ガンジス河でバタフライ 2007.10.6

 昨日はブログをアップする間際に消えてしまって、お~まいが~!って感じでした。どうもPCのメモリ不足なのか、反応が遅くなっていて、誤動作が生じやすくなっています。メモリ増設するか、それとも思い切ってPCを買い直すか迷うところです。メモリが足りないと、ワードやら他のアプリケーションを開くまで時間がかかったりして、何となく面倒な気になってしまいますね。ま、それはそうと、今日の動きとしては、午前中、メガネを買いにきました。今のメガネは二年前に買ったものなので、そろそろ新調しようと思っていました。そんで視力を測ると、なんと二年前よりも上がってる感じです。視力ってのは、一度悪くなると、そのままずっと急下降するものなのに、何もしてないのに上がるってのは珍しいものです。確かにこの2年間はストレスもあまりたまらないし、身体にいいこともいろいろしてるので、視力上がってもいいかな、とは思います。その後は衣装合わせ。男の衣装などは、あまり選ぶ余地もないので、すぐに決まって寸法も合わせました。願わくばもう少し身体を絞りたいところではあります。ビリーもやっていたのですが、あれは続けるのたいへんですね。ビリーが続かない理由の一つに2周目に入りにくい点があげられます。最終プログラムは30分なのが、最初に戻ると50分に増えてしまうあたりがなんとも。ま、そんなに忠実にやらずに、一日2~30分で勘弁しとくのもありかもしれません。で、衣装合わせが終わると、ご飯を食べて家に帰ります。また、結婚式の準備。そんな感じですね。

 あ、夜はテレビで「ガンジス河でバタフライ」というドラマを見ました。面白かったです。昨日から見たのですが、脚色はあるにせよ、あれはバックパッカーが必ず通る道ばかりでした。カルカッタ(コルカタ)のサダルストリート、ハウラー駅、ブッダガヤーなどお馴染みの場所がたくさん出てて懐かしかったです。そして、なによりドラマの中で主人公の「てるこ(長澤まさみ)」がバラナシで泊ってた宿、あれは私が3回バラナシに行った時、3回とも泊った宿です。「ヴィシュヌ・レスト・ハウス」と言います。ガンジス河に面したテラスが素敵な宿で、あそこでチャイを飲みながらガンガーを眺めているのが、とっても最高なのです。ヴィシュヌのテラスが出てきた時、「おお~!!!」と叫んでしまいました。長澤まさみちゃんも気に入ったようで(ドラマの中で)、泊る時即決してました。一泊100ルピー(約300円)くらいですね。ドラマでは、例によって主人公てるこもボラレまくったり、いやな目にあいまくったりするのですが、「ヴィシュヌ」は昔から良心的な宿なので、とっても安心できます。それにしても、あそこに泊ってた人ラッキーだったな~。突然、宿に中谷美樹だとか長澤まさみだとかが、来るんですから。いわゆる「安宿」なので、普段なら絶対に来ない場所です。だからかどうか分かりませんが、テレビで見た感じでは、若干、リニューアルされてる感じでした。以下の写真は私が97年に行った時のものです、上がヴィシュヌのテラスでの私です。ドラマ見た人はこのテラスに見覚えあると思います。そして下がガート(河の縁)から見たヴィシュヌです。やっぱりリニューアルされてますね。テレビで見た看板はめちゃくちゃきれいでしたし。ちなみに2年前のインド旅行記はこちらです。ここでもヴィシュヌの写真撮ってます。
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 ただ、これから先、ちょっと心配なのは、これから数年はバラナシに行くと、「バラフライ~、てるこ~、まさみ~、みき~」とかインド人の物売りが言ってきそうなところ。以前、沢木耕太郎の「深夜特急(主演:大沢タカオ)」のロケがあった時、「神様買うか~」と言うハガキ売りの少年が出た後、みんな「神様買うか~」と言って寄ってこられたことがありました。私も何度も会いました。なので、今からバラナシに行く人は、しばらくあのドラマの影響が続くと思います。日本人を見かけると、「ここからまさみは飛び込んだ」とか事細かに説明されそうです。そして私の常宿である「ヴィシュヌ~」が人気出すぎて、泊れなくなったらどうしよう~とか思ってしまいます。私はバラナシでは3つの宿に泊りました。一つ目は名前忘れたけど、1994年の初インド、バラナシに着いた初日が夜中で、しかも「クミコハウス」を目指して行ったにも関わらず、クミコハウスから門前払いをくらって仕方なく泊った近くの宿です。「クミコハウス」から門前払いくらった理由の一つは、我々一行が宿の親父シャンティが愛して止まない、インドの詩人タゴールのことを知らなかったら。「そんなん知らん」とか言ったら、態度が悪化して、すぐに出て行かされたのでした。理不尽やな~。で、その日はその名前も知らない宿に泊って、翌日移動したのが「ヴィシュヌ~」でした。長澤まさみちゃんじゃないけど、テラス見て即決。あ、そうか、このドラマの原作のたかのてるこ氏もここに泊ったんだな。日本人が多いのですが、いろんな奴がいて楽しかったです。ギター弾く奴、ディジュリドゥ吹く奴、シタール習ってる奴、バングラッシーでらりってる奴などなど。めちゃくちゃ楽しかったですね~。今度行く時は私も河に向かってホーミーですね。「ガンジス河でホーミー」です。

