まだ結婚式を振り返る 2007.10.30
2007年 10月 30日
ところで、今までいろんな結婚式に出てきましたが、どうしてか知らないけど、新婦側の友人代表スピーチって「泣き」が入るんですよね。それにつられて新婦ももらい泣き、というパターンが多いです。今回の結婚式でも、新婦友人代表の方は、普段から明るくマイペースな感じで、前に出てきた時もちょっと緊張気味の笑顔に間違いなかったのですが、途中からスイッチが入ったように「泣き」が入ってきました。でもいいことだと思います。それだけ友情が厚い証拠なのですから。一方、新郎側は泣くことは本当に稀ですよね。私は見たことがありませんし、私がスピーチする時は、何とかして「笑い」をとってやろうと考えてしまいます。新婦側の友情が「泣き」で確かめられるとしたら、新郎側は「笑い」で確かめられるのかもしれません。もちろん「泣き」や「笑い」がなくとも、厚い友情はあるのでしょうが、ま、そんなことを考えたりもします。
ところで、今さらなんですが、何で「結婚式」などをするのでしょうかね。二人の出発をみんなに確認してもらうこと、祝福してもらうこと、いろいろ意味はあるのでしょうが、そこには一つの「別れ」という要素がある気がします。それは、そう。両親との別れです。もちろん両親はずっと両親ですし、死ぬまで親子であることには間違いないのですが、親にとってはもう「子ども」ではなくなるのかもしれません。戸籍上も独立したものになりますし。その意味で「結婚式」とは親子関係の一つの「卒業式」とも言えるのでしょう。新しいパートナーと出発する意味での「入学式」、そしてこれまでの親子関係からの「卒業式」、、、その2面性を持つ持つものが「結婚式」だと考えます。
私個人の考えとしては、とりわけ「卒業式」の色合いが強いのかもしれません。新たな門出を迎えためでたい席であるにも関わらず、最後にはなぜか「泣き」が入ります。それはやっぱり「卒業式」だからなのでしょうか。実は今回、、、最後の方で新郎父親挨拶の時、、、どういうわけか涙もろい父親が号泣的なスピーチをしてしまいました。。。何言ってるのか分かりませんでしたが。その後で私が挨拶するのですが、元々何を言おうか決めてなかっただけに、その雰囲気を引きずるようなスピーチをしてしまい、そこでも会場全体が号泣状態になってしまったのです。。。一言で言えば「親への感謝」ですね。
そういう感じで、最初は「笑い」から入って、最後には「泣き」で終わるという、ある意味、結婚式としてはベタな展開でしたが、その度合いがやや強かったので、来て頂いた方々にはとっても印象に残る式になったと思います。何度も言いますが、本当に結婚式をして良かったです。そして本当にいろんな人の力を貸して頂いた結婚式だったと思います。8割はツレの人望の賜物だと思いますが。。。前日まで雨、関東では大雨であったにも関わらず、福岡は晴天と、お天気まで祝福してくれているようで、今さらながら本当に感謝しています。晴れ渡った空、そして夜には満月。ご先祖様からも祝福して頂いているようで、本当に感謝ですね。
「結婚式」とは「入学式」と「卒業式」であると同時に、「感謝祭」でもあるのかもしれません。それを強く感じた一日でした。この気持ちを一生忘れないよう、感謝の気持ちを一生忘れないよう、これからも生きていきたいと思います。
ところで、ここからちょっとばかり、テクニカルな話です。実は今回の結婚式にあたって、私は一つの仕掛けをしました。それは先日書きましたが、「選曲」についてです。NLP(神経言語プログラム)では、リソースフルな状態(いい状態)を身体に埋め込んで、それを好きなときに取り出す「アンカリング」というスキルがありますが、実は最初からそれを意識していました。普段はあまり聞かないのだけど、非常にインパクトの強い曲を中心に選びました。ですので、重要な場面の曲は新譜だったり、一般的でないアレンジだったりして、あえて工夫を凝らしました。それらの曲を結婚式の準備の段階から何度も聞いて、そして本番では曲を浴びる感じで進行していました。なので今でも、それらの曲を聞くと、結婚式のことが思い浮かびます。それがそのまま「感謝」の気持ちを呼び起こします。まさしくアンカリングです。おそらくこれから先も、いろいろとキツイことも出てくると思いますが、何かの時には今回の選曲を聴くことで、感謝の気持ちを呼び起こすことができるかもしれません。そんな中で、私にとって最大のアンカーはエンドロールで流した「コブクロ」の曲になるのでしょう(ツレ選曲)。それまで知らない曲だっただけに(いまだに曲名は知らない)、新鮮なアンカーとして私の体内に埋め込まれてると思います。
ちなみに私にとってミスチルの「Everything(It's you)」という曲も強いアンカーとなっています。これを聞くとエジプトをそのまま思い出します。と言うのも、当時(1997年)、エジプトで一緒になった専修大学の学生がこの曲を宿でずっとかけていたからです。他の曲はあまりかけずに、執拗にこの曲ばかりかけていました。悪い曲じゃないので、私も何も言わなかったのですが、それが自然にアンカーになってしまってます。この曲はカラオケでもよく歌われるようで、私も何度か聞いたことがありますが、その都度「エジプトや~!」とかわけわからんことを一人で叫んだりしてます。
そんなわけで、今日もしつこく「結婚式」のことを振り返ってしまいました。「内藤・亀田」の時ほどでないにせよ、一度はまるとしばらく続くのが私の習性ですので、どうぞご了承ください(笑)
それから福岡でのセミナーですが、一日にして、早くもそこそこの参加申し込みを頂いています。経費分は軽くペイしました。ありがとうございます。福岡のセミナーは11月19日。新婚旅行から帰ってきた翌々日です。そして今年最後の21日行の前々日でもあります。またまた意味ありげな日をチョイスしてしまいました。細かくは何をするのか決めていませんが、実験的なワークも出てくる予定です。そして当然、終了後に懇親会もします。今回は非常に安価な設定ですし、楽な気持ちで参加頂ければ嬉しいです。と言いながらも定員の半分は埋まってしまいましたが。どうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
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