またまたチャネリング 2006.10.30
2006年 10月 30日
今日の気温は20度近くありました。仏様に線香をあげて、本堂でお経をあげている間はさほど寒くもなかったのですが、滝の近くに行くとさすがにひんやりしてきます。いつもどおり作法を済ませて滝に入るのですが、入った瞬間よりも10秒ほどしてからの方が辛くなります。頭がズキンズキンくるのです。でもしばらくすると、身体の痺れや頭痛がなくなり快感の滝になるのです。出た後は実に爽快でした。
ところで、ちょっと今日は思うところあって、先日もやってみたチャネリングをしてみました。チャネリングとは言うものの、単に自分に質問を発して自分で答える自問自答なんですが、これが驚くほどすぐに答えが返ってくるのです。別に高次の存在にアクセスしているわけではないのですが、質問をするまではありえなかった答えが浮かんできたりします。でもコレってまさしくコーチングそのもので、それが自分であれ他人であれ、「いい質問」をすれば、「いい答え」が自然と返ってくるものなのです。私が言うチャネリングとは「セルフコーチング」をそのものかもしれません。そんなことで、前回は「幸せ」について聞いてみたのですが、今日は「苦しみ」について聞いてみようと思います。そうそう、私の「話者」である「Itness」とは何か?という質問を受けたのですが、もちろん英語にはItnessなんて言葉はなく、私の造語かもしれません。指示代名詞である「it」に名詞化する接尾語の「ness」をつけただけです。「it」には「それ」などの意味もありますが、漠然とした主語を表す時も使われます。例えば雰囲気とか天気とか。あえて日本語にするとなると「そのもの」あたりがいいのかもしれませんが、漠然とした存在のようなイメージでいいと思います。これも自然と出てきました。ではいきます。
Q:人はどうして苦しむのでしょうか?
Itness:それは「地球」に生まれてきたからです。
Q:「地球」に生まれるとどうして苦しむのですか?
Itness:「地球」とは「宇宙の牢獄」だからです。
Q:我々地球人はなぜ「牢獄」に生きているのですか?そんなに悪いことをしたのですか?
Itness:「良い」や「悪い」という価値判断は地球独自のものであり、宇宙にはありません。すべてが「完全」だからです。ただ、完全でありながらも宇宙は常に「進化」を遂げています。宇宙の存在意義は「進化」そのものであり、宇宙にあまねく存在する「魂」は宇宙の進化を促進するためにあります。もちろん地球の人もその「魂」の一つですが、あまねく存在する「魂」には進化の速度があります。速度とは「レベル」という言葉で置き換えてもいいのですが、地球の人の「魂」の進化の速度は宇宙レベルで見ると極めて遅い存在なのです。
Q:それが「牢獄」とどう関係あるのですか?
Itness:「牢獄」とは地球人の言う「悪い」場所ではなく、「魂」を加速させるためにある場なのです。地球の人の言葉で言うと、成長や更生という意味になるのでしょう。つまり地球とは速度の遅い「魂」を成長させる場であり、その成長の過程で「苦しみ」という現象が起こるのです。
Q:ようするに「苦しみ」とは地球に生まれている以上、必然的に備わっているもので、「苦しみ」があるということは宇宙レベルで「成長」している証拠と考えていいのでしょうか?
Itness:その通りです。あなたの知る人で言うと、「シャカ」という人が既にそのことに気づき、数千年間に渡ってそのことを広めているではないですか。
Q:でもやっぱり「苦しみ」から逃れたいとは誰もが思いますよね。私もできれば「苦しみ」は味わいたくありません。
Itness:地球の人は苦しむために存在している一方で、苦しみから逃れるためにも存在しています。なので「苦しみ」から逃れることは地球の人の使命ともいえるわけです。
Q:ではどうすれば「苦しみ」から解放されるのですか?
Itness:二通りあります。それは地球から肉体を消滅させること、つまり地球の言葉でいうと自殺することです。しかし、これでは一時的に逃れる事ができても、また地球という「牢獄」に落とされ、今度は前よりももっと遅い速度からのスタートになります。それだけ「苦しみ」も大きくなるので、何度でも自殺をしたい衝動に駆られるわけです。そしてもう一つは「魂」を「宇宙の速度」に合わせることです。そうすれば「苦しみ」からは解放され、それこそが地球という「牢獄」に生まれた意義と存在理由なのです。
Q:私としてはやっぱり「宇宙の速度」に合わせる方を選びたいのですが、どうすればいいのですか?
Itness:一番簡単なのは、あなたから「ストッパー」を取ることです。「ストッパー」を取れば、自然と「宇宙の速度」にも合うようになります。
Q:「ストッパー」って何ですか?
