冒険人生♪ 2006.6.20

 今日も一日忙しなく動いていたようです。それにしても暑くなってきましたね。私の家はアパート(マンション)の最上階(4階)であるため、日中は上からの直射日光で部屋中が蒸すように暑くなります。今の仕事は打ち合わせや営業以外は家の中でする事が多いので、昼の暑さはたまんねっす(←「じみへん」風by中崎達也-知る人ぞ知る)。来年辺り引っ越そうかなとも思っています。そのためにはもっと稼がなきゃなんですが、これも潜在意識にインプットしておけば、きっと引っ越すこともできるでしょう。頑張ります。もっとも今の住居が不満というわけでもないのですが、できれば車の通りから離れている、周辺が田園、ペットが飼える、お風呂は追い炊き可、オフィスになるような小部屋がある、、、辺り欲しいなあと思います。来年引越し、、、これをインプットしておきます(その前にすることあるやろう、、、とも思われますが、そちらも一応インプットしていますので)。

 ところで今日は夜、人と会う約束があり、待ち合わせ場所のスターバックスの隣にジュンク堂があるので、ちょっと前にふらりと入って見ました。すると入り口付近に大きく平積みされていた本に目がとまりました。それは石川直樹著「いま生きているという冒険」という本です。私の好きな旅本(冒険本)で写真も豊富なので、待ち合わせまでに読んでおこうと即買いしてしまいました。小中学生向けの本らしく、文字だけならば一時間もかからず読み終えてしまいます。待ち合わせまでに3分の1ほど読んで、残りは帰ってから一気に読みました。著者の石川氏は高校時代のインド一人旅を皮切りに、若くしてチョモランマ登頂、アメリカ大陸、アフリカ大陸縦断など次々と達成していきます。1977年生まれなので、まだ30前です。私も植村直己さんの本などは随分読みましたが、文体自体は植村さんほどストイックな感じでないながらも(実際にはかなり過酷と思いますが)、ハラハラ、ワクワクしながらとても楽しく読むことができます。とりわけ圧巻だったのが気球に乗って太平洋を横断する話です。これは頓挫したのですが、気球で横断という発想がすごいです。普通に横断するだけなら、飛行機で数万円でひとっ飛びです。それを数百万円もかけて、60時間もかけて横断するのです。上空には我々の知らない世界があり、ある高さ以上は人間が生息する事ができないそうです。ただ、かつてはその未知なるゾーンに思いを馳せて、亡くなってしまう人もいたようです。標高が上がると水の沸点が下がることがよく知られていますが、2万メートルも上がると、人間の体液さえも沸騰し、瞬時にミイラになってしまうそうです。人間は徒歩で8千メートルは登っているのですが、その2つ半分でミイラになるゾーンがあるなんて恐ろしいですね。

 私もかつては植村さんや石川さんには及びもつかないのですが、自分なりに「冒険」なるものに憧れた時代がありました、って言うか今でも憧れは持っています。大学2年生の時に初めてインドに行ったとき、今で言う安宿にいろんな旅人が滞在していました。ネパールやパキスタンから徒歩でインドに入ってきた(もちろんバスや列車を使って)なんて話を聞くと、世の中にはすごい人たちがいるものだ、と驚いたものです。ただその3年後には私も普通に徒歩で国境を越えていましたので、当時、冒険と思っていたものもたいしたことでないことを知ったのでした。あと、交通費をケチるためにオランダで自転車を買ってオーストリアまで走ったのなんて自分なりに冒険と思っていたのが、そのすぐ後のハンガリーで自転車でユーラシアを横断する人間に出会ったりなど、すぐに自分の冒険度の小ささを思い知らされるのです。もっとも旅はそれぞれですので、冒険度なんて競うものでもないのですが、でもやっぱり冒険する人はすごいな~と今でも思います。とは言うものの、私は私なりに今までは悔いの残らない人生を歩んできた自信はあります。極寒の100日滝行なんてのもある意味冒険であるし、やりたいことは次々とできる環境に置かれてきたのだな~ととっても感謝しております。

