寝る前15分間の成功法則(本編) 2007.3.15

今日は結局、山登りに行きませんでした。恥ずかしながら寝坊です。なんといい加減な。。。でも今日は雨が降っていたのでちょうどよかったのかもしれません。では、さっそく昨日の話の続きをしましょうか。


「寝る前15分間の成功法則」ですね。これはクライアントさんから聞いた話を私が定義したものです。どうやら「寝る前」ってのはとても重要みたいです。多くの人がこの時間帯のことを軽視しているように思います。極論すれば、この時間の使い方が人生を左右すると言っていいかもしれません。また潜在意識の話になりますが、実は一日のうち、最も自然な形で瞑想状態に入り、潜在意識に直結しやすいのがこの時間なのです。たぶん。これは演繹的な説明をすると、脳はがアルファ波だからと言うのが説得力あります。脳波がアルファ波になっていると、潜在意識が活性化され、記憶力がよくなったり、イメージ力が強くなったりすることは、よく聞きます。同時にイメージがストンと潜在意識に入りやすくなります。顕在意識と潜在意識(左脳と右脳)をつなぐパイプ(脳梁)が太くなると説明する人もいます。で、言うまでもなく潜在意識にインプットされたものは、現実化します。潜在意識の世界こそが現実と言えます。瞑想ってのは意図的に脳波をアルファ波にしますので、寝る前と同じ状況になるわけですね。


それから帰納的な説明をすると、成功している多くの人がその時間を有効活用しているからと言えます。例えば目標を書くのも寝る前がいいそうです。音楽を聴いてリラックスするのも寝る前です。成功者の本などを読むと、そういうことが結構書かれてあります。逆によくないのはテレビ、インターネットです。本当はブログを書くのもよくないのかもしれませんが、ネットサーフィンよりはましでしょう。なぜテレビやインターネットがよくないかと言うと、悪い情報が流れやすいからです。テレビってのはおそらく8割がたは悪い情報かもしれません。ニュースなどはその典型です。もちろん一概に言えませんが、人間ってのは悪い情報の方が関心があるようで、それゆえにワイドショーなどが視聴率を取ったりするわけでしょう。インターネットも同様です。「2ちゃんねる」などは寝る前は絶対に見てはいけないでしょうね。最近見てないので、どうだかわかりませんが、おそらくあいかわらずだと思います。ネガティブなエネルギーがあふれ出てます。


寝る前は必然的にアルファ波になりますが、そんな状態でテレビやインターネットの悪い情報を流し込んでしまったら、それは悲劇的です。確かに、寝る前に見たものや考えたことって夢に出やすくなりますよね。夜中に海外の健康器具などの宣伝番組がやってますが、あんなの昼に見ると、馬鹿馬鹿しいと感じるのでしょうが、夜中に見るからこそ、思わず見入ってしまい、多くの人が電話をかけてしまうのです。あの手の番組が終わらずに続いているところを見ると、そうなのでしょう。まさしく潜在意識にあの健康器具が入っていくのです。


つまりは、いいも悪いも「寝る前」は潜在意識が活性化していて、いろんなものがポンポン入りやすくなるのです。だとしたらいいものを入れるべきですよね。例えば、自分の夢や目標を寝る前にニヤニヤしながら見るとか、預金通帳の一番下の欄に貯めたい金額をボールペンで書き込んでそれをニヤニヤ眺めるとか、好きな人の写真をニヤニヤ見るとか、そんなことの方がいいですよね。ちなみに「ニヤニヤ」ってのがミソです。爆笑よりもニヤニヤの方がより潜在意識に入りやすいと聞きます。ま、別に無理してニヤニヤする必要もありませんが。


で、そのクライアントさんはこの一週間、寝る前に何を見ていたかというと、、、、「キャプテン」と「プレイボール」だそうです。ちばあきおによる名作ですよね。なぜ、それを寝る前に読んでいるのかと言うと、先日、私がたまたまブログに「キャプテン」と「プレイボール」の文字を出したのがきっかけだそうです。おそらく昭和40年代~50年代前半くらいまでの男性は、昔、テレビで「キャプテン」を見ていたことでしょう。私も小学生の頃、楽しみに見ていました。この話は読んだ人、見た人しかわからないでしょうが、本当に名作です。内容を書くのは面倒なので、ウィキから引用します。

(あらすじ)
野球の名門青葉学院から墨谷二中に転校してきた主人公谷口タカオは、野球部に入部しようとグランドを訪れ練習に参加しようと青葉時代のユニフォームに着替えた。そのユニフォームに気付いた野球部員は勝手に谷口をレギュラー選手だったと思いこんでしまう。しかし、谷口は2軍の補欠でレギュラー選手とは程遠い選手だった。そのことを気が弱くて言い出すことができない谷口は周囲の期待に答えるべくすさまじい影の努力で上達しキャプテンに選ばれるまでになりチームを引っ張っていくことになる。