Itness:それは「我」です。
Q:「我」ですか?
Itness:そうです。「我」こそが「宇宙の速度」のストッパーなのです。つまり「苦しみ」の根本原因は「我」の強さによるものなのです。あなたはどういうときに「苦しみ」を感じますか?
Q:そうですね~。うまくいかないときでしょうか。
Itness:「うまくいかない」とはどういう状態なのですか?
Q:自分の思っているとおりにならないことでしょうか。
Itness:「自分の思っているとおり」こそが「我」の正体です。それがなくなれば「苦しみ」だってなくなるわけです。
Q:あ、そうか。
Itness:例えば地球という牢獄には「人間関係」という試練があります。人間関係で苦しむ原因は、相手が「自分の思っているとおり」にならないところです。ただし相手は簡単に「自分の思っているとおり」にはなりません。相手にも「我」があるからです。「我」と「我」がぶつかり合うと、そこに生まれるのは「苦しみ」だけです。その「苦しみ」が大きくなれば、地球の人は「病気」というさらなる試練を生むことになるのです。
Q:そうですね。病気はもっと苦しいですよね。
Itness:「我」が最大化したときに生じる病気のことを、あなたの知ってる言葉では「がん」と言います。言葉どおり「がん」とは「我」そのものなのです。
Q:確かに「がん」は心の病気そのものですよね。仕事や人間関係など「自分が思っているとおり」にならない事がたまれば、「がん」になると言いますからね。でももしかしたら末期のがんであっても「我」を失くすことができれば、完治するのでしょうか?
Itness: 「我」がなくなれば「がん」などは生じえようがありません。他のあらゆる病気も同じですが、「がん」こそが「我」の病気の象徴であり、「我」こそがあらゆる苦しみの根本であることを、「がん」を通して、地球、とりわけあなたの知ってる言葉で知らせているのです。
Q:ああ、そうなのかあ。確か、末期がんの患者が、余命3ヶ月と宣告されてから、あらゆることを捨てて楽しむことだけを考えていると、いつの間にかがん細胞が消滅してたなんて話も聞いた事があります。
Itness:その人は「あらゆること」と一緒に「我」を捨てたのです。そして「楽しむ」ことは「我」を失くすいい方法です。「我」を失くすことで「宇宙の速度」に対するストッパーが外れ、あらゆる「苦しみ」から解放されるのです。あなたの目の前に映っている現象はあなたの心の表れです。言い換えると「我」の姿を移す「鏡」があなたの目の前にあるのです。人間関係への苦しみもあなたの「我」の現れです。仕事がうまくいかないこともあなたの「我」の現れです。それは「鏡」です。では「鏡(かがみ)」という言葉から「我(が)」を取るとどうなりますか?
Q:「かがみ」、、、「が」を取ると「かみ」ですね。神!!
Itness:そうです。「神」とは言い換えると「宇宙」そのものです。地球にはわずかながら「宇宙の法則」を理解した人が現れています。あなたの身近な人では「シャカ」がそうですし、他には「キリスト」、「ムハンマド」などがそうです。彼らは「宇宙の法則」を「神(かみ、ゴッド、アッラーなど)」という言葉で説明してきたのです。
Q:なるほど。密教の最高神である「大日如来」も宇宙そのものですしね。
Itness:あなたの一番身近な言葉は「宇宙」に非常に近い言葉だと言えます。「宇宙の法則」を一つ一つの言葉で正確に表しています。「鏡(かがみ)」とはあなたの心の表れ。「かがみ」から「我(が)」を取ると「かみ(神)」、すなわち「宇宙」となるのです。そこで初めて「宇宙の速度」に合い、「苦しみ」から解放されるのです。
Q:おお~、言葉ってうまくできていますね。ところで、最近、いじめで自殺する人が話題になっていますが、それも「我」と関係あるのですか?
