靴を売る話から 2006.7.7
2006年 07月 07日
恐ろしいついでに言うと、先日開店した私のお店ですが、月額たった500円でこんな素晴らしいお店ができるなんて、自分でも驚きです。本物のお店みたいやん、と思わせます、、、もとい、本物のお店です(笑)。月額500円で年間前払いなんで、既に6,000円を払ったのですが、実は初日でイニシャルコストを回収してしまいました。ランニングコストも実費としてはゼロなので、少なくとも一年間は純粋に利益が出てきます。私が扱っている商品は注文時に仕入れができるので、在庫コストもありません。それにしてもインターネットってすごい世界です。普通にお店を出す場合、場所を借りたり、内装をやり替えたり、人を雇ったり、宣伝をしたり、コストがかかりまくりですが、今回のネットショップではたった6,000円ポッキリでできてしまいました。事業の多角化で商売は大好きですが、まあ、がめつく儲けに走らずに、楽しさ一番で運営していきたいと思います。時々、シャレみたいな商品も出すかもしれませんので、笑ってもらえたらと思います。そうそう、そのシャレ第1号の「まんぎょうマン」ですが、すでに注文が入ってビックリです(笑)。こればっかりはどこにもないオリジナル商品です。ちなみに時給換算すると、コンビニのバイトを下回るのですが、こういうのがいろんなところに行くって、何だか嬉しいじゃないですか。ありがとうございます。ご利益ありますよ(笑)。店長日記も更新してますので、見に来て下さいね。
商売の話関係で続けますが、今日も5時からコーチングをしていました。一番長い方でほとんど雑談状態なんですが、私自身もいろんな気づきがあります。今日はこんな話をしていました。有名な逸話なのでご存知の方も多いと思います。
ある靴メーカーがありました。市場拡大のためにそのメーカーは2人の調査員をアフリカに送りました。その2人はアフリカの同じ状況を見たにも関わらず、まったく反対のことを報告したのです。A調査員は、「社長、ここは誰も靴を履いていません。需要がありませんので、進出には時期早々だと思われます」、と報告しました。一方、別のB調査員は「社長、たいへんなことです。ここは誰も靴を履いていません。わが社が一番乗りです。大至急、靴を一万足送って下さい!」、と報告したのです。
ここなんですよね。ポジティブ思考の話でも良く取り上げられるネタですが、商売で勝つとはこういうことなんですよね。もちろんB調査員が商売で勝つ側になります。十数年間、NTTドコモの代理店権利が1000万円で売り出されていました。1000万円とは高額ですし、第一、その時代は携帯電話を持っている人はほんの一部でした。公衆電話だったたくさんある上に、通話料も公衆電話よりも遥かに高かったのです。そんな時代に1000万円出す人は、よほどお金が余っている人か、又は先見性のあるB調査員のような人だったのでしょう。その時代に権利を買った人は、今や年間収入で一億円を下らないと言われています。もちろん不労所得です。もしもタイムマシンがあってあの時代に戻れるのなら、どんなことをしてでも1000万円かき集めますよね。数年後に莫大なリターンがあるのがわかっているのですから。
ミキプルーンという会社があります。ダイレクトセーリング業界(直販業界)ではヤクルトと並んで老舗ですが、未だに業界ではトップの地位を誇っています。なぜかと言うと、当時誰も健康食品のニーズなんて考えられなかった時代に先駆けたからなんです。つまり日本に健康食品市場を開拓したからなんです。今となってはそれこそ多種多様な健康食品がありますが、最初にやることに価値があるのですね。そう考えると、時代は刻々と変わっているので、これから先、誰もがパイオニアになって将来一人勝ちできる可能性があるのです。A調査員になるかB調査員になるかの違いがあるだけです。
ただし、日本の場合、比較的、それはラクだと考えられます。なぜなら今アメリカで流行っているものをやればいいだけですから。神田昌典さんや本田健さんがなぜ成功しているかと言うと、いち早くアメリカのマーケティングを吸収したからなんです。通常、アメリカの10年遅れで日本での流行が始まると言われています。今私がやっている「コーチング」という仕事などは、21世紀直前にジャック・ウェルチが20代の女性コーチをつけていることを公表して、一気に流行りだしたものです。ですので、あと2~3年もすれば日本でも本格的なコーチングブームが来ると思われます(日本では今でもコーチングという言葉を聞いたことない人が大半です)。あと、今でこそ「オーラの泉」などスピリチュアル系の番組が流行っていますが、10年前は終末思想、トンデモ思想の一種として片付けられていたと思います。それが今では視聴率や本の売れ行きなどから見ても、一応の市民権は得ていると思われます。ただ、アメリカでは10年以上も前にニューエイジという名のもと、スピリチュアルが大ブームになっていたのです。エドガーケイシーとかバシャールとかの時代ですよね。なので、一部の人は2012年のアセンションに向かって多くの人が気づき始めている!と興奮しているようですが、私的にはアメリカの10年遅れのスピリチュアルブームとして割とクールにとらえています。正直なところ。でも事実は本当にアセンションに向けて気づき始めてるのかもしれませんが、それはどうかわかりません。
