今日もいろいろ 2007.9.22
2007年 09月 22日
昼からは久々に「日本コーチ協会福岡支部」の定例会に出席していました。要するに勉強会なのですが、3回目の参加にして、一年ぶり。今日は12~3名だったのですが、3~4名しか顔を存じ上げませんでした。「これからのコーチング」みたいなテーマで、ワークショップ形式で話し合いました。コーチングを仕事としている、又はコーチングの勉強中という人がメインなのですが、いろんな意見が聞けて楽しかったです。私の関心は「コーチングを通していかに稼ぐか」がメインだったのですが、とりあえずは賛同いて頂けるものの、最終的なまとめの段階では、それは後ろの方に追いやられてしまいました。どちらかというと、スキルの向上や研修会などの各論的な話が前に来ました。私的には、もっと大胆に「稼ぐ」視点があってもいいとは思いましたが、新しい考え方なども学べたので、久々に顔を出した定例会はとても有意義なものでした。
ところで、昨日のこと。ネットでニュースを見ていたら、非常に胸の痛むような話がありました。そのことを題材にミクシィ日記を書きましたので、とりあえずそれを公開します。
久々にニュース見て手が震えた。。。
モヒカン刈り、弁当中身入れ替え 陰湿な実態次々…神戸・自殺高3男子恐喝未遂
9月21日8時2分配信 スポーツ報知
神戸の私立高校で同級生の少年(17)=恐喝未遂で逮捕=に現金を要求され、飛び降り自殺した3年の男子生徒(18)が今年初め、頭髪をモヒカン刈りにされ、友人に「罰ゲームだから」と打ち明けていたことが20日、関係者の証言で分かった。また、自殺当日には、弁当の中身を入れ替えられたことも判明。陰湿ないじめの実態が、またも明らかになった。
自殺した生徒が強いられた髪形は、丸刈りで後頭部の髪を角のような形にしたモヒカン刈りの変形バージョン。地元の中学校で流行していたという。今年初めに、この髪形を強要された生徒は、友人に「罰ゲームだから」と打ち明けていた。度重なる金銭の要求や、下半身裸の写真のネット掲載に続く残酷ないじめの実態が、明るみに出た形だ。
また、生徒が自殺した当日の弁当箱に、母親が入れたのとは別のおかずが詰め込まれていたことも、学校関係者の話で分かった。遺品の弁当箱を家族が開けたところ、母親が入れていない別のおかずが詰め込まれていた。校長がこの話をすると、生徒の多くは「嫌いなおかずを誰かに入れられたのだろう。いじめではないか」とうわさしていたという。
生徒へのいじめや嫌がらせとみられるこうした行為は、昨年から続いていたという。昨秋には放課後、生徒の机の上に美術の授業で使う粘土が塊にして置かれていた。不自然に思った担任教師が声をかけたが、生徒は「大丈夫です」と答えたという。粘土が置かれた時期は、生徒とフットサル仲間がうそをついたら罰金を取るゲームを始め、担任教師が同級生の少年らに「いじめをやめなさい」と注意した時期と重なっている。
一方、高校側の対応も問題視されている。生徒が自殺した後、一部生徒から「いじめがある」との指摘を受けた。それにもかかわらず、高校では現金を要求していた生徒の話をうのみにし、実態を把握しないまま、兵庫県に中間報告。「いじめは認められなかった。成績が落ちたのが自殺の原因ではないか」と説明していた。
高校側は中間報告の根拠として〈1〉7月3日は模試返却日〈2〉逮捕された少年が「自殺した生徒から模試結果を見せられた。成績が落ちて、ひどく落ち込んでいた」と聞き取りに証言〈3〉罰金1万円ゲームは、自殺した生徒自らが提案したと、仲間が証言したことを挙げた。生徒が自殺した3日後の7月6日から、同級生ら生徒約70人に対し、聞き取り調査をしたという。
しかし、兵庫県警の調べに少年は「1万円ゲームはもともとが『うそ1回につき100円払う』という設定だったが、自殺した生徒にだけは1万円払えと要求した」と高校側の報告書と食い違う供述をしている。
高校は7月30日に聞き取り調査を終えたが「中間報告の内容と変わらない」との理由で、県に最終報告の結果を伝えていなかった。