Itness:もちろんです。「いじめ」には原因が2つあります。それは「いじめる側」の「我」と、「いじめられる側」の「我」の存在です。2つと言いながら、それらは表裏一体です。2つの「我」のぶつかり合いによって、「苦しみ」が大きくなり、時として自殺という現象が生じえるのです。
Q:でもそれって「いじめられる側」にも問題があるということなんですか?それって何だか納得いかないですよ。
Itness:もちろん「いじめられる側」にも問題はあります。「原因と結果の法則」を思い出してください。数多くの人がいる中で、なぜ、「いじめられる側」が特定されるのでしょうか。その結果に対しては必ず原因があります。その原因こそが「我」なのです。
Q:じゃあ、いじめられる側って立場ないじゃないですか!苦しい思いをしてですよ、それでいて問題があるなんて言われたら。。。
Itness:「原因と結果の法則」を思い出してください。「いじめられる側」においては最も苦しい思いをしているのは、実は本人ではなく両親であることが多いのです。もしかしたらその両親の「我」こそが「いじめ」の原因なのかもしれません。「うちの子はこうあるべきだ!」という強い執着が、強い「我」を生み出し、それが「いじめ」の原因となることもありうるのです。もちろん現象として現れる原因は様々ですが、根本には強い「我」の存在が必ずあるのです。
Q:う~ん、じゃあ、どうすればいじめられなくなるのですか?そっちの方が当事者にとっては重要でしょう。
Itness:「我」を捨てることです。
Q:だから、「我」を捨てるって具体的にどうすればいいのですか?!
Itness:「ありがとう」と言って下さい。
Q:ありがとう。言いましたが、これで「いじめ」はなくなるのですか?
Itness:「苦しみ」の根本がなくなりますので、当然、「いじめ」もなくなります。あなたの知ってる言葉で「ありがとう」とは「在我投」と書きます。「ありがたい」は「在我退」と書きます。つまり「在る我」を「投げ捨てる」または「退かせる」ことが「ありがとう」や「ありがたい」の意味なのです。「ありがとう」とは言うまでもなく「感謝の言葉」です。「感謝」こそが「我」を捨てる最高の方法なのです。
Q:じゃあ、いじめをなくすには「感謝」すればいいのですか?
Itness:そうです。「感謝」すればいじめも病気もなくなります。「感謝」によって「我」を投げ捨て、退かせたのですから、あらゆる「苦しみ」から解放されるのです。
Q:でも目の前に起こっている「いじめ」に対して、感謝なんてできないですよ。
Itness:では、いじめられる側、そしてその両親がそれまでどのくらい「感謝」してきたのでしょうか?
Q:それはわかりません。
Itness:では、あなたは「ありがとう」という人をいじめることができますか?
Q: ・・・できませんよね。ノートを貸してあげて「ありがとう」と言われたら、「なにが、ありがとうやねん!」なんて言えませんね。「お、おお」というだけですね、私なら。そう言えば私もガキの頃は少なからずいじめる側になったこともあるのですが、そいつは確か私が子ども会の連絡の電話をしたら「ありがとう」とは言わずに、「知ってる」とか言ってましたね。連絡網で事務的に連絡してるのに、その度に「知ってる」なんて言われたら、確かに腹立ちましたね。いじめたくなりましたね。「ありがとう」と一言言えば何の問題もないはずですよね。
Itness:「知ってる」という言葉も「我」の表れかもしれませんね。
Q: そうですね。「知ってる」と言うことで、「オマエよりも先にその情報は知ってたんだぞ!」というつまらぬ意地なんでしょうね。「ありがとう」と言ってしまえば、負けた気にでもなるのでしょうか。確かに「我」ですよね。すいません、細かい話で。こないだ大阪に帰ったときに、おかんとちょうどそんな話をしていたもので。。。
Itness:「ありがとう」と言って「我」を捨て、「感謝」をしているところに「いじめ」、そしてあらゆる「苦しみ」は存在しえません。
Q: 仕事でもそうですか?
Itness:もちろんです。仕事で苦しむ人の多くは、やはり「我」が強いのです。もうわかりますよね。あなたの言葉で説明してください。
Q: はい。仕事で苦しいのは、要するに自分の思い通りにならないからなんですね。これだけの仕事してるのだから、もう少し給料が高くて当然だ。公務員は楽してボーナス貰ってるのに、毎日残業ばかりしてボーナスもないなんて不公平だ。この会社は私のやり方に合わない。上司や同僚とウマが合わない。なんで自分だけこんなに仕事を押し付けられるのか。給料が少ないのは、社長の理解が足りないからだ。残業が多いのは、上司のマネージメント力が足りないからだ。。。いくらでも出てきますよね。私も会社員時代は似たような「苦しみ」を抱えていました。考えてみると、仕事があって、給料がもらえているだけでも「感謝」すべきところなんですよね。
Itness:「ありがとう」と言って「感謝」することで、あらゆる「苦しみ」から解放されます。その結果、「宇宙の速度」に合うようになります。「宇宙の速度」と合うと、今度は宇宙から様々なサポートを得られるようになります。「宇宙の速度」に合う人は、宇宙が必要とする限りにおいて望む結果が得られるようになります。「宇宙の速度」に合う人にとって必要なことは宇宙にとっても必要なことです。ですので、結果として望みどおりの人生が描けるわけです。
Q: 確かに私の好きな、斎藤一人さん、五日市剛さん、稲盛和男さんなんて人も、「感謝」とか力説してて、見た感じでは望みどおりの人生を手にしているような気がしますね。
Itness:「我」を捨てて、「感謝」している人は皆、望みどおりの人生を描くことができます。
Q: そうか~。よく分かりました。でも言葉とか、うまくできてますよね~。なんだから目から鱗でした。でも結局は「感謝」なんですよね。
いかがだったでしょうか。何度も言いますが、これはチャネリングでもなんでもありません。高次の存在などにもアクセスしていません。単なる「自問自答」なんですが、自分でも驚くような答えが返ってきてビックリしています。「ありがとう」=「在我投」なんてのは今まで思ったこともないです。もしかして、チャネリング、、、なわけね~だろ!(←爆笑問題田中風)。おそまつでした。また、やりますね。これ。
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ガンも、我(が)が最後の“ん”まで来たときにガンになっちゃうんですね~。
そういや、ビル・ゲイツやバフェットも感謝の心を大事にしているというし。
『チャネリンQ』シリーズ今後も楽しみにしてま~す!!
