「実現」は向こうからやってくる 2007.2.3
2007年 02月 03日
今日からNLPのマスタープラクティショナーの講座が始まりました。3月まで隔週で大阪に帰ります。今年はNLP関係でもいろいろ花開きそうです。春頃からついに私も表舞台です。今年は楽しくなるぞ~。今日のワークは前回のプラクティショナーのおさらいが中心でした。「ニューロロジカルレベル」による自己診断、実現までのプロセスを明確にした「メタアウトカム」などのスキルをおさらいします。真の成功者は「潜在意識」を利用します。NLPは「潜在意識」を利用した成功者のモデリング体系だと言えます。それだけに、何気ないワークの中にも「潜在意識」に深くアプローチしていくものが多いです。10月に行った「メタアウトカム」によって設定した目標なども、3月31日を期限としていたにも関わらず、現時点でほぼ100%が実現しています。つくづくNLPに出会ってよかったと思っています。
今日、電車の中でふと思ったのですが、「実現」ってのはこちらから向かって得るものではなく、向こうからやってくるもののような気がします。あ、これは石井裕之さんが言ってましたっけ。つまり「顕在意識」の世界では、こちらから「実現」に向かって進んでいくもの。一方、「潜在意識」の世界では、「実現」の方から向かってくるもののようです。と言うのも、私の実感、経験としても、いわゆる「実現」は突然、予期せぬ形でやってきます。その形はしばしば「シンクロ」と呼ぶことがあります。振り返って考えてみると、まさしく「顕在意識」が忘れた頃に、突然、やってきます。それを人は「ツイてる」とか「運がいい」とか言ったりします。よく私がいいことにあったりすると、「それはQさんだから・・・」などと言われることがあります。因果関係の見えない、単なる「運(ツキ)」と思われることもあります。しかし、これこそが「実現」の最も自然な形であって、「潜在意識」の世界の出来事なのです。
世の中の成功者のほとんどが、成功の理由を「運がよかったから」と答えているようです。もちろんいろんな努力をしているのでしょうが、実際に「実現」の実感を得る瞬間ってのは、いきなり「実現」の方からドカ~ン!とやってくるイメージなんでしょう。決して、「実現までと少し、頑張れ!」なんて状況ではないのです。まさしく「実現」の瞬間は向こうからドカ~ン!と来るのです。で、そのように「実現」が勝手に次々とやってくるので、成功者はよく「おまかせ」なんて言葉を使います。なので成功者は「月におまかせ」してても、自然と成功を呼び寄せてしまうのです。そして多くの人は少しでも成功者に近づこうとして、様々なスピテクをはじめ、成功者の真似をし始めます。まさしく「おまかせ」状態で。で、「実現」がドカ~ン!と来るのを待つのです。でもなかなか来ないので嫌になります。
ここで、「成功者」と「普通の人」との違いはどこにあるのでしょうか。「潜在意識」の世界では「実現」の方からドカ~ン!とやってきます。ここからが、今日、電車の中でいきなりひらめいた内容になります。その答えは「磁石」なのです。人は「磁石」なのです。ただし、その「磁力」が異なります。言うまでもなく、「成功者」は「磁力」が強く、「普通の人」は弱いです。「実現」は「磁力」によって引き付けられるのです。しかし、「成功者」も最初は「磁力」は弱いはずです。どうやって強くなったのか。答えは簡単。一生懸命に「発電」して「磁力」を上げたのです。自転車のペダルで発電するイメージをしてみてください。ペダルのこぎ始めは重くてなかなか電力が上がりません。でも、途中から楽になって、単位力あたりの電力が増大していきます。そうなると「磁力」も増します。しかし、多くの「普通の人」は楽になる前で止めてしまいます。そして別のペダルに乗り換えます。「あ、こっちの方が、楽にこげそうだ」などと思って。または、こぐ力を弱め、思い出した頃に、再びこぎ始めます。そしてすぐに弱めます。要するに「磁力」が上がらないのです。