じゃあ、今からは何が流行るのかと言うと、アメリカ10年遅れの法則から見ると、間違いなく「アンチエイジング市場」が爆発するでしょうね。つまり「若返り市場」です。ちょっと前までは故鈴木その子などは化け物扱いされていましたが、彼女こそがパイオニアだと思うのです。ええ歳して、あんなに白く塗りたくって・・・と冷ややかな目で見てた同年代は多かったと思います。でもこれからは団塊の世代が老後を迎えるにあたって、その辺にターゲットを絞ったマーケティングが成功の鍵になることはまず間違いありません。ついでに言うと、私の店で扱っている「アルーラ」という商品がありますが、これなどはまさしく「A調査員orB調査員」の市場、商品です。極端な言い方をすれば、歳をとってからセックスを楽しむための商品なんです。今現在、そんなことを言うと大半の日本人は顔をしかめるでしょうが、事実、初めてアメリカで発売された2001年は、発売当日に5000万円の売り上げを記録した商品です。日本とアメリカではセックスに対するオープンさが違うと言う人もいるでしょうが、考えてみると、一昔前は婚前交渉などはタブーだったのが、今では当たり前となっています。韓国なども私が彼らと比較的仲良くしていた1990年代は、婚前交渉は考えられないと言っていましたが、今ではかなり広がりつつあるようです。ようするに人間はあまり違いがないということなんです。
もちろんすべてがアメリカの後追いではないでしょうが、言えることは、やっぱり「最初にやったもん勝ち」と言うことなんです。そんなことで今日のコーチングの話に戻りますが(長かった、、、)、今日のセッションではまさしくその「いかにパイオニアとなる市場を切り開くか」が話の中心でした。話を聞いていると、その方は結構面白いことをやっており、すでに商品開発とシステム化まで形は整っているようです。後はいかにマーケティングするかなんですが、この先が面白いところです。そんな話を聞いていたら、私もやりたくなってきたのです。コーチとしては逸脱かもしれませんが、まあ、雑談状態なのでいいでしょう(笑)。商品開発は私にもできそうなので(むしろ私こそができそう)、とりあえず何か作ってみて、彼らのグループのシステムを借りるわけです。あとはマーケティングです。ではそれがどんな市場なのかが気になるところでしょうが、今の段階では私一人の話ではないし、思いつきの範疇に過ぎないので、ちょっと控えさせて頂きます(すいませ~ん・・・)。でも近いうちにプレゼンできればな~と思っています。いずれにせよ、新しいことを考えるのは楽しいものです。私はB調査員としてアフリカに靴を持ち込んでいきたい派ですから。てなわけで、今日はこの辺で。
お笑い部門にいますが、今日は真面目な話でした(人気blogランキング)
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私がコーチングに興味を持ったのが3年前でした。モチベーションを保つ為にその方の本を気合で読んでみよう!と思ったりしましたが。。。いつの間にかェイドアウトしていました ^^; 今は機会があればセミナーにも積極的に参加したと思っています。
アンチエージングにも大いに興味アリます。老いは誰にでも来る!と最近実感しています。でもアンチの過程も楽しいですよん♪
>商品開発は私にもできそうなので(むしろ私こそができそう)
出来ますよ!億万長者の○○一○氏も黒い石鹸で有名なア○○○の社長も見えない世界からのメッセージのレシピを基に製品開発されたと聞きます。見えない世界。。。侮れませんね。
コーチングでアメリカでもチョッと有名な方が本を出版されていて、翻訳されていない本を私の中学生程度の英語力で気合で読んでみようと思ったのです。
でもいつの間にか日本でもコーチングって言葉を耳にする様に成りましたね。時代の波に乗り遅れない様にしよ~♪
見えない世界からのメッセージというのは、おそらく村上和男さんなどが言うサムシンググレートのことなのでしょう。でも、メッセージをもらうためには、とことんそれに集中していないといけないので、いずれにせよ、目の前のことに一生懸命取り組んでいる必要があるのでしょうね。
コーチング、、、最近、ますますはまり気味です。とにかくどんな人に対しても、結果の出せるコーチを目指していきたいと思います。