自分を許します 2007.1.29
2007年 01月 29日
一人さんファンにはお馴染みだと思いますが、彼の提唱する幸せ法則に「天国言葉」を使いなさいってのがあります。普段から口ぐせのようにそれを使っていると、幸せになれるというものです。「天国言葉」っては、「ついてる、うれしい、楽しい、感謝しています、しあわせ、ありがとう、許します」であり、逆に「地獄言葉」は「ついてない、不平・不満、グチ・泣き言、悪口・文句、心配事、許せない」となります。私も普段から天国言葉を使うように心がけており、ほとんどが天国言葉になっていますが、それでも時には地獄言葉が出ることもないわけではありません。地獄言葉で多いのは「悪口・文句」あたりでしょうか。あからさまな悪口は内と思いますが、批判めいたことを言ってしまうことはあります。もっとも、自分の意見を明確にするための批判であると思っていますので、それが悪口に相当するのかはわかりません。それでもやっぱり悪口や批判はなるべくしない方がいいのかな、とも思います。
話がそれましたが、その舛岡はなゑさんの講演にちょっといい話がありました。舛岡さんは「寺子屋塾」という交流会を主催しているそうなのですが、ある時の「寺子屋」に「イシバシ君」って言う青年が現れたそうです。そのイシバシ君、寺子屋終了後、いきなり舛岡さんに「今日は車で来たのでお酒が飲めません」と言ってきたそうです。寺子屋後の飲み会を知らされたときです。舛岡さんは「残念ね~、それじゃ~、普段は結構飲むんだ~」と聞いたそうです。するとイシバシ君、「肝臓が悪いのでお酒は飲めませんし、食べ物も止められている」という愚痴っぽいことを言ってきたそうです。舛岡さんは「これはやばい」ということで、飲み会ではなるべく近くに座らないように気をつけていたのです。しかしお決まりのように、イシバシ君は隣に来てしまいました。さすがは舛岡さん、「これは神様のレッスンだな~」と思って喜んだそうです。
各自、自己紹介があるのですが、イシバシ君は体調が悪い、病気がち、ツイてない、死のうと考えていたなど「地獄言葉」を連発したそうです。そんなイシバシ君に舛岡さんが言います。「今のは全部地獄言葉なんだよね。みんなが聞いて楽しいかな~」、と。それを言った瞬間、舛岡さんは一人さんの言葉を思い出します。
「愚痴や悪口をすぐ言う人は何か許せないことがあるのですよ。そういう人は思ってなくてもいいから『自分を許します』と言ってください。もし言えなければ、『言えない自分を許します』って言っておけば、いつか幸せになるんだよ」、という言葉です。さっそくイシバシ君に聞いてみます。
舛岡:イシバシ君、なにか許せないことがあるの?
イシバシ:はい、あります。
舛岡:じゃあ、さあ、思ってなくてもいいから「自分を許します」って言ってごらん。
イシバシ:ダメです。
舛岡:じゃあ、「ダメですっていう自分を許します」は?
イシバシ:ダメです。
舛岡:じゃあ、セリフだと思ってみんなで言ってみようか。
(みんなと一緒に)
みんな:自分を許します。
(でもイシバシ君だけ言いません)
舛岡:イシバシ君、言えないかな~。
イシバシ:ダメです。
舛岡:じゃあ、言えない自分を許しますは?
イシバシ:ダメです。
舛岡:イシバシ君さあ、私、これ以上のアドバイスはできないの。治りたいんでしょ?
イシバシ:治りたいです。
舛岡:治りたいんならさ~、思ってなくてもいいから「自分を許します」って言えないかな~。それがスタートなの、最初は。
イシバシ:ダメです。
舛岡:じゃあさあ、ごめんね。言えるようなるまで、、、出入り禁止ね(ニコッ)
イシバシ:・・・・わかりました。言います。自分を許します。
その時、飲み会の会場は拍手に包まれたそうです。会場は笑顔に包まれます。イシバシ君も笑顔になります。それもとっても素敵な。舛岡さんが言います。「イシバシ君、みんなを喜ばせたから、これからきっと幸せになるよ」、と。イシバシ君も嬉しそうな顔で「本当ですか!自分を許します、自分を許します、自分を許します」と言いました。会場はまた拍手です。それからイシバシ君は「地獄言葉」から「天国言葉」に変わったそうです。そのまま、楽しそうに飲み会が終わり、また、別の日に寺子屋が開催されます。イシバシ君が来ました。そして飲み会にも参加しました。注文したものにビックリ。生ビール、チュウハイ、そのた食べ物。前回の「自分を許します」以来、イシバシ君は体調が良くなって、何でも飲み食いが出来るようになったのだそうです。
その講演CDでは、そのイシバシ君の話を紹介した後、みんなで「自分を許します」と3回ずついうワークがありました。私もCDに合わせて言ってみました。自分を許します。自分を許します。自分を許します。すると何だか心が熱くなって来ました。考えてみると、私は「ツイてる」とか「ありがとう」とか「感謝します」などの「天国言葉」はよく使っているのですが、「自分を許します」とは言ったことがありませんでした。自分で自分を許せていると思っていたからです。でも、実際言ってみるとどうでしょう。何だか心がとけていくような感覚を得ました。まだ、どこかに許せていない自分がいたのでしょうか。それから何回も言ってみました。自分を許します。自分を許します。自分を許します。心がますます晴れやかになってきます。やっぱり言葉ってすごいな~と改めて思わせられました。
この「自分を許します」って言うのは、本当のスタートのような気がします。「ツイてる」とか「ありがとう」なんてのは、心が深く傷ついた人にはなかなか言えないものです。でもまずは「自分を許します」で、固まった心を徐々にとかしていくことで始めればいいと思いました。究極の「クレンジング」だな、と思いました。複雑なワークをする前に、まずは「自分を許します」です。それがスタートなんですね。私も生まれて初めて言った言葉だったのですが、言ってみると、心の中に深い共振を覚えました。まだまだ、私の心にもいろんなものが残っているのだな~と感じました。それが時には恐れや不安、そして不平、不満につながるのでしょうが。その元を断つのが「自分を許します」。
これから先も生きているといろんな腹立つことや悔しいこともあろうかと思います。その時は他人や状況に対して批判や非難をする前に、「自分を許します」と言ってみたいと思います。素晴らしい気づきをありがとうございました。
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う~ん、大切なポイントだ。
それから、
「じゃあさあ、ごめんね。言えるようなるまで、、、出入り禁止ね(ニコッ)」
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これ気に入りました。