「成功者」は「磁力」がきちんと上がるまでペダルをこぎ続けます。そして一定の「磁力」に達したところで「実現」がドカ~ン!とやってくるのです。「普通の人」は「磁力」が一定にまで達しません。ここが違いなのです。これを現実で言い直すと、「ペダルをこぐ」とは、まさしく「日々の継続した努力」なのです。それによって「磁力」があがり、「成功」が引き寄せられるのです。そしていったん「実現癖」がつくと、筋力もつきますので、ペダルをこぎ続けるのも楽になります。さらに慣性も加わります。ほぼ、全自動です。人によっては自動運転機をつける人もいるでしょう。そうなるとまさしく「おまかせ」となります。そして「成功者」は次々と「実現(成功)」が引き寄せられるのです。方向を定めることは重要ですが。
一方で「普通の人」は継続した努力ができないがために、「磁力」も上がらず、「実現」がよってきません。でも、向こうの「成功者」はほぼ「おまかせ」状態でどんどん「実現」しています。それならば、自分も「おまかせ」で、、、となりますが、大きな勘違い。「成功者」のペダルに貼ってあるステッカーなんかをどっかで調達してきて、真似して貼ったりします。でもそもそも「磁力」がないのですから、そんなステッカー貼ったところで「実現」がやってくるわけありません。
ま、結局は「継続した努力」が大切という話になるのですが、ひらめいたのでちょっと別の言い方で表現してみました。まとめますと、こういうことです。
①方向を定める=目標を立てる
②ペダルを決める=「実現」のための手段を定める
③ペダルをこぐ=努力する
④ペダルをこぎ続ける=継続した努力をする
⑤「磁力」があがる=実力がつく・運がよくなる
⑥突然、ドカ~ン!とやってくる=実現・成功する
⑦次々とやってくる=次々と実現する
⑧ほとんど力をかけずにペダルがこげる=実現・成功癖がつく
⑨ペダルから下りて、ステッカーなどを貼ったりしちゃう=バカンス行ったり、スピテク・セミナーを楽しんだりする
⑩ステッカーのおかげで、さらに楽にペダルがこげるようになる=スピテク・セミナーが相乗効果となる
ま、こんな感じですね。ちなみに⑨のステッカーと言うのは、昔、コロコロコミックなどで紹介されていた「ハイピッチ」なんかをイメージしてもいいです。知る人ぞ知るですが。
そんなわけで「成功者」は①から⑩までを地道にやって楽しんでいるのです。⑨⑩はやってもやらなくてもいいですが。しかし、「普通の人」はこの一連のプロセスが抜けているのです。①くらいはするかもしれませんが、②となるとよくわからない。つまり目標は立てても、それを実現するための手段が決まらないということです。仮に決まっても③④がありません。途中までやって①とか②に戻ってしまいます。そのうち嫌になって⑨を試したりします。そうやってステッカー代(スピグッズ・セミナー代)ばかりを浪費してしまうのです。
結構、わかりやすいでしょ。とにかく「磁力」が上がるまでペダルをこぎ続ける。これです。どんなペダルかなんて、そんなに違いないはずです。ましてやステッカー探しに力点がシフトするなどは言語道断です。さて、今はどの地点でしょうか。私はちょうど④から⑥あたりでしょうか。時々⑨⑩もありますが。目指すは⑧です。
プロセスがハッキリしたところで、NLP二日目も楽しんできま~す。「実現」ちゃんいらっしゃ~い♪
クリックでドカ~ン!と実現♪
↓ ↓
僕も「なぜか寒い寒いと言って」、包まって寝る側の人間です。
係りの人にお願いするのは、少しめんどくさくて、少し勇気がいると思うのですが、
それをさらりとやるQさん、スゴイです。見習います。
なんかスゴイ気づきをもらいました。ありがとうございます。
①~⑩まで、とってもわかりやすいです。ありがとうございます☆
ラクラクとこなしている人にも最初の一歩目があったということを、ココロに留めていたいですネ♪
そしてまた、日々最初の一歩目に戻りながらやっているということも。
運こそ努力で何とかなるものだと思っています。
とりあえず飽きるまでこぎ続けてみるのがいいかもしれませんね。