本のこと、ブログのこと 2007.11.1

 5時半起床。近頃、とりあえずはどんなことがあっても5時過ぎには目が覚めるようになっています。それから寝ることもあるのですが、起きて活動を開始するととっても気持ちがいいです。ただ、7時頃には腹が減るので、思わずコンビニとかに行ってしまいます。結婚生活が始まって一週間も経ってないのですが、生活のリズムは良くなってきたように思います。ツレがいつも11時過ぎには寝るので、なるべくそれに合わせて寝るようにすると、どうしても5時には目が覚めてしまいます。それから余分な買い物とか飲食をしなくなっているので、お金も減りません。いつもは夕方になると腹が減ってきて、ついスーパーで余分なものを買ったり、外食したりするので、無駄遣いが出てしまいます。今は夕方に腹が減ってももうすぐご飯だから我慢しよう、という感じになっています。とてもいい傾向だと思います。ちなみに私に兄貴も6月に結婚したのですが、先日会ったらかなりやせてました。元々太ってたので、スマートと言うわけでもないのですが、それでもここ十数年来で最もやせた感じです。これも私と同じように、規則正しい食生活の賜物なのかもしれません。結婚すると太る、という人が多い中、その逆もあるのだな、と思います。私ももっとやせていいきたいと思います(笑)。

 今日は一日家にいました。いろんな事務作業やら書き物やら。昼頃、アマゾンから本が届いたので、コーヒー飲みながら読むことに。何が楽しいかって、本が来たときほど楽しい瞬間はないですよね。今日来たのは、、

・久我羅内「スバラしきマニアの世界
・石井裕之「キミが輝けば仕事も恋もうまくいく!7日間でキラキラになる
・ディーパック・チョプラ「富みと成功をもたらす7つの法則

です。とりあえず全部読みました。まず「スバラしきマニアの世界」については、これはブログ(ホームページ)とセットで読むといいようです。内容としては日本国中のいわゆる「マニア」な人を紹介しているもので、例えば「マンホールのふた」「うすい建物」「コオロギの戦い」「楊枝」「ホーミー」「テルミン」などを集めたり極めたりしている人たちが出てきます。各話のほとんどにそのマニアさんのブログやサイトが紹介されてるので、それと一緒に読むと時間が経つのも忘れます。私ってこういう話好きですから。ではなぜこの本を買ったのかというと、、じゃじゃ~ん、実は我らが昆虫料理研究家「BUGEATER内山」氏が紹介されているからです。5ページほどの紹介ですが、ほとんどこれだけのために買ったと言っても過言ではありません(が、他の記事も面白かった)。筆者も実際に内山氏の試食会に参加したようですが、どの料理もとても美味しかったと言っています。最後に内山氏の美味ベスト3をあげているのですが、それは「カミキリムシの幼虫」「スズメバチの幼虫と蛹」「セミの幼虫」となっています。カミキリムシの幼虫はもともといろんな世界で常食とされており、とても美味しいものだそうです。この本にはかかれてませんが、クワガタの幼虫も美味しいそうですが、、、かぶと虫の幼虫だけは頂けないとか。カミキリムシやクワガタの幼虫は木の中にいるのに対して、かぶと虫の幼虫は土の中にいます。ですので、かぶと虫の幼虫はどう考えても腐葉土そのものの味なんだとか。わかる気がします。

 で、次。石井裕之さんの新刊ですね。アサミホホコさんの本みたいな表紙です。コンセプトは「うまくいくから輝く」のではなく「輝くからうまくいく」、だから輝こう、みたいな感じです。その考え方には共感します。そして7日間で輝ける自分になるためのレッスンが紹介されています。本当なら一日一章で実践しながら、一週間かけるのがいいと思うのですが、待ってられず一気読みしてしまいました。。。随所随所に石井さんらしい厳しさと優しさが感じられる良書だと思いました。が、読み物としては内容が薄い気もしましたが、これは素直にレッスンに従って実践していくものなので、これはこれでありだと思います。何かすごい話が書かれてるわけでもないので、読み物としては物足りないかも。でも、これはこれでいい思います。人によっては人生が変わる可能性もあるかもしれません。

 で、次。ディーパック・チョプラの新刊ですね。と言っても、以前出てたものの新訳だそうで、本としては古典の部類に入るかもしれません。私も尊敬しているアンソニー・ロビンズがメンターとしているチョプラ氏。私が最初に読んだチョプラ氏の本は「迷ったときは運命を信じなさい―すべての願望は自然に叶う」でしたが、ある意味「お経」のような本だという印象をもちました。分かるけど分からないみたいな。この本も同様。今日は速読で読みましたが、とうていそれで許される読み物でないことだけはわかります。何度も読むべき。今の私の読解力では、うまく咀嚼して伝えることも難しいので、今日のところは控えておきます。それにしてもインドって、やっぱりすごい人がいるものです。もともとお釈迦様を産んだ土地ですし、近現代においても、ガンジー、マザーテレサ、アマルティアセンなど、世界に大きな影響を与える偉人が次々と輩出されています。チョプラもその一人なんだと思います。とりあえずこの本は傍らに置いて、そのうち原書でも読んでみたいと思います。


 ところで、、、今日の昼、ミクシィにちょっとした文を書き、ちょっとした反響を呼んでいるようです。基本的にミクシィの日記はどうでもいいメモ代わり、時々、あまり公にしたくない自己開示、ブログにかけないようなコアな話題、、、などを取り上げることがあり、ある意味、私の本音に近い部分があるのかもしれません。で、今日の文章ですが、ブログに公開しようかどうか迷ったのですが、とても重要なメッセージだと思い、なるべく差し障りないよう、文章を改編して公開したいと思います。ちょっと辛らつな内容かもしれませんが、ある意味、自己批判でもあります。ではいきます。


