勝負下着で勝負 2006.12.5
2006年 12月 05日
9時に帰ってきて、すぐにコーチングです。今日は合計7名のコーチングをさせて頂きました。最終は0時からでした。コーチングは基本的に30分くらいなんですが、どうも雑談やら質問やらで長引きがちで、一時間近くお話しすることが大半です。この100人コーチング中は2~3度戸惑いみたいなものもありましたが、やっぱりNLPをマスターしてからの11月以降は、いろんな問題にも対応できるようになってきています。何となく余裕みたいなものも出てきて、単なる雑談の中から様々な気づきやモチベーションのアップをはかることができるようにもなってきています。嬉しい事に多くの方は、お話しする前と後とでは、印象がすっかり変わってきています。最初は悩み相談みたいな感じでも、最後は明るくポジティブになる人が多くなってきました。これこそが私のコーチングの望むべきスタイルであり、私の独自性だと思っています。それでなおかつ必ず結果を出すようなコーチングを確立しつつあります。こう言うといやらしいかもしれませんが、無料の一回きりのコーチングよりも、有料のレギュラーのコーチングの方が確実に変化や結果が出ています。一回のコーチングでもある程度までは盛り上がるのですが、こないだ書いたような「潜在意識現状維持メカニズム」の働きによって、いつの間にか元に戻る事が一般です。でも3ヶ月ほど定期的にコーチングを受ける事によって、潜在意識の中に「なりたい自分」がじわじわとインプットされていき、大きな自己改革がもたらされるでしょう。100人コーチングのおかげで、最近の守備範囲も「目標達成」「習慣形成」「ダイエット」「恋愛・結婚」「受験」「コミュニケーション」など広がりを見せています。そしてよく言う台詞が「まずは形から」です。最近、口ぐせのようにもなっています。この「まずは形から」ってのはとっても有効です。
例えば、前の会社の経験だと、客先に「来週、企画書を持ってお伺いしますので、お時間よろしくお願いします」と電話をしてから企画書を書き始めていました。そうでもしないと、いつまで経っても企画書など書き始めようとはしません。何かビジネスを展開する場合でも、まずは名刺を作って、それを配ります。それによって自分自身が何をしているのか、周知します。今朝やった「思考は現実化する」の読書会も、人を巻き込んで日時を決めてから、該当箇所を読み始めます。それから、、、私の結婚に関しても、式の日程と場所を決めない限りは、腰を上げようとはしなかったでしょう。そして日程と場所を決めてしまったからには、それに見合った働きをするしかなくなります。何かの集まりの日程を決めるときでも、先にカレンダーにマルをつけてしまわないと、決まりません。「その日は何かありそうだから・・・」などと言って決めないのは人生の損失であると言えます。「思考は現実化する」の今日読んだ中にもありました。ある将軍が少ない人数で船で敵地に乗り込んだ時、敵地の島に着くやいなや船を燃やして帰り道を断ったという話です。そんな事されると敵陣はビックリしますよね。背水の陣そのものなんですが、これも勝つという目標のために先に形を作ってしまった例ですね。
人はよく「テンションが上がってから」とか「気持ちが熟してから」とか「いいタイミングがやってきたら」とか言って、行動を先延ばしにする傾向がありますが、そんな事を言ってたらいつまでたっても前に進まないものです。私のコーチングでも「まずは形から」をよく提案しています。もちろん多額の借金をするなど、リスクが大きいものは勧めませんが、取れる範囲の多少のリスクであるなら、とってしまった方が有効なケースが多いと思うのです。でないと潜在意識も動きません。そもそもリスクをとらずにチャンスを得ようとするのは、自然の摂理に反しています。そんなことで、先に「形」をつくる事は何かを成し遂げる上で、ものすごく有効です。
形をつくるメリットとしては、いわゆる「追い込む」以外にも大きな利点があります。それは「そういうモードになる」という利点です。コーチングのテーマとして、恋愛、特に「結婚」を出される人は少なくありません。ただ、そればっかりは相手のあることですので、本人がどう頑張っても難しいケースだってあるわけです。しかし、そう言ってばかりだと、物事は進みません。成功するには成功者のモデリングをする技術がここにも使えると思うのです。つまり、「結婚していますモード」をつくる事が、前進する効果的な方法だと思うのです。実は「左薬指に指輪を通す」ことを結婚とは別の目的のためにおススメしたところ、その方は先日入籍してしまいました。それが原因かどうか分かりませんが、やっぱり「左薬指に指輪」は別の目的以前に「結婚」のシンボルとして潜在意識に深くインプットされてしまったのでしょう(笑)。もっとも、恋人のいない人がそれをしてしまうと良縁を見過ごす可能性もあるので、あまりおススメはできません。付き合っていながら、なかなか踏み切ろうとしないパートナーに無言の圧力をかけるには有効かもしれませんが。
