寝る前15分間の成功法則 2007.3.14

 今日は「確定申告」に行ってきました。フリーランス一年目の総決算ですね。思ったよりも難しくなくって、次回からはきちんと計画的にお金と付き合っていきたいな~と思わせられる日でした。でも、ま、国民の義務を一つ果たしたと言うことで、清々しい一日ではありました。来年はもっとがっぽり太っ腹に税金を払いたいものです。

 夜はコーチングです。今日は同年代の男性のレギュラーコーチングです。一月から始めました。今日のセッションはお互いにとって非常に有意義でありました。今日の話はブログに書くことの了解を取っていますので、今日のネタにさせて頂きたいと思います。タイトルの通り「寝る前15分間の成功法則」という話です。この方は一月からコーチングをさせて頂いているのですが、本人いわく、これまでの自分とガラリと変わって、非常に充実した日々を送られているそうです。コーチとしても嬉しい限りです。モチベーション、タイムマネージメント、コミュニケーション、、、いずれもコーチングの核となる部分で大いなる成長が見られるそうです。私のコーチングのスタンスはあくまで自然な会話にあります。コーチングを学びたての人が陥りやすいのが、「私、質問する人、あなた、答える人」みたいなスタンスでコーチングをしちゃうのです。こんなのは会話とは言いません。ただし、会話のイニシアティブはコーチ側が持っておくのがいいとは思いますが、あまりそれを匂わせない程度の自然さが重要だと考えています。その会話の中から新たな価値を一緒に創造していくのがコーチングの要だと考えています。その意味で、ソクラテスの弁証法こそがコーチングの原点であるとも言えます。

 その観点においては、今日のクライアントさんとは典型的にまでにうまくいってる気がします。時として雑談しかしないこともあるのですが、その雑談の中から望ましいリソースを導き出すのは、そのクライアントさんの感性によるものが大きいとは思います。しかし、その種まきをするのはコーチの力量でもあると思っています。その辺は自負させてもらいたいと思います(^^)。

 前回のセッション後から今日にかけての振り返りからセッションを始めたのですが、非常にリソースフルな(満ち満ちた)日々を送っていたそうです。いろんな話を聞きましたが、印象に残ったことがまず、今まで聞き流していたようなアドバイスが要所要所で突然思い出して、それが実生活に非常に役立っているという話です。その中の話でなるほどと思ったのは、上司のような人から、「仕事で出来るならプライベートでもできるだろ」というアドバイスをされたと言う話です。具体的には「仕事」としては普通に話せるのだけど、「プライベート」ではどうも身構えて話しにくい、、、という傾向があったそうです。しかし、今はそれを克服されて、どんな時にでも気軽に話せるようになっているそうです。その時の気づきが上で言ったようなこと。つまり、「話す」という一つのシンプルな行為を、「仕事」と「プライベート」で気構えが異なるというのは単なる思い込み(ビリーフ)だったという気づきです。

 コーチにも時々います。コーチングでは話せるけど、普段の会話は苦手という言う人が。正直言って、そういう人はコーチングに向いてないと思います。もちろんコーチングスキルを学ぶことは実生活にも大いに役立つことですが、他者へのコーチングは向いてないと言わざるを得ません。先ほども言ったように、コーチングとて本来は「自然な会話」のはずです。日常の「自然な会話」が苦手な人が、コーチングでは「自然な会話」ができると言うのはおかしな話です。そういう人が陥りやすいのが、先ほど言ったような、「私、質問する人、あなた、答える人」というスタンスです。

 話がちょっと脱線しましたが、その後のコーチングの展開も非常にスリリングなものがありました。日本人の多くは目を見て話すのが得意でない傾向があるようです。特に男性がそうです。時には目を見て話しては失礼、、、なんて思い込みをされる人もいるようです。しかし、結論的には、やはり相手の目を見て話す方が、いいコミュニケーションになる場合が多いです。レストランに行くと、日本人と欧米人とで決定的に異なる習慣があります。それは「注文するとき、ウエイターの目を見るか否か」という点です。言うまでもなく、欧米人はウエイターの目を見て注文します。多くの日本人はメニューを見ながら注文します。客観的に見て、どちらがスマートかと言えば、やはり欧米人の方だと思います。それは単なる「文化的差異」で片付けて良いものとは思えません。

 またまた、脱線しましたが、コーチングの中で「目を見て話す」と言う話になったのですが、私がそれに石井裕之さんの本からのノウハウを紹介しました(「ダメな自分を救う本」より)。人の目を見て話しにくい人は、相手の瞬きの数をカウントしながら話すといい、という話です。これは私も試して見ましたが、確かに効果的です。目を見て話す、、、という行為は同じなんですが、それを「目を見る」のではなく「瞬きの数をカウントする」というスタンスに転換したのです。要するに行為・現象は同じなんですが、心のスタンスが違うというわけです。

 これは先ほど述べた、「仕事なら話せるけど、プライベートでは話せない」ということにも通じる話です。「話す」という行為・現象は同じなんですが、心のスタンスが違うだけで、その行為の妨げが生じるわけです。要するに「心のスタンス(心構え)」だけで、行為・現象を如何様にも操れるという話です。さらにこんな話も紹介しました。二人の男がレンガを積んでいます。何をしているのか一人に聞くと、「レンガを積んでるんだ」と答えたのに対し、もう一方の男は、「お城を作ってるんだ」と答えたという話です。これも「レンガを積む」という行為・現象は同じなのに、心のスタンスが違います。当然、生産性が高く、楽しいのは後者です。お城を作っていると答えた男の方です。

 これらの話はいろんなことに応用できそうです。もし「人前で話す」という行為が苦手であるならば、「人前で話す」のではなく「一人で話しているとき、たまたま人がたくさんいた」と考えると、ちょっとは楽かもしれません。これはNLPでも「リフレーミング」というスキルで紹介されますが、いろんな事例を持っているのは、実生活にも大いに役立ちそうです。今日のセッションではこんな話を二人で展開し、「楽になる心のスタンス」を考えてみるのをお互いの宿題としました。私はコーチングってのはこういうもんだと思っています。つまり、「私、質問する人、あなた、答える人」ではなく、一緒になって考える、創造して行く、そのプロセスこそがコーチングなのでしょう。

 ただし、話のイニシアティブはコーチ側が持っておく方がいいし、いろんな事例を出すのもコーチの力量だと思います。そしてクライアントが言ったことに対して、単純に傾聴、承認するのではなく、何かしらの付加価値をつけてフィードバックすることがコーチの役目だと思います。例え「一緒になって」であれ、コーチとクライアントの違いはその辺にあると考えています。

 なかなか本題の「寝る前15分間の成功法則」に進みませんが、ここからようやくテーマに入ります。これまでは前置きであり、余談です。やたら濃い前置きになるのはこのブログにしては珍しくないでしょう(^^)。この「寝る前15分間の成功法則」というのは私が定義しましたが、もとは今日のクライアントさんの話からきています。どんな話かと言うと、寝る前にある本を読んで寝ると、翌日、目覚めがよく、文字通りリソースフルない一日、一週間を送ることができたというのです。

 ちょっと、ちょっとちょっと。そう言えば、明日は山登りで早起きのはずです。ここから話を展開すると起きれなさそうなので、申し訳ないですが、続きは明日と言うことで。。。おやすみなさ~い。


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by katamich | 2007-03-14 23:50 | ■人生哲学 | Comments(0)