奇跡みたいな毎日や 2006.5.17
2006年 05月 17日
それから音楽ですが、今日は一枚のCDをずっと繰り替えし聴いていました。「スタン・ゲッツ」というテナーサックス奏者の「ピープルタイム」というアルバムです。随分昔に買っていたのが、最近、人に貸していてずっと聴いてなかったんですよね。改めて聴いてみると、、、すごい。スタン・ゲッツという人は40年代から活躍していて、既に故人となっているのですが、なんとなく鼻歌交じりに超絶技巧を披露してみたり、あと、ボサノバなんかやったりして、どちらかと言うと力の抜けた天才肌のイメージがあるのですが、このアルバムはすごい。実は死の直前の録音らしく、だからと言うわけでもないのですが、「魂」がこもっていて、言わばとてもスピリチュアルなんです。癌に蝕まれながら全身全霊を振り絞って吹ききる中にも、見事な歌心があって、天才の最期とはかくなるものかを知る事ができるのです。また、デュオのパートナーに選んだピアニスト、ケニー・バロンがまたすごい。ケニー・バロンという人は天才というより名人って感じなんですが、このアルバムに関しては完全にゲッツの魂が乗り移ったかのような天才的な演奏なんです。バロンはこのアルバムで男を上げたと言われることがあるのですが、本当に一世一代の名演が聴かれるのです。他にも同じようにゲッツがピアノデュオしたアルバムがあるのですが、そちらは凡庸。実はこのアルバムを購入する前に、ラジオのジャズ番組で聴いたのが最初だったのですが、その時の曲「east of the sun」で不覚にも泣いてしまったのです。演奏が終わって、パーソナリティーをつとめるジャズ評論家も泣いてしまったそうです。なぜなんでしょう。そして今でも「east of the sun」のイントロのピアノを聴いただけで、胸が熱くなるのです。
スタン・ゲッツの白鳥の歌を聴きながら、ジム・ロジャーズの冒険に読みふける。外は雨。そんな一日だったのです。と、ここまでが今日の前ふりなんですが、、、こんな日々でありながらも、なぜか生活できているところが自分でも不思議なんです。サラリーマン時代はあくせく働きながらも満たされない感覚を常に抱いていたのですが、今はそれなりにやることはやっているのですが、体も心もゆとりをもって、かつ、いろんなチャンスに恵まれながら生活できています。人から時々聞かれるのですが、「石田さんはどうやって生活しているのですか?」、と。「いえ、普通に生活してますよ」とは答えるのですが、「どうやって?」と聞かれてどう答えたらいいのかわからないのが正直なところです。まず、収入源は複数あるのですが、それぞれまったく違ったジャンルの収入源です。特別な技術を生かしているわけでもなく、強いて言えば「コミュニケーション」が収入を生み出しているようなスタイルです。ツレの親から「アナタは何の仕事をしてるの?」と聞かれたらどう答えましょう。「コンサルタントです」と言えば、間違ってないのでとりあえずそう答えときましょうか。
コミュニケーションが収入を生み出しているとは言ったのですが、実のところ、私に収入をもたらしてるのは、、、「宇宙」だと真剣に思ってるのです。実は。常に宇宙に感謝。すると奇跡が起こるのですが、今となってはその「奇跡」が常態となっています。今年に入ってからは特に、月末になるとタイミングよく収入が入り、そこで家賃など払うものも一気に払ってしまえます。そしてユニセフに寄付までしてしまいます。なぜなんでしょうか。。。なぜか知らないけど、収入が入ってくるのです。。。。
これや!!
すいません、いきなりビックリしましたか、って文章なのでビックリもないですよね。「なぜか知らないけど、収入が入ってくるのです。。。。」と、これが口ぐせになっているからなのでしょうか。みんなのメンター「実現くん」の中の「魔法のキーワード」でも、「なぜか分からないけど」が願望実現における強烈なキーワードだと言っています。この話は前にもしたと思うのですが、私もいつの間にか「ようわからんけど、運がいい」とか「なんでか分からんけど、めっちゃツイてるねん」とか日常的に言うようになっていました。決して無理していません。「なんでか分からんけど」じゃあ分からん、と言われたらどう答えましょうか。今なら「そんなん宇宙に聞いてくれ」と言うかもしれませんね。もちろん言う相手は選びますが、最終的には「宇宙」しかその理由を説明できる存在はないように思います。お釈迦様などは「宇宙の意思」を生身の人間として最も深く理解した人で、いろんな言葉やお経の中に「宇宙の意思」が書かれてあるので、もしかしたら私が運がいい理由が説明されてあるのかも知れませんね。世にある成功法則と呼ばれるものは、そのまま仏教の話だったりするので、勉強を進めていく中で「なんか分からないけど」の正体が解明できるのかもしれませんが、実現くんも言うように、今は「解明」にこだわらず、とりあえず「なんか分からん」に身を任せている方がいいのかもしれません。
昨日の夜、高校時代の友達とスカイプで話をしました。親の事業をついで自営でやっているのですが、決して成長産業ではないので、心労、苦労が耐えない数年を送っているのだとか。そんな時に私ができるアドバイスって、「そわかの法則」くらいしかないのですよね。実際。地球を掃除して、いつも笑って、日々感謝。そして素手でトイレを磨くこともいいよ、などと言ったのですが、その友達、、、「結局そういうことやろな」と素直にそれを受け入れたのです。そして「とりあえず、やるところまでやって、それでつぶれたらそれでええ」、と。でもなんか分からんけどうまくいくような気がします。根拠とか解明とかにこだわらず、とにかく自然に任せ、宇宙に感謝することで、うまくいくような気がします。
しかしまあ、サラリーマン時代は「1+1=2」と仕事と収入の因果関係がはっきりしていましたが、今のフリーの状況では「1+1=0」になることもあるのですが、「1+1=3」になることもあれば、「1+1=1億」になることもあります。そんなことで、なんでか分からないけど、うまくいってる今は奇蹟のようでありながらも、徐々にその「奇蹟」をコントロールするコツが分かり始めている今日この頃でもあります。とにかく宇宙に感謝ですよね。
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時々どちらが前ふりか分からなくなるのですが、まあ、どっちでもいいでしょう。スタンゲッツで泣いて下さい!