 で、次に泊ったのが97年。最初からヴィシュヌを目指して行ったのですが、その日は満員。仕方なく隣の「クミコハウス」に泊ったのでした。その日は門前払いくらいませんでした。ただ、めっちゃ汚いし、コアな日本人宿だけに、変なコミュニティができててちょっと馴染めません。翌日にヴィシュヌに移動しました。そんなわけで、バラナシはとっても思い出深い街ですし、とりわけ常宿の「ヴィシュヌ・レスト・ハウス」は思い出がいっぱいです。ドラマに登場して嬉しかったことは嬉しかったのですが、これからインドに行く日本人が、ヴィシュヌを目指して行くようになると、ちょっとヤダナ、とは正直思います。でも、今、ヴィシュヌに行くとドラマの写真とかが飾ってて、ここにまさみちゃんが泊った(ドラマの中で)とかいう部屋もあるんでしょう。その部屋だけやたらと高かったりして。それから真似してガンジス河でバタフライする連中も出てきそうです。おっと、時間がない。続きはちょっと手抜きして、ミクシィのインドコミュ(Qさんと行く奇跡のインドツアー)から、私の文章です。ではでは。


【ガンジス河1】

ヒンズー教徒にとって聖なる河と言われているガンジス河(ガンガー)。イスラム教徒がメッカを目指すように、ヒンズー教徒も最期はガンガーに帰りたいとの思いで、一同に目指す場所があります。それがモデルプランのメインにも掲げられている
「バラナシ(英語・日本語ではベナレス)」です。

私が20歳の頃、初めてインドを訪れた時も「バラナシ」を訪れました。インド一最悪でインド一最高な場所。それがバラナシです。言い換えると、世界一最悪で世界一最高な場所がバラナシなのです。歴史的建造物があるわけでもなく、豊かな自然があるわけでもなく、単にガンジス河があるだけの他愛のない街なんですが、その「意味」を求めて世界中から集まります。

ガンガーは濁っています。まるでチャイの色です。初めて訪れた時、安宿のテラスから雨季で増水したガンガーを眺めていたら、なにやらぷかぷか流れてくるものがあります。犬の死骸です。そしてピョンピョン跳ねているものも見えます。河イルカと呼ばれる動物(?)です。うわ~と思いながら、眺め続けていると、何だか得体の知れないものが流れてきました。そう、がに股の男の死体だったのです。そんな河ですが、現地の子どもたちはダイビングして遊んでいます。死体が建物に向かって流れてきました。そして死体が建物の柱に引っかかってストップします。どうなるかと見ていたら、ダイビングしている子どもたちが何気なく素手で死体を柱から離し、死体は再び流れていきました。

そんなとんでもない河ですが、その「浄化能力」は科学的に証明されていると聞きます。真水で24時間生き延びたコレラ菌がガンガーの水だと3時間しか生きることができなかったのです。コレラも耐えられないガンガーの恐ろしさ(汚さ)、、と言う人もいますが(笑)、何はともあれ不思議な河であることは間違いないようです。

水は何でも知っている、、、と言いますが、人々のガンガーに求める聖なる想いが、ガンガーをますます聖なる河へと深めているのでしょう。今も多分、ガンガーには、がに股の死体がくるくる回りながら流れていることでしょう。


 「紙との対話」はまた後日。。ではでは。


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by katamich | 2007-10-06 07:59 | ■インド | Comments(0)