人生いなたく・・・ 2006.6.14

人生いなたく・・・ 2006.6.14_b0002156_1265767.jpg 昨日はあまりにも夜更かしをし過ぎてしまいました。今日はコーチングがお休みだったので、ちょっと気を抜いてしまったのでしょうか。というより、昨日のブログはいつもより語ってしまったので、自分で興奮してきて夜更かししちゃったのだと思います。あほらしい話ですが、そんな自分がさほど嫌いではありません。今、ブログを書いているんですが、部屋の両サイドの窓を開けると、涼しい風が入ってきています。気持ちがいいです。思い出した。先日、ある夢を見ました。どんな夢かというと、私か誰かわからないのですが、五体満足でない夢なんです。自分の体が思ったように動かない恐怖を夢の中で味わっているのです。そこではたと目を覚ましました。布団から出て、フローリングの上で寝ています。外はまだ暗いです。そこで思ったことが、「五体満足であることに感謝しなきゃな・・・」、と。そうなんですよね。その時、リアルにそう思ってしまいました。世の中にはいろんな人がいます。世界にはいろんな人がいます。私は少なからずいろんな世界を見てきたにも関わらず、衣食住に足りて不自由ない生活を送っていることに慣れてしまっているためか、今の自分への感謝の気持ちを忘れる事があります。そして自由に動く手もあり、足もあり、目も耳も鼻も口もまったく不自由していません。でもその時の夢を通して、今ある自分そのものに対する「感謝」の心を教えてもらったのでした。今、何気に風が吹いて涼しいな~と思ったのですが、何気にそう思える状況にとっても感謝したくなりました。今でもインドネシアなどでは苦しんでいる人がたくさんいます。私は夜も更けにジャズを聴きながら、風が気持ちいなんて言ってるのです。別に後ろめたく思う必要はないのですが、感謝の念だけは持っていたいな~と思うのでした。マジで。

 とまあ、こんなクサいこと書いてしまってるのですが、近頃の乙女チックな記事といい、なんとなく「いなたさ」が加速しているようです。「いなたさ」とは昨日の記事でも書いたように、なんともダサくかっこ悪いのが、それ故にカッコイイというなんとも言えない状態のことを言うのですね。この「いなたい」って言うのは、現代人がちょっと忘れている、大切な感性なんだな~と思っています。今日、ある本を読み終わりました。前にアトムカンフーさんから勧められた本で、一週間ほど前に買っていたのですが、買ってすぐ半分よんで、残り半分を今日読み終わりました。その本の名は丸山浩路著「本気で生きよう!何かが変わる」というものです。「いい」と勧められなければ絶対に読もうと思わない題名です。「いなたい」とか考える以前に、陳腐というか、古臭いというか、とにかく読もうと思わせない題名です。でも勧められたので読んでみました。もの凄く「いなたい」内容でした。

 丸山浩路と言う人は、テレビの手話ニュースなどでよく見かける人で、日本国民なら誰もが一度ならず見たことがあると思います。この本は丸山氏の実話であり、もの凄く「いなたい」エピソードが満載で、心がぐつぐつと動き出しちゃいます。先日の「菩薩の会」でも、半分読んでたこの本の話をして、一人で鳥肌立てていました。周りの人も鳥肌とか言ってましたそのエピソードを簡単に紹介したいと思います。


 丸山氏があるバスに乗っていました。そのバスはガイド付きの特急だったのですが、ある年老いた乗客が間違えて乗ったということで、ガイドさんに峠の前の町で降ろしてくれと頼んでいるのです。でも、ルール上は途中で降ろすわけには行きません。それを許すと、他の乗客に対しても許さなければならないので、バスの運行が成り立ちません。でもその年老いた乗客はとっても困った表情をして、乗っていた他の乗客もとっても心配しているようでした。何とかならないものかと。そう思ったとき、そのガイドさんが突然客席に向かって言うのです。

 「当バスはこれより峠に差しかかりますので、念のためブレーキテストを行います。ブレーキテスト、スタート!」、と。さらに続けて、

 「ドアの開閉チェック!」、と。止まったバスのドアがスーッと開きます。ガイドさんはその年老いた乗客に向かって目配せだけして、降りていくのを何気に待ちます。そして何も言わず、「チェック完了!」と言って、再びバスを走らせました。
 
 ここまで読んで、「なんと美しい話だろう」と思うのですが、バスが走り出した瞬間、車内に大きな拍手が沸き起こったというのです。それ読んだ瞬間、、、ご~っと涙がちょちょぎれそうになりました。拍手ですよ、拍手。ここまでの一連の流れの中で起こったコミュニケーションは、年老いた乗客がガイドさんに降ろしてくれと頼んで、それを断るだけなのです。ただ、それ以上に、ガイドさんと運転手の何気ない気転、目配せがあったのです。それを一部始終見ていた乗客の拍手。淡々とした一連の流れになんと感動的なドラマがあるのでしょうか。私もそのバスに乗っていたら、大きく拍手したと思います。これって、とっても「いなたい」と思いませんか。

 今時、スチュワーデス物語じゃあるまいし、なにが「ブレーキテスト、スタート!」やねん。そしてええかっこしてじいちゃんをバスから降ろしてからに。その後、乗客も乗客で拍手してどないんなんねん、と思っちゃいます。ものすごくダサい雰囲気ですよね。でもこれってバスガイドも運転手も乗客もみんな「カッコイイ」じゃないですか。うお~俺もそのバスの中にいたかったで~って。そんなクサくて、ダサいエピソードがいろいろ書かれてあるのです。この本には。そしてその箇所だけ読んで、私の心は確実に動いてしまうのです。「俺も何か人の役に立つことせなあかん!」とか。本っていいですよね。それ以前に「人間」っていいですよね。そんなこと言ってる自分自身もものすごくダサい気がするのですが、それ故、自分ではカッコイイかもと思ったりして、それこそが「いなたい」精神なのかも。


