衛藤信之氏のセミナー 2006.5.10
2006年 05月 10日
今日は衛藤信之さんというカウンセラー(?)のセミナーに行ってきました。私がコーチングをしているクライアントの方から勧められて行ってきたのです。衛藤信之さんという人は著作も多く、いろんなメディアに登場するので、とても有名で人気があることだけは知っていました。で、その体験ゼミナールというのが2,500円とかなりお得なので、喜んで行って来ました。100名以上入るホールが既に満杯です。衛藤氏は単なるカウンセラーではなく、最近では企業や役所など組織内での人間関係の改善などを対象としているようです。ソニーやトヨタなどいわゆる大企業にはこういう専門家が入ってきているわけで、こういうところも大切にする故に大企業なんだとも思われます。卵が先か鶏が先かではありませんが、私が思うに、「組織のメンタル」が先で、だからこそ大企業なんだと思います。大企業だから「組織のメンタル」が必要とか、その資金があるとかではなく、中小企業であってもそういうメンタル的な部分を大切することで、業績も上がるものだと思っています。実は私が将来的にやっていきたい部分というのは、個人はもちろんですが、組織に対するコーチング、心のケアがあります。そのために日々のコーチング実践、コミュニケーションのトレーニング、そして今年中にNLPの資格を取るなど、着実に準備は進めております。衛藤氏が言うように、個人よりもこれからは組織に対するメンタル・ケアが必要となってくることは、私自身も前々から目をつけていました。それは、以前、まさしくメンタルケアが必要とされる会社にいたことにもよります、、、、、(^^;
ところで今日のセミナーですが、すぐにお金で判断して嫌らしいのですが、正直、2,500円以上の価値は十分にありました。5,000円は出してもいい内容です。愚痴ですが、以前、4,000円払ってクズのようなセミナーに行ったのが、未だに腹立たしいです・・・(^^;。あれならば私の方がいいセミナーができそうです、、、なんて言ったりして。ともかくさすがはメンタルヘルスの第一人者、衛藤信之です。素晴らしいセミナーでした。宣伝文句でもあったように、笑い、泣き、感動のセミナーと銘打つだけあります。とにかく話がうまい!!。私も将来、何百人の前で話をするようになりますので、この話し方は大いに参考になります。人の笑わせ方、そして泣かせ方、、、すごい参考になりました。私の場合、笑わせることはまずまずできるのですが、泣かせたことはありませんね~。「笑い」と「泣き」。これは人間にのみ与えられた感情だと思います。動物が怒りをあらわにすることはありますが、笑ったり、泣いたりという事はありません。鳴くことはあっても泣くことはありませんよね。そしてこの「笑い」と「泣き」のバックには何があるかというと、、、「感動」があるのです。
今日の話は体験セミナーだけあって、心理学の細かい理論やスキルの紹介は最小限に、もっぱら衛藤氏が今まで体験し、感じてきた経験談が中心でした。具体的なエピソードとしては「泣き」の話が多く、周囲の受講生はハンカチを取り出してしくしくと泣くのです。男も女も。かと思うのと次の瞬間は大爆笑。こんなセミナーは初めてです。細かいエピソードの話は紹介しきれないのですが(多すぎて)、衛藤氏が最初の方で紹介したエピソードとして心に残る話がありました。彼はネイティブ・アメリカンとの共同生活によって、人生観、死生観を学んできたのだそうですが、人の生き様、死に様についてとても印象的な考え方を紹介してくれました。それは、、
「人は生まれる時はおぎゃぁと泣き、それを周囲の人は笑って迎えてくれる、そして死ぬ時は周囲は泣いて送ってくれるが、自分は笑って先立っていく、、、そんな人生が最高だよ、、、」という話です。なるほど。「笑い」と「泣き」とは周囲の人との関わりの中で、生涯を通して関わってきて、その「あり方」が人生の質を決めるという象徴的な話ですよね。逆なら辛いですよね。死ぬ時自分は泣いて、周囲が笑うなんて人生は。そんな人も世の中、少なくないのかなとも思いますが。とにかくまあ、「笑い」と「泣き」に彩られ、人生は「感動」の数でその質が決まってくるのです。人は「感動」にお金を払います。以前紹介したことがある、友達との雑談で聞いたこの話は衛藤氏がソースだったことがわかりました(細部は随分違っていましたが)。今、人々に圧倒的に人気がある2大企業として、東は「東京ディズニーランド」、西は「吉本興業」を紹介していました。人は楽しいことに金をつかう、心の豊かさに金をつかう、感動に金をつかう時代なんです。まさしく。
とにかく人は楽しくなければ価値がない。それが衛藤氏の一貫した主張であり、私もまさしく同感です。結局私が会社を辞めたのも楽しくないから、旅に出るのは楽しいから、滝行をするのも楽しいからなんですよね。そんな素直な生き方が私の「運」の良さをつくっているだと思います。そして、その「楽しさ」を創るために心理学、メンタルヘルスの価値があるという主張です。衛藤氏は「カウンセラー」の役割の変容という話をしており、以前のカウンセラーと言うのは病気の人は普通の状況の戻す事が主だったのすが、これからは普通の人を楽しい状況に持っていくのが大切だと言うのです。ただ、この「普通の人を楽しい状況に持っていく」のはコーチングの役割そのものであります。
そんなこんなで今日のセミナーは3時間ぶっ通しであったにも関わらず、時間はあっという間に過ぎていき、また、私の人生の指針である「楽しい」「感動」という価値観が正しいことを再認識できる時間でした。久々に素晴らしいセミナーを受ける事ができてとても幸せです。ツイてます。ありがとうございました。
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