これは「いじめ」ではなく「犯罪」と言います。被害者の自尊心をズタズタボロボロにした心の暴力。何よりも惨い最上級の暴力行為。被害者が何をしたのかわかりませんが、一年以上も耐えてきたことを思うと胸が痛みます。とりわけ「母親の作った弁当を台無しにされた」ことは、胸が張り裂けそうです。日常的にこれがあったのかわかりませんが、多分、初めてのニューバージョンいじめだと思います。今まで、叩かれようが、たかられようが、パシリにされようが、ネットで誹謗されようが、自分だけのこととして我慢してきたのだと思います。でもそこで「母親の弁当」です。自分のために心を込めて毎日作ってくれてた弁当を捨てられ台無しにされたのです。自分だけでなく母親まで侮辱された気になったのでしょう。どんなイジメを受けようとも、この時点でぶち切れていいです。刃物を持って向かっても、後から鉄パイプで殴ろうとも、理解を得るでしょう。

1.環境:オマエの学校ヤバイよね
2.行動:オマエ、なに馬鹿なことやってんの
3.能力:オマエ、なんもできないじゃん
4.信念:オマエ、どういう考えしてんの
5.存在:オマエの存在自体がヤバイよ
どうでしょう。学校がヤバイとか言われる段階では、まださほど自尊心も傷つかないでしょうが、5番目の存在自体がヤバイというのは、ストレートに相手を傷つけます。もちろん誰が言うか、どのように言うかも関係してきますが。しかし、それよりももっと上なのが6番目のスピリチュアルな領域です。これは「スピリチュアル」と言ってますが、要するにもっと深く広い心の領域、地域や家族とのつながり、宇宙との一体感など非常に深遠な領域となります。
この事件の中の「母親の弁当を台無しにされる」と言うのは、この6番目の領域に相当します。買ってきたコンビニの弁当とはわけがちがいます。この最上級な自尊心の傷つけによって、被害者は加害者に対して、どんな報復をしても許されてしかるべきです。リーダー格の人間を5階の窓から突き落としても理解されるかもしれません。しかし、この被害はそこまでする勇気がなく、自ら命を絶つという選択肢を採用してしまったわけです。
母親がこの弁当を見たとき、どんな気持ちになったでしょうか。胸が張り裂けそうです。被害者の処罰はこれから議論されることでしょうが、何よりも許すまじきは「学校」の対応です。この「中間報告」ってなんなのでしょう。デリケートな問題であることはわかりますが、これは生徒同士の問題ではなく、学校自体に「いじめ」を生み出す風土があったと考えざるを得ません。
(以上)
これを書いた後、いろんな人からコメントがつきました。中にはプライバシー丸出しのものもありましたが、私のはマイミク限定にしてるので、不特定多数に読まれることはありません。そして私もプライバシー出しまくってしまいました。考えてみると、私はいじめられる経験よりも、どちらかと言うといじめた経験の方が多いかもしれません。とりわけ、小学生の頃のことです。ミクシィ日記を立て続けに更新したのですが、ぶっちゃけ、懺悔もあります。いじめたことを後悔しているのも正直なところです。
ただし、現実論を言いますと、「いじめられた側」の心の傷は「いじめた側」の比ではありません。「いじめた側」がどんなに後悔していると偽善者的なことを言ったとしても、本当に「いじめられた側」の傷の痛みは絶対にわからないと思います。私もリアリティとしてはわかりません。ただ、現実問題として、多くのいじめられた経験者は、大人になってもどこかでそれを引きずっているところがあります。完全に克服する人も少なくはないのですが、トラウマとして抱えている人もかなりの割合でいます。この話しだすと、なんか熱くなってしまうし、ここでは書けないようなプライバシーのことも思わず書きそうになりますので、この辺で。
ところで、マイミク限定の日記を読みたいと言ってこられる人も少なくないのですが、基本的にはブログの読者であれば大歓迎です。ただ、本名も名乗らずに「日記読みたいです」みたいなコメントで申請してこられるものは、そのまま非承認ボタンをクリックしてしまいます。本名を書いてきたところで、それを別紙に控えるわけでもありませんし、そのメール自体も消してしまうので、私の元に本名が残るわけではありません。それでも、メモ代わりの日記とは言え、かなりコアな話も書いてたりするので、完全に匿名の方に読まれるのは抵抗があると言えばあります。せめて一度は本名を名乗ってもいい、くらいのスタンスの方であれば、まだその辺の読まれる抵抗は薄れます。そのようなポリシーですので、どうぞご了承ください。ではでは。
今日も本当にありがとうございます♪
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