(ここから)

【ブログに振り回される人々】

私のメインのブログ「宇宙となかよし」は現在ランキングに参加しています。

「哲学思想」というややマニアなカテゴリーにも関わらず、人気の高いランキングで、面白いブログもたくさんあるようです。私のブログはそこでほぼコンスタントにベスト10に入っているので、いろんな人に読まれているようです。

ただ、私がそのランキング内のブログを読んでいるとか言えば、そうとも限りません。ランキングページからたまたま目に付いたエントリー名が興味を引けば読みにいく程度。基本的にはさほど興味がないのかもしれません。その中で、ある上位ランキングのブログについて、、「読み物」としては面白いな~と思って時々読んでいたものがあります。

実はこのブログに関連する内容でちょっと問い合わせを受けたりもしてたので、この一週間ほどはよく読むようになっています。「読み物」としては確かに面白いかもしれません。基本的に表現の自由が許されていながら、いわゆる責任性もあまりないのがブログの世界ですので、これはこれでいいと思っています。しかし、コメントを見てビックリ。。。

毎日、非常にたくさんのコメントが付いてるようですが、多くのコメントがそのブログの管理人に「依存」しきっている感じなのです。その管理人が言えば絶対に正しいみたいな論調が続くばかりか、些細なことをいちいち尋ねたりもしています。一つの意見としては面白いし、参考になる部分もあるのですが、コメントを見る限りでは、教祖のように絶対視しているものも散見されます。

考えてみれば、ブログってのは面白いもので、大なり小なり、一つの流行を形成するものだと感じています。例えば同じランキングのカテゴリーに関連するものとすれば、精神世界に興味を持つ人が多いのでしょうが、以前は、、「実現くん」というブログが大流行でした。そこに書かれてあるテクニックを実践することで、簡単に願望が実現するという内容です。ただし、そのブログはいつの間にか消滅してしまい、その亡霊を追いかける人だけがいまだに残っている状態です。

その後はその人に応じた「守護霊をつける」などというのが、昨年、流行っていました。その前は苦しみから永遠に解放されるディクシャというのも流行りました。このあたりから、私はいわゆるスピ系サイトと決別し、地道な「行動」や「感謝」が重要だというスタンスが確固たるものになったのです。そしてそれは間違いでないことを今もって確信しています。ちなみに守護霊やディクシャ関係の話は、その仲間が犯罪者扱いされたりしたこともあり、今ではあまり注目されなくなっています。以前はその人に守護霊をつけてもらうために、遠くから足を運んでいる人もたくさんいたようです。私が知るだけでも5~6名はいます。結局、守護霊をつけてもらった人が今どうなったか私は知らないし、守護霊をつけている人が今どうしているかも知らないのですが、とりあえずブームは去った感じです。

で、今、話題にしているランキング上位のブログですが、もう一度言いますが、「読み物」としては面白いし、書いている人にも悪気はないのでしょう。ただ、そこのコメントを読むと、ちょっと怖いものが背筋を走りました。客観的に見ると完全に「依存状態」です。何をするにしても、その人に聞いてみないと気がすまない、という雰囲気がありありとしています。そのブログ自体は「内在神」つまり、自分の中の「神」を呼び起こすことをしきり訴えており、そのこと自体は私も大いに共感するところです。

しかしながら、実態としては、内在神どころか、その管理人が「神」であるかのような態度で接している人も少なくないように思われます。少なくともコメントを見る限りでは。人ってのは弱い存在で、何かに依存することで安心感を得る生き物であることはわかります。一方で、だからこそ、依存を断ち切り、本当に意味での内在神、確固たる自分を見出すことが重要なわけです。私自身も揺れ動くことはありますが、常に自分としての軸を大切に、自分の判断力を核として物事に接しようと努力はしています。

何度も言いますが、ブログってのは「自由」である一方で「責任」の乏しいメディアです。通常、「自由」と「責任」は表裏一体であり、自由であればあるほど責任も重くなり、責任を軽くすれば自由も少なくなる、というバランスで成り立っています。マスメディアなども基本的には自由表現が許されていながら、過激な報道をしたりすると、「勇気ある行動」などと言われ、もてはやされるか、非難の的になったりします。それだけ「自由」には「責任」が同等に付きまとってくるものであり、それがバランスというものです。ですが、インターネットの世界と言うのは、「自由」だけがどんどん大きくなり、「責任」はますます取り残される傾向にある気がします。その際たるものが「2ちゃんねる」などの匿名掲示板です。以前は「ジャズ版」「ボクシング版」「ニュース版」などを見てたこともあるのですが、正直、見てて辛くなる書き込みが多いので、今はほとんど見ていません。日常生活では人を傷つけたりすると、それ相応の報い、責任が発生するものですが、匿名掲示板ではそれがないので、人によってはどんどんエスカレートします。ある意味、タガが外れた人間の本性を見てしまうようです。ま、それは極端な話にせよ、インターネット上の表現と言うのは、多かれ少なかれ、それまでのメディアと比べて「自由」と「責任」のバランスがどこか偏っているものだと感じています。だからこそ読み手の「リテラシー」が重要となるわけです。

とりあえず私としては、客観的、冷静に今後の成り行きを見ていきたいとは思っています。おそらくブログに依存している人たちは、また新たな依存対象を探して乗り移るのかもしれません。そのような依存サーフィンから一刻も早く抜け出ることを願うばかりです。


(ここまで)


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by katamich | 2007-11-01 08:57 | ■読書・書評 | Comments(0)