アトムカンフー潜在意識 2007.3.3
2007年 03月 03日
・中国沿岸の都会の近くの郊外のいい場所
・週に20時間の勤務
・ある程度日本語を話せる人に対する日本語レクチャー
・中国語は一切話せなくてもOK
・講義の予習の必要なし
・ビザは会社が代行(無料)
・宿付き(無料)
・中国までの往復航空券付き(無料)
・中国語学校付き(無料)
・パソコンはADSL
・夏休みありで旅行も可
・生活できて若干の貯金ができるギャラ付き(中国水準ではいいが、日本水準ではよくはない)
・半年又は一年間の契約
聞いたところではこんな感じです。実にいい待遇だと思いませんか。平たく言うと、半年か一年、ある程度のお小遣いをもらいながら、中国人相手にちょっとだけ日本語をしゃべる労働をする条件で、宿付きの留学ができるのです。しかも中国沿岸なので、場所的にもとてもいいはずです。先任の人いわく、飯も美味いそうです。ビザとか宿とか面倒なことも全て会社が代行してくれるので、本人は必要な荷物だけ持って身軽に行けるわけです。あいた時間に中国語学校にも通えるのですが、これも無料だそうです。普通はどうでしょう。中国に留学するとなると、宿代やら学校だやらで持ち出しは必須です。ビザなどの手続きも自分でしなければなりません。しかも何より傑作なのが、最初にその話を聞いてから、実際に行くことが決まるまで2週間経ってないのです。そして実際の出発までは一月も経っていないのです。出発は3月6日。最初にバイト先で話を聞いたのは2月11日。世の中ってこんなものなのでしょうか。
【中国行きたい・・ょぅな】(2007年02月14日01:36)
バイトで知り合った人が、一年中国に日本語教師として行っていたらしい。
日本語教師募集中とのこと。
4大卒なら誰でもいいと。
旅費やらビザやら住むとこやら、全部あっちもちでいけるらしい。
なんか外国人は週20時間しか働けないそうで、時間たっぷりだとか。
どうせ家でゴロゴロしてるだけなら、中国行ってちょっと日本語を教え、中国語も覚えつつゴロゴロするというのはどうか。
多くの日本人投資家のために人身御供として中国に行くというのも面白い。
まあ一年拘束されるというのが、一番のネックだが、一年くらいくれてやってもお釣りがくるような経験ができる気もする。
実際問題、クリアしないといけないものはいっぱいあるけど、なんか魅力的だ。
この日記には当然、いろんな方からコメントが付いており、もちろん私も付けました。しかしなぜか「やめといた方がいい」というコメントはなく、その全て「行くべき!」とのコメントでした。「潜在意識の現状維持メカニズム」の法則からいくと、こういう「変化」に際しては、必ず足を引っ張ったり、親身になって忠告したりする人がいるものです。しかし、全員が全員とも「行くべき」とのコメント。この事実に笑えます。ちなみに私が付けたコメントがこうです。
行くべき!!
潜在意識はチャンスを運んでは来るけど、
そのチャンスに手足を付けるのは自分自身の決断!
行くべし!
実際、アトムさん的にはこのコメントがかなり効いたそうです。それに続いて虹さんのコメントです。
↑
Qさんの言うことは、聞くべし!!
中国いく前に、飲みに行こうね♪
はい、飲みに行っちゃいました。書いていることがどんどん実現しているではないですか。その後、連日のように進捗状況を報告してくれるのですが、この日の日記で決定打となっています。
【中国から国際電話。】(2007年02月17日17:11)
82。
国際電話は82という表示でしたよ。
もう中国まるだしやないですか。
色々聞く。
どうやら3月中旬遅くとも4月には中国へ発つ流れだ。
期間も一年とは聞いていたが、半年でもいいとのこと。
まあ一年いこうかとは思ってますけど、いまのとこ。
あと、北朝鮮との国境付近の田舎というウワサだったのですが、複数の場所から選べるようです。
三東省の都会になりそうな感じ(北京や上海といった大都会は選択肢にない)。
田舎で仙人に会うのもいいかな、と思ったけど。
劉備玄徳がはじめて地盤を得た徐州。
孔明が生まれた徐州。からはじめるのもアリかな。
もう、ジェット気流に乗ってしまいました。
「中国行きたい・・ょぅな」から3日しか経っていません(爆)。その後は辞書買ったり、パソコン買ったり、ギター買ったりしながら、ちゃくちゃくと準備を進めている日記が続きます。そしてついに3月6日に出発なのです。今頃、ブルーが走ってると思います。私だっていつも旅行に行く直前はブルーになるものですから。「変わる」ことへの恐れです。しかし行ってしまえば何ともないわけです。
1.言わないことで潜在意識を圧縮している
先ほども言ったように、彼はむやみやたらと願望を口にしません。それどころか願望を持つこと自体を放棄しようとする時期さえありました。それによって潜在意識がぐんぐん圧縮され、いざ、「表明」すると一気に爆発するのでしょう。
2.ポジティブ
彼の口からネガティブな言葉をほとんど聞いたことがありません。ギャグやジョークで言うことはあっても、愚痴や不平不満を聞いたことがほんとうにありません。投資のパフォーマンスが悪くても、原因を自らに置き、自分で状況を変えようとしていました。潜在意識を活性化させるためには「不平」「不満」「許せない心」があってはダメです。まずはそのようなネガティブな思いを払拭する必要があるわけです。そういう意味で、アトムカンフーにはネガティブな要素がほとんどないように思われました。
3.マイペース
自らのペースを崩すことがありません。単にダラダラしてるだけという説もありますが、毎日、同じようなことを自分のペースでコツコツとやっていました。例えば、彼の読書量は半端ではありません。マイペースに読書数をどんどん増やしていました。そして昨年から「投資の真髄」というメルマガを発行していたのですが、(私と違って)確実に週に2回発行していました。決めたことはきちんとコツコツできるのです。
4.柔軟
柔軟さも彼の利点です。私が大阪に行く時、しばしば飲みに誘ったのですが、必ず来てくれました。単に暇だったからという説もあるのですが(でも滝オフには来ませんでした・・・)。それ以外にも喫茶店を経営する話があれば柔軟にやっていました。バイトの話も柔軟にのっていました。そして今回の中国行きも柔軟に決定しました。
5.楽天的
彼は物事を深刻に考えることがありませんでした。以上。
いや~、勝手に分析しちゃいましたが、確かにモデリングする価値はあります。アトムカンフーさんは既に、ナチュラルな潜在意識マスターなのかもしれません。私も彼をモデリングすることで、潜在意識をより活性化させていきたいと思います。ともあれ、中国行き、おめでとうございますです。一年後、また梅田で飲むことを楽しみにしています。元気でいってらっしゃ~い♪
アトムくんは、ほんとに楽しみな方ですよね!
アトムくんを見習って、私も『圧縮→爆発』で、自己実現するぞぉ〜!
オレンジペコさん、himawariさん、おなすさんも
昨日は、ありがとうでした。
自分ではごくごく普通の日常なので、なんか申し訳ないですね。
100%努力じゃないですしね。
昨日の飲み会、とても楽しかったです。
Qさんにいただいた本、中国に持って行って読みますね。
いろいろありがとうございます!
これからもよろしくお願いします。
大変良い見本を見た気がしました。