あたりまえの話ですが 2007.10.22
2007年 10月 22日
今日は友達と登ってきました。結婚式のスクリーン関係のヘルプをお願いしてる人で、お蔭さまで素晴らしいものができました。で、一緒に山に登った後、美味しい蕎麦を食べて帰ります。考えて見ると、結婚式をするにおいて、非常に多くの人のお世話になっていることがわかります。それこそ式場やお花、ドレス、その他の関係者の方々はもちろんのこと、ご招待する人やその他の友人知人にまで大きなことから細かいことまで、本当にたくさんの人の手を貸して頂いています。本当に感謝しています。結婚式までまさに秒読み段階に入っている今、本当にいろんな人のお蔭だな~とつくづく感じ入ってしまいます。そう考えると、何一つ、自分(たち)だけでできることなど何もないんだな、と改めて思います。結婚式はもちろんですが、毎日の生活の一つ一つにまで、すべて人様のお蔭で成り立っているんだな、と思います。
私は今、こうやってブログを書いていますが、なぜ「K」と「A」を続けて押したら「か」と出てくるのでしょうか。そして「かく」と続けて入力すると「書く」から「欠く」「描く」「格」など、自動的にいろんな文字を選択できるようになるのでしょうか。私はその仕組みはまったく分かりません。それこそ実際に手で書くよりも早く書けるこのパソコン。不思議と言えば不思議です。そしてそれらの単なる文字の羅列が、なぜに毎日、多くの人の目にとまるようになるのでしょうか。これらは何一つ自分の力で成しえたことではありません。私の知らぬところで、苦労して開発している企業や技術者がいるからです。それこそ徹夜しながら、何度も何度も試行錯誤を繰り返しながら。
今、私はコーヒーを飲んでいます。コーヒーを淹れたのは私ですが、私はしたのはただそれだけです。このコーヒーはコロンビア産のようですが、中には「コロンビアってどこ?」と思う人もいるかもしれません。私がこのコーヒーを飲むまでには、まず、コロンビアでコーヒーの種を蒔いた人おり、それを実らせて収穫した人がおり、それを出荷した人がおり、それを買い取った商社がおり、それを買ったコーヒー会社がおり、そこの従業員がおり、飲めるまで加工した人がおり、安全に美味しく飲めるよう改良した人がおり、パッケージした人がおり、そのパッケージのデザインをした人がおり、それを工場で製品化した人がおり、それをさらに各スーパーに出荷した人がおり、そのスーパーで働いている人がおり、ようやく私に手に届くことになるのです。そう考えると、めちゃくちゃ大冒険したコーヒーだし、どんだけ多くの人の手がかかったら気が済むねん!と思う人、多くの人の手がかかっています。もちろん上にあげたプロセスは私が思いつく限りの範囲なので、実際にはもっともっと多くの人の手がかかっていると思います。そう考えると、私は今、すごいコーヒーを飲んでいることがわかります。何かのご縁で私の元にきたこのコーヒー、、、いつも以上に美味しく感じます。
もうあげだすとキリがないのですが、私が来ている服、座ってるイス、目の前の机、住んでいるマンション、マンションの前の道路、駐車場の車、近くのコンビニ、もって行けば北海道まで届けてくれる配達業者、私に知恵と安らぎをもたらしてくれる本と本屋、、、などなどキリがありません。これらはすべて例外なく自分以外の人の手がかかっています。私は毎日その恩恵に与りながら生活しているわけです。実に当たり前のことかもしれませんが、普段、そんな当たり前のことにさえ意識がいかない自分がいたりします。近頃、、、何となく「感謝」の心を忘れてるな、と思うことがあります。正直に告白しますと。いろんなことがうまくいっているのは、私の力ではないはずです。確かに私はそうなろうと考えたり、行動したりはしますが、実際にそうなるのは、99.9%以上、人様の力によるものです。先日、大阪と名古屋でセミナーをしましたが、それができるのは、飛行機が飛ぶからであり、新幹線が走るからであり、何より来て頂ける参加者の皆様がいるからです。実はセミナーが終わって、大阪から福岡に帰ろうとするとき、大いなる不満を発してしまったことがあります。伊丹空港から福岡に帰るのですが、天王寺から伊丹空港にバスで行く際、30分で着くはずが、突然の事故渋滞で一時間近くかかってしまったのです。十分なゆとりを持って家を出なかった私がいけないにも関わらず、運転手さんに「あと、どの位で着きますか!」なんて、急がせるような口ぶりで聞いてしまったのです。「見当つきません」と言われたのですが、その時、妙に腹が立ってしまったのです。こっちは急いでいるのに、それはないやろう~と。完全なる私の我がままですね。でも、すぐに気を持ち直すことにしました。もし遅れたとしても、次のに乗ればいいし、なければ新幹線で帰ってもいいし。そうやって開き直った瞬間、バスが進み出し、空港に着いたのは飛行機が出る10分前でした。最終的にはツイてる結果となったのですが、そもそも、バスで空港まで運んでくれること自体ありがたいことです。運転手さんだって時間通りにお客さんを到着させたいはずです。そんなことも考えずに、腹立たしく思うなど、なんて偉そうなんだと、しきりに反省する次第です。
そんなわけで、結婚という人生最大のイベントを通し、今、まさしく私にとっての再出発になるわけです。会社を辞めた当時の純粋で真摯な姿勢を思い出す意味でも、今から結婚式までは、自分自身の原点を見直すとともに、本当の意味での再出発への準備に勤しみたいと思います。自分は「生かされている」という気持ちを原点として、すべての物事、人様はもちろんのこと、コーヒー一杯、バスの一区間にまで「感謝」の気持ちを忘れずに、これから先も生きて行きたいと思います。
ところで、今日の夜、式場との打ち合わせがあったのですが、必要な荷物をほとんど持ち込むことができ、スクリーンの動作も確認。これで私の作業自体は大幅に軽くなったわけで、少しだけ開放感があります。しかし、これからが正念場のつもりで、残りの5日間、感謝の気持ちを忘れずに過ごして行きたいと思います。ありがとうございました。
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