 ただ、こんなとき、必ずこのように言う人が出てきます。「俺も若かったらやってるのにな~」とか「それは君が若いからできるのだよ」とか。私はこういう人に何人も会ってきましたし、同年代でもそう言う人がいます。私程度の旅行なんて若い若くないに関わらず誰でもできます。例えば「お金」と「時間」と「やる気」があれば誰だってできます。となると「やる気」はあるけど、「お金」と「時間」がないと言う人が出てきます。これは私はウソだと思っています。「お金」なんてその気になればいくらでも稼げますし、「お金」ができれば「時間」だって自然と作ることができます。例えばほとんど無一文だった人が、ネットワークビジネスと出会うことで、半年で月収100万円以上になった人なんていくらでもいます。月収300万円もあれば、あとは税金対策だけやっておけば、ほぼセミリタイヤして世界中を旅することだってできます。ネットワークビジネスでなくとも投資で数百万円を数年で一億にした人だっています。要するに「やる気」が本当にあれば「若ければ」とか「金があれば」とか「時間があれば」という言葉は出てこないはずなんです。大切なのは「やる気」をどこまで煮詰める事ができるかであって、そこに人生の「質」が出てくるのだと思われます。ちなみに私は35歳までにセミリタイヤすることをインプットしていますので、もちろんネットワークビジネスもやっていますし、そのやり方もきちんと勉強して実践しています。その後は、当然、会社もつくり人も雇うことになるでしょう。そうやって35歳で現実世界での成功をおさめた後には、精神的な世界をきちんと追求しながら、現実世界での成功者を作り出していくというビジョンを描いています。余談ですが、かつてシリアを旅行している時、安宿である大金持ちと思しき人と出会いました。今考えるとその人は「齋藤一人さん」だったのではと思っています。「俺はツイてるから~」とか連発していたようだったので。一年で2ヶ月しか働いてないとか言ってましたし。もちろん違ってるかもしれませんが。。。

 石川さんや植村さんのような冒険をするかどうかは別として、私なりに、一生涯、いろんな冒険をし続けたいと思っています。死ぬまでし続けるつもりです。だってその方が人生として楽しいから。。。今となっては紹介しつくされた「詩」ですが、これからも延々と生き続け、人々に勇気を与える「詩」を最後に紹介したいと思います。サミュエル・ウルマンの「青春」という詩です。


「青春」

原作 サミュエル ウルマン
訳詞 岡田 義夫

青春とは人生の或る期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦(きょうじゅ)を却ける勇猛心、
安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春というのだ。
年を重ねただけでは人は老いない。
理想を失う時に初めて老いが来る。
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。
苦悶や狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を
老いさせ、精気ある魂をも芥(あくた)に帰せ締めてしまう。

年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
曰く、驚異への愛慕心、空にきらめく星辰、その輝きにも似たる
事物や思想に対する、欽仰(ぎんきょう)、事に処する剛毅な挑戦、
小児の如く求めて止まぬ探究心、人生への歓喜と興味。

人は信念と共に若く 疑惑と共に老いる。
人は自信と共に若く 恐怖と共に老いる。
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる。

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして
偉力の霊感を受ける限り、人の若さは失われない。
これらの霊感が絶え、悲歎(ひたん)の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、
皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至れば、この時こそ
人は全くに老いて、神の憐れみを乞うる他はなくなる。



沸点の話だけ自然科学でしたが、クリックして頂ければ嬉しいです(人気blogランキング)

メルマガ「週刊!!『宇宙となかよし』」の登録・解除はこちらです。
Commented by 北海道の子 at 2006-06-21 23:12
Qさん、正直なところ、今月収はおいくら程ですか?
皆さん、Qさんみたいな生活に憧れつつも、妻子がいると、会社をやめる決断はできないと思います。
自分でサイドビジネス立ち上げて、それが起動に乗っていれば別ですが・・・。
私も仕事辞めて、自分の好きな事だけして過ごしたいものです。
でも、車のガソリン代や、最低限の食費を考えると、仕事やめられないですね。
あああ~。Qさんみたいになりたいなあ。
Commented by katamich at 2006-06-21 23:47
■北海道の子さん!
収入ですか・・・(^^;
ちょっとブログ上では・・・。まだまだ全然リタイヤには程遠い状況であるのは確かですが。ただ、ビジョンは明確ですし、きちんとインプットしているので、楽観的には考えています。やっぱり楽しいかどうかが基準なんだな、、、と最近ほんとうにそう思っています。
Commented by spispitankentai at 2006-06-22 03:33
はじめまして~。みっくんと申します。いつも楽しくブログを読まさせて頂いています。Qさんにコメントを送るタイミングを何度となく逃していたんですが、今日の記事を読んだところ自分のブログに共通しているところがあったのでメールをさせて頂きました。今日は、Qさんへ日頃の感謝の気持ちを込めて、いつもありがとう。(^^)
ちょっと余談なんですが、昨日、はなみそさんにコメントさせて頂いたばかりなんですよ。実は生まれて初めてのブログのコメントでした。(^^;
ちなみに、マイブログは大したことないんですが、よかったらタイトルだけでもどうぞ。(^o^)



Commented by katamich at 2006-06-22 12:18
■spispitankentaiさん!
はじめまして。コメントありがとうございます。
そしてコメントデビューもおめでとうございます(^^)
これからもどうぞよろしくお願いします♪
Commented by kaorin at 2010-06-16 19:50
この<青春>、超イイ!!
by katamich | 2006-06-20 09:29 | ■人生哲学 | Comments(5)