一年ぶりのまちづくり会議 2006.1.20
2006年 01月 20日
ところで、今日は佐賀県のK町と言うところで、まちづくりの会議に出てきました。昨年までは民間の会社で同じような仕事をしていたのですが、今は、NPO法人のメンバーとしてまちづくりに携わっています。必ずしもこれがメインではないのですが、集中する時期があり、今がそれです。一週間ほど前から資料を作成し、今日は会議で説明です。こんなのは一年ぶりで、とてもワクワクします。
会議は発注者である役場、そして、K町のまちづくりを先行して行っているグループで行いました。まあ、いろいろ興奮させられましたね。K町のまちづくりグループは数ヶ月ほど前から視察やワーキングを行い、何がしかの「成果」を出しているようでした。今回の我々の仕事はその「成果」をある程度は反映させながらも、独自性と実行力のあるプログラムを提示することです。まちづくりグループはそれなりに「やっている」という自負があるためか、我々NPOに対しては結構高圧的な態度でした。が、、、申し訳ないけど、その「成果」は使えるものではありませんでした。要するに、「これが欲しい、あれが欲しい」という要望のまとめのようなもので、極めて実行力に欠けるものでした。とにかく意見をまとめれば終わり、と言うようなものです。
多くのまちづくり計画がそうだと思うのですが、アウトプットとしての「施策」や「要望」は出てくるのですが、それを実行するための「方法論」がほとんど欠如しています。昨今の行政はとかく住民の意見を尊重して、住民主導を奨励するのですが、住民手放しにしておくと、多くは行政に対する「やってくれ」的な要望書に終わってしまいがちです。我々はこんな「絵」を描いたから、実行するのは行政の役割でしょ、、、みたいな。残念ながらそれは住民主導とは言いがたいものです。
どの行政も財政問題には苦慮させられています。そんな折、あれやれ、これやれ、予算をつけろ、人材を確保しろ、と言うのは全く以ってナンセンスです。真の住民主導とは意見言いっぱなしではなく、自分たちのまちに対する「想い」を実現するために、どう汗を流すかにあるのです。そのことをはっきりと指摘しますと、、、「やり方は我々にはわからないから、専門家が提案するところでしょ」とのご返事でした。いや~まいりましたね(^^;
私は近頃、毎日のようにコーチングを行っていますが、まちづくりにおいてもコーチング的な手法は有効だと思います。コーチングではまず「目標(夢)設定」を行い、それを実行するためのモチベーションを上げていくことに主眼が置かれます。その中で、日々の行動目標を定め実行していきます。実行するのはもちろん本人です。
例えば、「年収を1000万円にする」と言う目標があったとして、そのために必要なこと、計画、心構え等を自分で決めて自分で実行する、その決定のプロセスを手助けする(引き出す)のがコーチの役割となります。今回のまちづくりグループは喩えて言うなら「年収1000万円」という目標は立てるものの、実際に稼ぐのは他人でしょ、と言ってるようなものです。私が会社時代にやっていたワークショップ(ファシリテーション)も、ほとんどが「何をする」というアウトプットを提出するに留まっていました。が、今からは通用しないでしょう。限られた予算を有効に使うためには絶対に「絵に描いた餅」にしてはなりません。「夢(想い)」を実現するための「行動」こそが、住民主導のまちづくりにおいて最も重視すべきことなのです。
そんなことを住民から組織されるまちづくりグループと喧々諤々で討議しました。2月の中旬までは続きますが、どうにかいいものを作っていきたいものです。会社時代ではとにかく「期限までに納品しろ」でしたが、NPOでは住民と一緒になっていいものを作っていこうという情熱を傾けられます。もちろん、会社では数多くこなして稼がなければならないので仕方ないのですが、今は年に1~2本を情熱を込めてきちんと仕上げていけばいいので、正直言って楽だし楽しいです。稼ぎは他でも確保しながら、まちづくりに携わっていけるのはとてもラッキーですね。今年は稼ぎは稼ぎとしてきちんと確保しながら、まちづくりの面でも満足できる仕事をしたいと思っています。頑張りまっす!
今日は何だか近頃にしては毛色の違う文章になってしまいましたね(ブログランキング)
メルマガ「週刊!!『宇宙となかよし』」の登録・解除はこちらです。←メルマガの配信が遅れていますが、ちょっとお待ち下さい~。

























