ある種の終末思想から 2006.8.22
2006年 08月 22日
けっこうぶっ飛びの内容でした。木内氏は天文の世界、とりわけ彗星探索(コメントハンティング)の世界では有名らしく、現在は天文のみならず地球環境問題等についても提言なさっているようです。少年時代から天文オタクではあったようですが、今のような活動をするに至ったきっかけは木内氏自身の「臨死体験」なのだそうです。本書の後半部分は、環境問題やら水の話やら、それはそれで面白いのですが、前半部分の「臨死体験」の辺りが圧巻です。「臨死体験」と言うよりも医学的には「死亡体験」と言った方が相応しいくらいの極限的な状況で、そうなったおよそ30分間に実にいろんな体験をされたそうなんです。その部分を簡単にまとめますと、、、
・ご先祖様に会った
→これはまあ、よくある話ですよね
・少年時代に聞こえた「危ない」という声が、臨死体験時の自分の声であることを確認
→タイムパラドクスですよね
・宇宙の始まりを見に行った
→ビッグバン以前は「膨大な意識」があったそうです
・15000年前は「月」がなく、地球には高度な地下文明都市が築かれていた
→15000年前って最近過ぎないかなあ、人類の痕跡は5万年前からあるのに
・地下文明時代は、地下に人間が住み、地上には動植物(恐竜も)が住んでいた
・「月」は巨大彗星が衛星化したもので、地球の水は月から吸い上げたものだ
・「月」の水が地球に降り注ぎ、大洪水となって当時の都市文明は流された(恐竜の絶滅も)
→アトランティスの崩壊にも似ている気がします
・巨大彗星(月)による被害を知っていたわずかな人が山に登っていて助かった
→ノアの箱舟だそうです、そしてゼロからのスタートを切りました
・見てきた世界が本当か検証するために、臨死体験中いろんな古代文明に痕跡を残してきた(ピラミッド等)
→その痕跡を写真に撮って見せて欲しいのですが、その記述はなし(でも本当だと思います)
とまあ、かなり荒唐無稽な話ではあるのですが、本人が臨死体験中に見たという「体験」と、それを現代で証明できるものは証明したという「事実」がある以上、これらの荒唐無稽な話も眉に唾をつけて終わりとするには、ちょっともったいないかなという気もします。ただ、現在では天文学的、科学的に予測できる2つの恐怖があるそうです。
一つは2126年に地球に巨大彗星が衝突するということ。映画のモチーフにもなったそうですが、これはかなりの確立で起こりえることだそうです。木内氏は宇宙ステーションから核ミサイルをぶち込んで、彗星を破壊しようという提案を本気でして、割と受け入れられているそうです。でもまあ、これは今の我々にとっては随分先の話ですので、あまりリアリティを感じないのではありますが、もっと身近に怖いことが控えているそうです。
なんと、、、2011年から2014年までの間に地球上の植物が一気になくなっていくそうなのです。それはヨーロッパの植物学者が言ってることらしいのですが、その原因は「光害」。「光害」とはつまり、夜通し明かりがついてることによる害悪なのだそうです。人間も動植物も、自然界では夜は暗くて昼は明るいと言うのが自然のリズムに違いありません。しかし現代はコンビニやらなんやら夜通し明かりがついています。確かに昼夜逆転の生活などしていると、自律神経に支障をきたしたり、生理的にもよくないことは実感できます。暗くなると共に寝て、朝日と共に起きるのが一番自然なのです。それは当然、植物も同じで、かなりのストレスを感じているらしく、このままでは2011年からストレスでいっせいに枯れ始めるのだそうです。そうなると酸素がなくなり、エベレストの頂上くらいの空気の薄さになって、人類の崩壊が始まると言うことです。ホームページ上でその辺りのことが紹介されていますので、ここに転載しておきます。
ただそのときに、ヨーロッパの植物学者が変なことを言った。
「それは2126年の話ですよね。今から20年後、2014年には、標高0
メートル地帯の酸素の量が、標高8000メートルの酸素の量と同じぐらいに
なってしまう。これは空気が薄いとかいう問題ではなくて、まず死にます」
で、どうしてそういうことになるんですか?と聞きくと、夜の空が明るい、と
言う。確かにNASAから地球の写真を撮ってもらって調べてもらっていると、
年々夜が明るくなっている。その明かりはなにかというと夜の街明かりなので
ある。その明かりによって光害が起こる。光害によって植物はストレスで枯れ
ているそうだ。
94年にその植物学者が言われたのは、その光害によって2011年から2
014年の3年間にかけて、木がいっせいに枯れてくるだろうと。それまでの
期間は変化がない。変化が見出されない。その変化がわかり出すのが2011
年あたり。そのときはもう手におえない。
さて、木が枯れるということはどういうことかというと、それは94年の排
出ガスの量で計算したら、二酸化炭素をどんどん排出したときに、二酸化炭素
をまた酸素に変えてくれる唯一のものは植物しかない。だから植物の葉っぱの
面積が、二酸化炭素を酸素に変える面積だと考えると、どれだけの植物の葉っ
ぱの面積が必要かという計算式が出る。その量に、足りていない。
ところが木がいっせいに枯れ出す2011年あたりを境にして、木が枯れて
いくと出した量しか残っていないことになる。そうすると3年間でどのくらい
の高さになるかと考えられているかというと、高さ100メートルくらいまで
は二酸化炭素でおおわれるんじゃないかと言われている。ただし二酸化炭素だ
とすーっと死んじゃえるそうだ。
私たちの10年後、この微々たる情報だけでも危ういと感じる。私たちはす
でに危ういことを直感的に知っているはずである。だた「何とかなるだろう」
と、そう思っているに違いない。が、10年なんてあっというまである。二酸
化炭素よりももっと重大な問題がそれよりも先に突発的に起こる可能性もある。
「光害」による植物の減少は木内氏が臨死体験で見たものではなく、植物学者が言ってることなので、ある程度の信憑性はあると思われます。だからと言って、夜に電気をつける生活に慣れ親しんでいる我々にとっては、本当にその事態が差し迫るまで、リアリティを感じないのも悲しいかな事実です。しかし2011年以降という数字には、いわゆるスピリチュアル系に人にはドキリとさせられるものがあります。つまり2012年12月23日という「運命の日」です。
その日については諸説ありますが、事実から確認すると「マヤ暦」が終わるということです。その他はどこまで真実か分かりませんが、フォトンベルトだとか終末戦争だとかいろいろ言われているそうです。3次元が5次元に昇華し、それに取り残された人は滅んでいくとか。私はこれらの意見に対して、同調するもなく真っ向から反対するつもりもありません。でもいろんな学説から推測するに、「環境破壊」による激変というのがストレートに推測されてしまいます。それに加えて、この本の中で危惧されている「光害」による植物の激減です。
(2012年の話については、サイト上でいろいろ読む事ができます。とりあえずこちらとか)
今流行りの「アトランティス」や「ムー」なんかは13000年前に消滅しているとされていますが、それだと15000年前に「月」がやってきて大洪水で文明社会がリセットされたという話にもちょっぴり整合しちゃいますよね。真偽及び何を信じるかはともかく、この本には結構いろんな学びがありました。やっぱり「朝日と共に起きて、夜更けと共に寝る」のが一番いいようです。私にとっては、つまりそれ。。。他にもいろんなメッセージが発せられていて、文章としても面白いので、秋の長夜にお勧めの一冊と言えましょう。
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