「臨場感」と願望実現 2007.10.1

 今日から10月です。ついに10月です。そう、ついに10月なのです。思えば、昨年11月、ブライダルフェアなるものに無理矢理連れ出されて、そこでタキシード着て、写真撮って、プランナーのクロージングトークに付き合ってたら、いつの間にか挙式を決めることになってしまったのでした。。。結局、きっかけとなった最初の式場はキャンセルしたのですが、数日後に行った、とある式場にいつの間にか決まってしまい、いつの間にか申込金まで振り込んでしまってました。まだ一年くらいあるから楽勝、楽勝、と思っていたら、いつの間にか「今月」になってしまいました。。。

 早いものです。挙式まであと4週間を切ってしまいました。同日に私の独身生活も残り4週間というところです。ま、環境を徐々に整えてきたことだし、結婚することに対して、思ったよりも抵抗はないようです。それ言うなら、私の兄貴とか、あらゆる意味で助走期間もない状態で結婚したのですが、うまくやっているようですし。ここ2~3日、苫米地英人さんの新刊を読み終わったのですが、苫米地氏の著作はこれまでも何冊か読んでました。ミルトン・エリクソンのフォロアーであると認めている通り、願望実現の手法としてはNLPにも近い部分があります。ちなみに言うと、苫米地氏は尊敬している人物として、ミルトン・エリクソン、そしてそれと並べてお釈迦様をあげてます。一般的にはミルトン・エリクソンはさほど知られていないと思いますが、確かに、歴上のあらゆる天才と決して引けをとらない大天才だと思います。
 
 苫米地氏の本の中に、江原啓之をしてミルトン・エリクソンのバッタもんみたいなことが書かれてありましたが、要するに霊能者であれ、占い師であれ、チャネラーであれ、すべてミルトン・エリクソンの文脈にすっぽり納まるという話ですね。ミルトン・エリクソンはクライアントに対して、瞬時に変性意識(トランス)に持っていくことができるのですが、とりあえず人気のあるスピリチュアル屋さんも、まずは変性意識に持っていくことからスタートします。って言うか、江原氏にしても、その他の霊能者にしても、自分自身がまず変性意識に入っているのです。ミルトン・エリクソンもそう。NLPを知ってよかった最大の一つとして、やはりミルトン・エリクソンを知ったがあげられます。そして知れば知るほど、すごいということがわかります。一生かかっても、ミルトン・エリクソンの境地に達するどころか、一合目より上行くこともできないでしょうが、私も方向性としては、ミルトン・エリクソンの方を向いていたいと思っています。

 ところで、実質上のミルトン・エリクソンのフォロアーたる苫米地英人氏の本を読むと、非常にしばしば「変性意識」とか「臨場感」とかいう言葉が出てきます。彼の願望実現の要は、まさしく「臨場感」という言葉にあると見てます。彼の場合、目標の抽象度を上げろ、とかいろいろありますが、私としてはとりわけ「臨場感」という言葉が気になります。つまり簡単に言うと、目標に対する「臨場感」を現実(無意識)に取り入れることによって、目標など自然と達成するという話です。これは非常に示唆的です。苫米地氏の言葉を借りると、現実だから臨場感があるのではなく、臨場感があるものが現実になるのだと言います。オウムの信者の話を例に取ると、ある種の「臨場感」を植え付けら得ると、麻原みたいなのでも、ものすごいハンサムに見えてしまい、それが現実になるのだとか。

 わかる気がします。話を戻しますが、私は昨年、ブライダルフェアなどと言っても、その時点では結婚式を挙げるリアリティなどほとんどありませんでした。こう言っては申し訳ないけど、今の状態(その時の状態)で結婚できるとも思ってなかったのです。それは生活の安定性が一番のネックになっていました。しかし、いざブライダルフェアに行ってしまい、そこで結婚式という「臨場感」を抱いてしまったのです。これは自分でも不思議でした。仮の姿であるにせよ、何某かの「臨場感」を持ってしまったことにより、結果的に一年後はそれが現実になってしまったのです。それにともなって「生活の安定」という問題も不思議とクリア。フリーなのでサラリーマンほどの安定性はないかもしれませんが、昨年に比べると全然状況は違います。いや、もしかしたらサラリーマンよりも安定しつつあるのかもしれません。私には倒産もリストラもありませんから。

 あと思い出したのですが、私のかつてのコーチングのクライアントさんの中に、「恋人ができたら京都にデートに行こう」と目標を立てた人がいました。そしてなんとのその人は、とりあえず一人で京都に行きました。そして間もなく、本当に恋人ができて、京都でデートをしました。それも「臨場感」です。おそらくその方は、一人で京都に行っている間、隣に恋人がいるような「臨場感」を抱きながら歩いていたことでしょう。他にも、左の薬指に指輪をはめることで、半年後に結婚してしまった人もいます。すべて「臨場感」です。