 心動きますよね。いなたい奴って。この「いなたさ」ってどこから来るのでしょうか。やっぱり「行動」から来るのだと思います。家に閉じこもって、人とも接しず、外出ても無難な人付き合いばかりしてると、それはそれでかっこ悪いことはないかもしれませんが、いなたくもなければ、心も動きませんよね。行動していると、どんなにかっこ悪いことがあっても心が動いて、行動し続けるとそこに「何か」が起こります。このバスガイドの話では、マニュアル違反の配慮という行動の結果、バスの乗客に大きな「感動」を与えることができました。乗客はそれぞれその「感動」を我が家に持ち帰って、いろんな人に熱く語ったことでしょう。

 そう言えば、先日、羽田ランチ会で会いにきてくれた「大丸敬史」という男も相当に「いなたい」奴でした。彼の行動力たるや、すさまじいものがあります。この話はそのランチ会で直接彼から聞いたのですが、最近のブログでも書かれてあります(6/9、6/13の記事)。ブログではあっさり書いているのですが、直接話を聞くとクドくも素晴らしい語り口でした。彼はある仕事の帰りに許文龍(台湾の伝説的な経営者)の博物館を見るためだけに台湾によったところ、訪問した日はなんと休館日だったそうです。とってもダサいですよね。でも守衛に頼み込んで、建物の中に入ると、あるじいちゃんが特別案内してくれるというので、頼んだらその人は博物館の館長だったとか。そして向こうに見たことあるじいちゃんがいると思ったら、それが許文龍だったとか。本当に奇蹟のようですが、「行動」あるところに、本当に「何か」があってしまったのですね。わざわざ行ったのにその日は休み。それでも守衛に頼み込んで中に入れてもらったら、、、奇蹟。恥ずかしいとか考えずにダサい行動をとり続けたら、本当に「何か」を引き起こしたのです。最終的に憧れの許文龍にまで近づく事ができたのは、大丸氏の並ならぬ「心」がその場の空気を動かしたからなんでしょう。

 こんな話を聞いたりすると、私もかっこ悪いとか恥ずかしいとかダサいとか言わずに、とにかく「行動」しなきゃな、と思ってしまいます。「行動」しないでは何も起こらないのだろうな、と。私は比較的、行動派とは言われるのですが、まだまだ自分が理想とする半分も動いていない状況です。去年の会社辞めてインド行ったこと、100日行、ここ最近の大阪・東京行脚などそれなり行動したところには「何か」がありました。でも、もっともっと行動したいと思います。それこそ紹介した本の作者の丸山氏や先日会った大丸氏に負けないくらいに行動しなきゃな、と思います。そしてうんとクサくてダサい経験して、それ故にカッコヨク「いなたい」奴になって、人生に「何か」を起こし続けていければどんなに幸せだろうと思います。

 てなわけで、ここ数日、私のブログも「いなたさ」が増しています。どうしちゃったんでしょうね。最近、人と会いすぎてパワーがみなぎっているのかなあ。でもいいのです、これで。明日はどんな一日になるか分かりませんが、とにかく行動してみます。そして「何か」を積み上げていきます。ちなみに今日とった新しい行動としては、名古屋にいるおもちゃ屋の友達に「まんぎょうマン」の商品化の相談したことですかね。話すると、「面白い」と言ってくれたので、知り合いの業者にも相談してみるとのこと。そんなわけで、もしかしたら来月辺り、名古屋方面に行くかもしれません。他にもいろいろ仕事ありますし、会う人もたくさんいますしね。そん時はまたどうぞよろしくです。

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Commented by はな at 2006-06-15 13:36
なんて、いい話!私もその場にいたかったなー。
思いっきり拍手しちゃいましたね。
配慮の利いた機転と、押し付けでない優しさ
素晴らしいです。

大丸さんのお話も鳥肌でした。
その場でお話が聞けて、とてもラッキーでした。

私もがんばるぞ~!









Commented by あっちゃん at 2006-06-15 23:45
菩薩の会で、バスのエピソードを隣で聞いてて鳥肌たててた一人です。
しかも、Qさんお話上手だから余計に感動してしまいました。

今でも十分「いなたい」Qさんですが(笑)
もっと、もっとQさんの「いなたい」ブログを読みたい私です。

それにしても、ランキング既に上位ですねぇ。
すごい、すごい。
恐るべし、まんぎょうマン・・・イヤイヤQさん!!!
Commented by katamich at 2006-06-16 00:36
■はなさん!
羽田の会ではお疲れ様でした!!
私にとっては最後にスペシャルゲストがきて、とても刺激になりました。
お互い頑張って行きましょう!!
Commented by katamich at 2006-06-16 00:38
■あっちゃん!!
そうでした、私の左隣にいましたよね。
私主催の会はますますいなたくなって行く予定です(^^)
覚悟しとって下さいね(笑)
Commented by at 2006-06-16 19:25
こんにちは!Qさん 最近はQさんや大丸さんを見習って 行動力が新しい人生の変化を与えて力の源なんだなぁ~と思いました。 ありがとうを思いながら行動すると、色んな所からありがとうな事が起きるような気がしますね。
Commented by katamich at 2006-06-17 01:47
■絆さん!
そうですね、「ありがとう」と共に行動すると、いろんな事が起こりそうですよね。
お互い「ありがとう」を大切に、行動しまくって行きましょう。次回お会いする時は、お互いより成長した自分自身でいれたらですね(^^)
by katamich | 2006-06-14 23:38 | ■人生哲学 | Comments(6)