そういう理屈で言えば、別に「左薬指に指輪」でなくとも、別の方法で「結婚モード」をつくることも可能なわけです。以前、オウムの脱洗脳で有名になったドクター苫米地氏が、「聞くだけで恋人ができる着メロ」を開発したとして話題になっていましたが、それも同じ理屈なんでしょうね。聞くだけで何かの感覚を刺激して、そういうモードにさせてしまうそうです。そうなるとフェロモンが出て、自然と異性を引き寄せるのです。何だか怪しい感じはしますが、理屈としてはわかります。どの程度実例があるのかはわかりませんが。
で、私のコーチングなんですが、恋愛や結婚の成就に対してはこういうアプローチでいきます。まず、サブモダリティ・ワークによって相手のリソースを引き出します。つまり、恋愛や結婚を想像しながら、様々な感覚系の要素を引き出すのです。「共感覚」を用いると、より有効です。それで出てきたリソースをアンカリングします。カタカナばかりでよく分かりませんよね(笑)。具体的に言いますね。恋愛を楽しんでいる女性はキレイです。高校時代はパッとしなかった女の子が、卒業してしばらくして会うと、めちゃくちゃ可愛くなってるケースが少なくありません。「女は化ける」を最初に経験する瞬間ですね。恋愛したりセックスしたりすると一般に女性はキレイになります。女性ホルモン(エストロゲン)の影響もあるんでしょうね。さらに服やアクセサリーや化粧で、どんどん磨きをかけます。背筋がピンと伸び、目の輝きも増します。ようするに意図的にそういう状況をつくってしまえば、彼氏や彼女も寄ってくるという理屈です。リソースは人それぞれですので、どの時点でワクワクするかは私のようなガイドがいると分かりやすいわけです。そしてそのワクワクするモノや姿勢を身につけたり、身体に埋め込んだりすると、潜在意識が恋愛や結婚しているモードに勘違いして、現実がそのようになってしまうわけです。すぐには現実化しないかもしれませんが、まずは100日間、そういうモードを無理矢理にでも作ってしまえば、潜在意識もそのような状況に維持してしまうのです。意図的にモードをつくっていることを忘れてしまったあたりから現実化がスタートするわけです。
そういう状況のシンボル(アンカー)として、特に有効なのが「勝負下着」です。「勝負下着」ってのは基本的に見せることを前提に存在します(女性限定の話ですが・・・)。つまり「勝負下着」を身に着けていることは「見せる相手がいる」ことを前提とします。つまり、仮に見せる相手(彼氏や旦那)がいなくても、「勝負下着」を着けていることによって、辻褄合わせのために自然と相手が現れると言う理屈です。斉藤一人さんが「似合わないものはありえない」みたいな話をしていたと思います。彼の例え話だと、「ウツの人が口の周りをベトベトにしながら、焼肉を頬張るは似会わない」と言っています。したがって、焼肉を食べる事で、ウツが逃げていくと言う理屈です。「勝負下着」の例で言うと、「恋人のいない人が勝負下着を着用するのは似合わない」のです。したがって「勝負下着」を着用するだけで、恋人が出来てしまうという理屈です。いい加減なこと言ってるように聞こえるでしょうが、あながち出鱈目でもないようです。実際に女性の方に聞いてみると、確かに下着によってその日の気分が左右するそうです。私には分からない感覚ですが、私もブーメランみたいなパンツをはくと気分が変わるかもしれませんね。はいた事ありませんが。そう言えば、中学生くらいでそれまでのグンゼの白いブリーフからガラのついたトランクスに代えた途端に、何だか大人になったような気がしたものです。下着はやっぱり大事なのかもしれませんね。
てなこと言ってたら、またまた妙な理屈を思いついてしまいました。私の仮説ですが「下着は潜在意識」という話です。潜在意識は認識できるものではありません。認識できるのは顕在意識です。しかし現実になるのは潜在意識です。同じように下着は周りの人からは認識できません。認識できるのは服やアクセサリーです。どんなに服やアクセサリーで着飾っても、下着がお洒落でなければ、本当のお洒落とは言えません。つまり目に見えない下着をお洒落することで、現実でもお洒落な人になるのです。その意味で「勝負下着」はやっぱり有効なわけです。女性の下着がどれくらいの値段なのかよくわかりませんが、男性のに比べたらずっと高いでしょう。でも、もうすぐバーゲンもあるので、来年は勝負下着で勝負したらええと思うで(←犬井ヒロシ風)。
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