 実は私は、今、30年後の自分に対する「臨場感」を持っています。それはいつも登ってる「宝満山」にて、1,000回目の登頂を終えたという「臨場感」です。月に3回の登っていますので、1,000回目は30年後になります。今はまだ21回。宝満山に登る度に30年後の「臨場感」を抱いています。それが何を意味するかと言うと、30年後、つまり65歳前後で1,000回目を迎えているということです。さらにこれの意味するところは、宝満山に65歳まで月3回登るためには、「福岡」に住んでおり、「健康」であり、山登りできるほどの生活の「ゆとり」がなくてはなりません。これらがすべて実現するような「臨場感」を既に持っているということです。そう考えると、将来に対する「不安」がまったくと言っていいほどなくなってしまいました。

 そう言えば、昨年の11月、大阪でNLPセミナーを受講している時、「恐怖症の治療」というスキルをやった時のことです。私は大きな飴玉を見ると怖いのですが(小さい頃喉詰まらせたため)、その恐怖心をNLPのスキルで克服しようとしました(やけにスケール小さいですが)。スキルの中では、最終的に恐怖となる場面が真っ白にスクリーニングされるのですが、私の場合は、恐怖のシーンが消えていくと同時に、アジアの風景が浮かんできたのです。赤茶色い屋根で椰子の木の田園風景がかぶさってきたのです。それって実はバリ島だったりします。 ビックリして、すぐに報告したことを覚えています。で、その時点でバリ島にハネムーンに行く「臨場感」が生まれていたのですが、なんとその一年後に本当に行くことになってしまいました。その時点では、まだ結婚式の話も出てませんでした。なんと言うことでしょうか(笑)

 NLPでは度々出てくるスキルですが、「タイムライン」と言うのがあります。何度か説明したと思いますが、これは過去や未来を書き換えたり、リソースを取ってきて今に活かそうというものです。過去はわかるのですが、「未来」からリソースを取ってくるってどういうことなんでしょう。それもまさしく「臨場感」の世界です。NLPでは「サブモダリティ」というスキルの中で、視覚聴覚触覚(VAK)を喚起させることによって、より高い「臨場感」を得ようとします。つまり「未来」に対しても、現実以上の「臨場感」を持つことが可能であり、それが実際上の「現実」となるのです。

 そこで私は、先日、「5次元の成功法則」という記事の中で、パラレルワールドを用いた、新しい実現法則の提案をしました。これはまだ形にはなっていないのです、これも狙いとしては「臨場感」を用います。つまり「5次元」を通して、別の望ましい・可能性の高い「3次元」にアクセスすることで、現状へのりソースとするやりかたです。タイムラインの場合は、実際に空間上を歩くのですが、その5次元のワークの場合は、必ずしも歩かなくてもよさそうです。もしかしたら単純に場所を移動するだけで、いわゆる仮想次元を想定することが可能かもしれません。そんなわけでして、実は、、、12月の東京でのセミナーはそれを披露しようかと思っています。ある種の「変性意識」をもたらして、それこそ別の望ましい「3次元」に対する「臨場感」を味わってもらうのです。これを発表するためには、8分間のトランス誘導が必要になります。これは今、閃きました。ちょっとオカルトな話になりますが、チャネリングによってトランス誘導のためのストーリーを入手しようと思っています。これはマジです。潜在意識への働きかけもしましたので、おそらく間もなく降りてくるでしょう。間に合えば、今月半ばの大阪・名古屋のセミナーでも実践してみたいと思います。8分間、私があるストーリーを読み上げます。その間、大いに別の3次元へと旅してもらうのです。そこで望ましい「臨場感」を体験します。そして戻ってきた頃には、新しい世界が目の前に広がるという寸法です。これはいけそうです。

 今日から10月です。今年も残り3ヶ月。新たな概念が生まれようとしています。今、半分眠りながら書いているので、よくわかってないかもしれませんが、明日、起きてこれを読み返すとものすごいことが書かれているような気がします。多分、このスキルはいけるでしょう。いち早く、体験したい人は、今月半ばのセミナー、または12月の東京・札幌セミナーでもOKです。遅くとも12月にはとりあえず完成してそうです。とにかく、臨場感です。何かが起こりそうです。おやすみなさい。

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Commented by 空花☆KUKA at 2007-10-02 11:43 x
私も少し前にこの本(新・福音書)を読み終えたところです。
読んでみようと思ったのは、Qさんの右のリンクの中にある苫米地氏のブログを読んだのがきっかけです。
12月のQさんの東京セミナーがますます楽しみになってきました。
実は私昨年、とある心理療法家さんのところで、ミルトン・エリクソンスタイル(?)の催眠療法を受けて、かなりビックリな体験をしたもので。
でもきっとそれも、本物のミルトン・エリクソンの施術と比したら、登山口に到ったかどうか、、、ぐらいなものかもしれないですが。
Commented by katamich at 2007-10-03 16:33
■空花☆KUKAさん!
この本は、ちょっとおススメかもしれません。
後半部分で小難しい話が続きますが、読み応えはあります。
12月のセミナーはちょっと実験的なものになると思いますが、お楽しみに!!
by katamich | 2007-10-01 23:21 | ■精神世界 | Comments(2)