徳永英明と俺 2007.12.14

　いよいよセミナーも明日に迫ってきました。今回は私自身の意気込みも強いことから、ご参加頂ける方のテンションもなかなかのものと感じております。セミナー当日が楽しみで仕方ない、などというメールも頂きます。その期待に200％は応えられるようなセミナーにします。毎回言いますが、伝説のセミナーになるでしょう。

　そんで前日の今日になってようやく資料の印刷を仕上げました。本編５頁（３枚）、補足６頁（３枚）の計１１ページもの資料になってしまいました。しかも補足資料は枚数をケチるため、文字をギッシリ詰め込んでいるので、見た目真っ黒です。印刷もやけに時間かかりました。セミナーの進行としては、本編に沿って行うのですが、途中で補足資料にも飛びます。その一つが「加賀田式人間関係構築法」、もう一つが「高次元にアクセスして『なりたい自分』になる方法」という資料です。どちらも文字がビッシリです。どちらも気になる題名でしょう。セミナーの参加者の方は週末お披露目です。それ以外の方は、いずれどこかでセミナーをしますので、その時にご覧になってください。それにしても今回のセミナーは、一応、柱としてのテーマは「潜在意識と身体」なんですが、あまりにも盛りだくさんになってしまいました。しかも「加賀田式」が思っている以上に時間をとりそうです。

　というわけで、実は明日の準備も整っていないので、今日のブログをこの辺で。そんなに忙しくしていながら、夜はたまたまつけたテレビに「徳永英明」が出てたので（キンスマ）、思わず見入ってしまいました。徳永英明は私が中学の頃、「輝きながら・・」で出てきて、割と流行りました。その後、数々のヒットを飛ばしてたのは知っていたのですが、いつの間にか見なくなっていたと思うと、どうやら、「難病」にかかっていたとのこと。「もやもや病」というらしいのですが、名前が怖いですよね。

　で、今日、見てて非常に面白かったのが、徳永が歌手を目指すようになったきっかけの話です。ヤンキーみたいな毎日を送っている中学時代、学校の帰り道かで、川原の橋の下をくぐった瞬間、突然、耳をつんざくような怪音とともに、ある「声」が聞こえたというのです。それは「お前はは歌手になれ」という声です。その声があまりにもリアルだったため、それ以来、歌手になることを意識し始め、ある音楽の授業の宿題で作曲があったそうです。その時、きちんと宿題をしようと思い、親に「ギターを買ってくれ」と申し出たら、高価なものにも関わらず、何も言わずにお金を出してくれたのです。そして、すぐにギターで作曲をして、最初から素晴らしいメロディをつけることができたのだとか。その後はとんとん拍子とまでは行かずとも、紆余曲折ありながらも、きちんとデビューし、ヒット曲を飛ばすわけです。

　で、面白いことを言っていました。ヒットを飛ばしすぎて目標を見失いそうになったこと、事務所経営に悩まされたこと、そして難病にかかってしまったことなどが重なり、ウツみたいになっているとき、揚羽蝶の孵る姿を見て、純粋さを取り戻し、歌手として再出発するようになるのですが、そこで言った言葉が興味深かったです。中学時代に突然、「歌手になれ」という天の声を聞いたのは、実は未来の自分が言ってたのでは、という話です。面白いこと言います。ただ、徳永の言うことはきっと真実だと思います。

　昨日も「潜在意識」の話で、潜在意識には過去未来がない、ということを言ったと思いますが、その点からすると、それはまったく正しい話です。NLPの「タイムライン」というワークの中で、未来の成功した自分からアドバイスを得る、なんてのがありますが、「タイムライン」ではまさしく「潜在意識」の世界を疑似体験しているのだと思います。なのでワーク中にきちんとトランスに入ることができれば、非常にリアルな未来からの声を聞くことができるのです。

　徳永の場合は、本当にリアルな未来の自分の声を聞いたのでしょう。徳永がさらに面白いのは、未来からの声を聞くことができたのだから、ここから未来に向かってメッセージを伝えてもいいのでは、と考えるのです。そしてそれが歌手として再出発する、一つの理由にもなったわけです。徳永英明という人は、実はものすごい人なのかもしれません。テレビでしか話を聞くことができませんでしたが、ある意味、ものすごくスピリチュアルな感性を持っているのだと感じます。いかにもスピ系な須藤元気とかよりは、遥かにそっちの世界に自然と馴染んでいるように感じました。そもそも、あのユニークな声は、やっぱり何かありそうな声ですね。昔から思ってましたが。上手いかどうかで言えば、もちろん上手いのでしょうが、歌唱力だけとってみれば、どちらかと言えば、コブクロのでっかい方が上手い気はします。でも徳永の声は、何かわからないけど、この世に、何かを伝えたくってたまらないような声に感じます。もちろんこれは私の勝手な思いですけど。

　キンスマでは来週も徳永英明の特集のようなので、必ず見ようと思います。近年出した、女性シンガーのカバーアルバムも、かなり鳥肌ものですね。なんか買いたくなってきました。あ、なぜか長くなってしまいました。それでは明日、東京の３４名の皆さん、楽しい一日を過ごしましょう。明後日は札幌ですが、直前に来られてもOKですので、迷っている方は、思い切ってどうぞ。いつでも携帯からメールを読めるようになっていますので。明日、東京は快晴、明後日、札幌は雪のようです。なんだかうってつけの天気ですね。雪の札幌を熱くとかせるようなセミナーにしたいと思います。それでは、今度こそ、本当におやすみなさいです。

徳永英明いいよな！
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