瞬間、、、いったいどういうことでしょうか。涙が出てきたのです。静岡セミナーに始まるこの3日間は本当に夢のような時間でした。何が起こっていたのか自分でもわかりません。五日市さんとの再会、はせくらさん、鳥居さん、栗原さんとの出会い、そして多くのセミナー参加者の方との出会いや再会。そして私はみんなから「応援」してもらっている。「愛」を受け取っている。そして今、心から「感謝」している自分がいる。そう感じた瞬間、涙があふれ出てきたのです。数時間前、ワタミの居酒屋で「人間の本質は愛と感謝やねん!」みたいなクサイ話をしたばかりだと言うのに、東京タワーに見られながら、浜松町の高架上で「愛と感謝」を感じて涙を流す私がいたのです。そうしていると、両親や嫁さん(ツレ)の顔まで思い浮かんで、ますます涙が止まらなくなるのです。やっぱり「愛と感謝」なのです。もしも私に何かミッションがあるすれば何か。それは一言で言って「愛と感謝」なのです。しかしそれは本質です。それだけ言い続けても、感じる、感じてもらうこては難しいです。そのために「本質」を取り囲む「現象」が必要になります。その「現象」を手段として、私のセミナーや著作があります。私はこれですが、おそらく「愛と感謝」は人間の本質である以上、誰もがそれを軸として存在があるのだと思います。すべては「愛と感謝」です。どんな仕事をしていても、どんな勉強をしていても。それがどこかで「愛と感謝」に結びつき、そこに到達するのような「表現(プレゼント)」をすることが、すべての人に与えられたミッションなのではと思いました。私は浜松町の高架上で「愛と感謝」というリンゴを食べました。そこで涙が出るという経験をしました。リンゴで言うところの「気持ちいい」を体験したのだと思います。
今回の3日間の旅は本当に実りあるものでした。最後の最後、私にとってもすごく大切な気づきを頂きました。ちなみにその時のメールの主は、、、「ももまんじゅう」さんでした。心から感謝申し上げたいと思います。そしてこの3日間でお会い頂いた皆様にも、本当に心から、心から「ありがとうございます」と言わせてください。ぜひまたお会いしましょう!ありがとうございました。
本当にありがとうございました♪
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もうね!! Qさんのブログ読むと、私の目の前にQさんが現れて語ってくれますよ!!
ももまんじゅうさんも、私の目の前に現れてしまいますよ♪
愛のある人は、本当に潜在意識にスパ~ンと入っています!!
思えば、すぐ目の前にいる感じです!!
しかも~かなりリアルです!!
はせくらみゆきさんが、ももまんじゅうさんのことを、宝珠と言われていました♪
ももまんじゅうさんは、見ているだけで愛を感じ増す♪
純粋な意味で、今、すんげ~ももまんじゅうさんにハグされたい(笑)
6月28日は、私も行きますよ♪
ありがとうございます!
ふっと思ったんですが・・・
この怒涛の静岡~東京の3日間から
Qさんのブログが、なんだか今までのブログと違うんです。。。
何が違うのかハッキリは分かんないですが、
なんだか読んでて、心地よくて、温か~い気持ちになるんです。
まさにQさんは「ターニングポイント」を迎えられたんですね!!!\(^o^)/
なんか、よいのです。心地よいんです…。
ももさんの あたたかい言葉が目に浮かびました。
あたたかい気持ち、明るい笑い、気づき 感動の涙
Qさんと出会えてからたくさんの喜びがあります。
ほんとうに、すべてのことに感謝です☆
ありがとうございます☆
ももまんじゅうさんは「愛と感謝」そのものの方だと思います♪
そのことに気づかれた鳥居さんは素晴らしい♪
私もももまんじゅうさんの存在に励まされている一人です♪
ももまんじゅうさんに守られているQさん、そのことに心から感謝されるQさんも本当に素晴らしい♪
とっても感動しました♪
ありがとうございます♪
本当にこの3日間の日記、熱くまっすぐで素直…、Qさんがすごいステージに上がった事がすっごく伝わってきます!!
生きていく中で最高の心の状態ってこういう思いをしている時なんでしょうね。愛と感動を濃さと量の多さが、ある意味成功と幸せにつながるのかな。この日記に出会えて本当に気持ちよいですよ~!
嬉しい気持ちと、寂しい気持ちが混ざった、不思議な感情がありました。
でも、この日記を読んで、上に昇っても、本質的な部分では変わらない人だと確信しました。
こちらこそ、今まで多くのものを受け取らせていただきました。
ありがとうございます。
いえいえ、どういたしまして!
コメント、ありがとうございます!
いつもそうですが、私はブログを書くとき、何も考えずにトランス状態で書いています。
この3日間の日記、客観的に読んでみて、すご!と思ってしまいました。
元々はへたれなニートで、一番下らへんまで行ったので、
仮に上のステージと言われようと、たとえどんな成功者よりも、人の気持ちがわかる人間であり続けたいと思っています。
これからもどうぞ応援よろしくです!私もりばーさいどさんを心から応援しています!