今日のチャネリングはもしかして私の為にやってくれたのですか?ナンチャッテ。
先週私は体調を崩しました。
もっとも思い通りにならない存在=子供を通じて、いろいろな勉強をさせてもらっていますが、
一番苦しいのは子供同士の人間関係=親同士の人間関係なのです。
自分の事なら自分で何とか対処できる。
でも、「おたくのお子さんがこんな事すると子供が言っているんです」って言われても
その場に私たちはいなかったのに対処の仕様がないじゃないか~???
子供の喧嘩に親が出て来られる事に苦しみを感じてます。
でもそれをじっと飲み込んでいたら、胃に来てしまいました。
すみません、なんだかわかりずらいと思いますが、
このあと繰り返しQさんの今日のチャネリングを読ませていただきます。
ホントにありがとうございました。
思わず初コメントさせて頂きます。
言葉って本当にすごいですね。『神との対話』でも英語での
言葉のつながりに驚きましたが、『在我投』にも本当に驚き
ました。何度も読ませて頂きます。本当にありがとうございました。
私の中で「感謝すること」がまたクローズアップされてきたよ~
と思っていたら、この記事!昨日も美輪さんがなによりも感謝です
とおっしゃってましたし。
最近、仕事とかで思い通りにならずネガティブになったときに
「これも何か意味があるのだな~」と思い直し感謝しだしたら
心のモヤも晴れて、楽しくなってきました(笑)
鏡の法則と感謝は本当に宇宙の法則そのものだと実感した
このごろデス。
すごいですねー。すごすぎる!!
宇宙において一番自然な感情は、感謝なんでしょうね。
小林正観さんも宇宙に一番近いのが感謝だというようなことを言っていたような。
人間は様々な足かせで、感謝に安住することはできませんが、もしそれができたら、その人は宇宙と調和してマスターと呼ばれるようなひとになるんでしょうね。
感謝です!
「ガンも、我(が)が最後の“ん”まで来たときにガンになっちゃうんですね~。」
↑ ↑
これ頂きました~。さすがはおなすさんですね。さらにチャネってますね♪
「在我投」、、、何だか「民明書房」みたいですね(←わかりますよね~笑)
そうです、今回はスーパーエレンさんのためにチャネりました(笑)
私もかつては子ども同士のケンカに親が出てこられたことがありましたね~。
ま、おかんからは「あのオバハン、相手にせんでええ」とか言われてたので、気にもしてませんでしたが。。。
どっちが悪いとかは言えないのでしょうが、やられる側の親にしてみたらタマランのはわかります。
それにしても、胃をやっつける程のエネルギーもすごいものですね。。。
ん、やっぱ感謝ですよね。。。
私などは先日8000円を改札口から取り忘れて損したけど、即座に「ありがとうございます」っていうと、その後、すごいこともありました。。。
まだ、ちょっと言えないのですが。。。
時々あなたのような方を見受けます。「かみ」「かがみ」「がん」など
シンボリックな単語をいじくって真理をみいだすかのような作業を
する人を。でも何故いじくるのが日本語?コッケイですね。
武田鉄也も同様の話術を使いますが、彼の方がまだ言葉いじり
に多少ながらも根拠を付けているのでマシかとは思います。
男より女の方が強いですよね。男からすると、そんなのどっちで
もいいんじゃない?って言うような事もこうじゃなきゃダメっていう
女が多い。人気番組「渡る世間は」はその辺、リアルに再現して
ると思います。