弱者逆転の勉強会 2005.11.28
2005年 11月 28日
6時半には既に9名ほどが集まり、最初に簡単に自己紹介をした後、アントレプレナーセンターの福島正伸氏による「夢と起業家精神」という講演ビデオを見ました。とても感動的な講演内容でした。内容を簡単に紹介しますと、、
○仕事は感動して泣くためにある(ローンを返済するために人は生きているのではない)
○失敗の定義などありえない、人生は全てが「成功」である
○一つの仕事が「終わる」ということは、次に3倍の仕事を取った時にこそ言える
○3倍の仕事を取る仕事をするには、相手の予想を上回る仕事をしろ
○最強の営業ツールは「リピーターと口コミ」
・一日目に1,000円、2日目に2,000円、3日目に4,000円、4日目に8,000円・・・一ヶ月後には一兆円の売り上げが可能で、理論上世界一の企業になれるはず。これができないところに問題(工夫どころ)がある。
・その理論を純粋に成り立たせるためには「感謝される仕事」をすることにつきる
・今日の売り上げでなく、明日の売り上げが大切
○天職とは「取り組み方」
・ボルト締めの仕事を極めて工場長になって人もいる
・皆が笑顔になるタクシードライバー早川氏抜きには送迎は考えられない etc.
簡単にこんな内容です。「何を理想論・・・」と思われるかもしれませんが、要するに「考え方」が重要なんですよね。一つ一つの失敗(と思われる)過程も、大きな成功への一ステップだと考えれば、気持ちも前向きになります。「職業に貴賎なし」と言われますが、何事も一生懸命、創意工夫しながら打ち込むことで、必ずや成功できるということです。
この「やる気会」では、特に「弱者」が逆転して成功するための方法論やモチベーションを学ぶことが主であるようで、社長の栢野氏も常に「弱者逆転」の視点から発言をされます。そんな中、参加者の一人が面白い問題提起をされました。和食器店「うつわ屋」を経営される地蔵氏の話です。
地蔵氏の仕事は簡単に言うといろいろな器作家から器を預かって、それを販売すると言うものでした。この週末は一つのイベントを開催し大反響だったようです。付き合いのある作家から誘いを受けて、著名な芸術家H氏らが集まる会合に出席したときのこと。芸術家H氏からこんな問いかけをされたそうです。
「もし、大手のホテルなどから1000個単位の発注があったら、それを受けるか?」、と。
商売ですので誰もが「快諾」だと思うのです。地蔵氏もそう答えました。すると、H氏から「ダメ出し」をくらい、さらにその理由が伏せられてしまったそうです。「なんでだろう?」という問いかけです。
いろんな意見が飛び交いました。「弱者逆転」の視点からは、そのような大口は大手の販売店の仕事であり、そこで勝負しても勝てないからだと言う意見。小さな販売店は人と人との触れ合いを大切にするなど独自の路線を進むべきであるとか。また、単純に個々の作家に1000個単位の器は作れないとか。面白い意見としては、大量生産することは作家としてのデザイン性を無下に消費することにつながり、作家の本意ではなくなるとか。個々のプライドを持った作家は、例え今は売れなくとも自分の作風を大切にして、今に賞を取るなど認められるまで頑張ることの方が重要なのでしょう。まあ、H氏の言う回答がなんなのかは本人のみぞ知るでしょうが、いろんな意見を戦わすことができたのはとても有意義でした。
週初めの朝っぱらから、とても有意義な勉強会・交流会でした。私自身も今は何の組織にも属さない、完全なる「弱者」に違いありません。これからもいろんな人と交流し、自分を磨いていくことで弱者ながらの「成功」を手にしたいと思っています。また、参加したいです。
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(元弱者)
日記もとても分かりやすく記してあって、改めて考えることが出来ました。
ご縁に感謝です。これからも宜しくおねがいしま~す
狙われた予感・・・
どうも、お疲れ様です。近くに行けば、是非、お店にも顔出したいと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
>インタレスティングさん
福岡にこられる際は、是非、顔を出されて下さいね(^^)
>みっさん さん
やった!
お決まりどおり釣られてくれましたね。そう、狙っていました!
>石川聡さん
コメントありがとうございます。
サイトを拝見しましたが、コーチをされているそうですね。
私も参考にさせて頂きたいので、ちょくちょくのぞかせてもらいます!
皆さんのコメントとかけ離れてて恥かしいです…