そんな話です。何の変哲もないでしょう。が、これを見ていた人には涙ものでわかるのです。とにかく主人公の谷口タカオってのがいいのです。努力の人なのです。彼も最初はヘタッピーだったのですが、努力を重ねて、キャプテンとなりチームを引っ張っていくのです。そして全国大会まで行くのです。そこには漫画にありがちな魔球なども出てきません。ひたむきな努力と精神力の話なのです。ちなみに私の別のブログで「キャプテン」のことを取り上げたことがありましたね。ここまで読んで気になった人は、是非、こちらを見ましょう。なんと「キャプテン」が動画で見れちゃいます。もちろん有料ですが、第一話は無料です。それを見るだけでも、価値があります。ほんと、泣かせます。そして俺も頑張ろう、という気にさせてくれます。野球なんかに興味のない人も是非見るべきです。ちなみにクライアントさんのお父様は漫画が嫌いだったそうです。教育上、子どもに見せたくなかったのでしょう。でも、この「キャプテン」と「プレイボール」だけは読むようにと奨めたそうです。それだけ名作なのです。いい話なのです。正直言って文部科学省はこれを教科書にするべきです。塾の経営者はDVDを購入して、頑張らない生徒に見せるべきです。私なんかも、今見ても、感動しまくりの境地です。


で、またこの主題歌がいいのです。私は小学校の頃、何を隠そう、この主題歌が世界で一番好きでした。小学生ながらにビビビと来るものがありました。曲も元気が出ていいのですが、歌詞がまたいいです。歌詞は著作権がうるさいみたいなので掲載しませんが、こちらを見てもらえば出ています。「君は何かができる」という題名ですね。これを聞くと、本当にやる気でまくります。ちょっと内容をまとめますと・・・


みんな自分じゃわからない秘めた力を持っている。夢を大きく持て。答えよりも大切なのは、勇気を出して自分を試すことだ。君も僕も何かができる。後ろを向かず、前だけ向いていけ。それが青春なんだ。
泣ける日は涙を風に吹き飛ばせ。君も僕も何かをやったのだ。この胸が今すがすがしい。昨日よりも自分が大きくなった。それが青春なんだ。熱い想いを燃やせ。

 
ってな歌詞です。どうです。素晴らしいでしょ。これは別に少年の話に限ったものではありません。今の俺たちにも秘めた力はある。決して夢をあきらめてはいけない。とにかく勇気を出して、チャレンジするんだ。それが青春なんだから。そうです。夢をあきらめてはいけないのです。とことん、ぶつかって、ボロボロになりながらも、チャレンジしていくのです。たとえどんなにカッコ悪くても、ぶつかっていくのです。決して夢をあきらめてはいけないのです。もう歳だから、、、そんなことも絶対にありません。この歌にも出てくる「青春」とは年齢のことではなく「心の若さ」のことを言うのです。サミュエル・ウルマンの「青春」という詩にも出てきます。


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青春とは臆病さを退ける勇気
やすきにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。
ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。
年を重ねただけで人は老いない。
理想を失うときはじめて老いる。
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心のあり方によっては20歳でも老人だし、60歳でも青春なんです。つまり人はいつでもいつの時代でも「青春」たり得るのです。それを決めるのは自分の「心」です。それだけです。だから決して夢や勇気や冒険心を捨ててはいけない。そんなことを「キャプテン」の主題歌「君は何かができる」が教えてくれるのです。これは是非リメイクしてSMAPが歌うべきです。で、私はすぐに感化されまして、さっそく「着うたフル」で全曲ダウンロードしちゃいました。3分ちょっとの歌です。そして目覚ましのアラームにセットしました。今まではジョンコルトレーンの「ジャイアントステップス」だったのですが、それはそれでいいのですが、うるさすぎてツレからはかなり不評でした。でも変えます。明日からは「君は何かができる」で起きることにします。朝からテンションあがりそうです。言うまでもなく、寝る前だけでなく、起きたばかりも潜在意識がびんびんです。ブライアン・トレーシーは朝30分間の読書の習慣を勧めます。てなわけで、別に「キャプテン」である必要はないのですが「寝る前15分間の成功法則」って話です。寝る前は是非、いいものをインプットして寝ることにしましょう。そして目覚ましも元気の出るもので。朝は日の出を拝んで、読書です。こんな毎日、素敵やんと思います。で、PC切っていいイメージでお休みすることにします。寝る前15分間の成功法則。是非参考にされてください。ではでは。



by katamich | 2007-03-15 23:34 | ■願望実現 | Comments(0)