「火垂の墓」(実写版)を見た 2005.11.4

 5時45分起床。最近、こうやって起きた時間書くのが快感になってきました。早起きしてるぞ~ってな感じでね。そして6時から「早朝コーチング」です。今日も初めての方でした。大阪にお住まいの30代の女性です。この方とは一年ほど前からメールのやり取りはしていましたが、お会いしたこともお話したこともありませんでした。面白い人やな~とは思っていましたが、今日、話してみて本当に面白いことが分かりました(笑)。

 まず言った言葉が、

 「コーチングを受けるので緊張して一時間おきに目が覚めました。夢を見たんですが、石田さんが『桃色の部屋』にいるんですよ・・・」

 桃色の部屋。思わず吹き出してしまいました(笑)。他にも宇宙とつながった夢を見ただの、面白いことを連発していました。私のブログの読者ってこういう人が多いのかな~(爆)。ただ、雑談も含めて一時間ほどお話させてもらったんですが、その後、この方のミクシィ日記を読んでみると、こんなことが書かれてありました。(掲載許可済み)

今日は朝6時からコーチングをして頂きました。(無料)
『ゆがんでた道が実はまっすぐなんだ』というイメージが湧きました。
具体的に言うと自分の背中辺りからまっすぐ透明な道が前に延びてる感じです。
でも実際に行く道は山あり谷ありで曲がりくねってるんだろうけど。

やっぱり向かい合って自分の話をするとなると、読んで字のごとくですが、気持ちも姿勢も前向きになります。

人の大切な1時間を私のために使ってもらってありがたいことです。


 こう言って頂けるととてもやりがいがあります。あまり大きなインパクトは与えずとも、早起きして朝日のエネルギーを浴びながらスッキリ話しをして、一日を快適に過ごして頂ければそれでOKだと思います。私のスキルの問題もありますが、今後、徐々に深いところまで入っていきたいとは思っていますが。

 そう言えば、先日、武者修行としていつもとは違うコーチング講座に一日体験として受講してきました。いろんな先生のやり方、考え方を学ぶのは重要だと思いまして。そして普通に先生から講義を聞き、お決まりのロールプレイ大会が始まります。4人一組でコーチ、クライアント、オブザーバーの役でロールプレイをします。私はこの場ではまったくの新顔です。でも皆から「プロではないか」と言われました。実はその場には前に会ったことのある方が偶然いらっしゃって、その様子がブログで公開されています。

 正直、プロではありません。しかし、夏ごろから自分なりにコミュニケーションの勉強をしたり、色々な人と交渉ごとをしたり、営業活動をしたりして、スキルは上がっているとは思います。そしてまだ始めたばかりですが、「早朝コーチング」で実践も積んでいるので、「プロっぽく」は見えるのかもしれないですね。でもまだまだ、修行、修行です。あ、早朝コーチング、まだ受け付けてますので。一週間に最大8人まで枠があり、あと2名ほどあいていますので、よろしければどうぞ。ちなみに今日の方からのメールを一部引用します。

私は石田さんの声を聞いて、ずいぶんかっこいい声の人だなと思いました(笑)
HPの写真も拝見しましたが、たぶんかっこいい人なんだと思います(マジ)


 後半部分の「たぶん」が気になりますが、褒めてもらっているので大目に見るとしましょう。そんな自慢話はさておき、今日のテーマは「火垂の墓」です。

 2~3日前にテレビでやっていたのですが、ものすごく「エゲツナカッタ」です。アニメ版は今まで何度も見ていたのですが、今回は松嶋菜々子主演の実写版です。私は「火垂の墓」をして、「戦後最悪のアニメ」だと思っています。理由は簡単。不幸すぎるからです。私は基本的にハッピーエンド、勧善懲悪が好きです。リアルなメッセージなどいらんから、ハッピーエンドで終わってくれといつも願います。そして毎回ストーリーが分かっていながら、「火垂の墓」がテレビであると、見てしまいます。そして、「オバサン」の文句を言います。

 今回の実写版は、アニメをはるかに凌ぐ「エゲツナイ」ドラマでした。主人公の松嶋菜々子はアニメで最も憎たらしい「オバサン」の役でした。セイタさんとセッチャンが大切にしてたお母さんの着物を米に換えてしまい、そのお米をさらにせしめるのです。当然、セイタさんは文句を言うのですが、「とおりません」の一言でシャットアウト。そんな世にも憎たらしい「オバサン」の役をあの松嶋菜々子が演じるのでした。

 結論から言うと、えげつないことはえげつないけど、非常によくできたドラマだと思いました。とりわけ、セイタさんとセッチャンの演技には凄まじいものがありました。終わりの方は見ていられませんでした。。。事実、何度もチャンネルを換えたんですが、やはり戻って見てしまいました。もし仮にセッチャンが元気になってハッピーエンドであったら、それはそれで文句を言いそうですが、はやりセッチャンには元気になってもらいたかったです。

 このドラマの意図するところは、あの優しかったオバサン(松嶋菜々子)も戦争という極限によって、実のわが子を優先せざるを得なくなり、多くの犠牲を余儀なくされる。でもそれが「戦争」なんだと訴えたかったのでしょう。お茶の間でぬくぬくと見ていると、「おかいさん(お粥)、分けたれや~」と叫んでしまうのですが、極限になると誰もがあのオバサンのようになってしまうのかも知れませんね。

 戦争の時は実際にセイタさんやセッチャンみたいな人がたくさんいたと思います。。同じように命を失った人もいれば、元気になって今も生きている人もいると思います。そうやって過去のこととして、今を大事に思うことが大切なのでしょう。しかし、、、ふと思うと、あれって今でもある現実なんですよね。

 私はインドなど貧富の差が激しい国によく行くのですが、毎回、乞食やストリートチルドレンに囲まれます。どこまでがリアルなのか分かりませんが、世界中には現実に餓えて死に行く人も数多くいます。それこそ戦争だって今でも存在し、親子、兄弟が離れ離れになってしまう状況も決して珍しくはありません。そうです。今でもセイタさんやセッチャンは世界中のいたるところにいるのです。そして、私は何度もセイタさんやセッチャンに会ってきたのです。でも、私は彼らに囲まれると毎回「うっとうしい」と思っていました。「火垂の墓」を見ていると、「セッチャン、俺がいくらでもおかいさん食べさせたるで、天ぷらもところてんもドロップもアイスクリームも好きなもの何でも食べさせたるで~」と思うのですが、現実のセッチャンのことを毎回「うっとうしい」と思うのはどういう精神なんでしょうか。

 旅をして世界の現実を目の当たりにして、深く考えさせられるとともに、日本に生まれてよかったと彼らを見下したりする自分がいたりします。どっちが本当の自分なのか分かりませんが、きっと後者(日本に生まれてよかった)なんだと思います。毎月、ユニセフに寄付はしていますが、時々、「偽善」だと思うこともあります。結局寄付できる境遇に浸っているだけなのではないか、と。飢餓に苦しむ世界の人々を見て「頼むから生まれ変わって幸せになってくれ」と思うのはさらにエゲツナイでしょうか。。。

 結局は自分のできることを一つ一つやっていくしかないんですよね。。。どんなことがあっても「感謝」を忘れずに。最後に、番組に対してですが、「今でも世界のいたるところにセイタとセッチャンがいるのです」とテロップを流して欲しかったな~と思います。セッチャンが死んで悲しむ前に、「現実」をしっかりと認識させるのも必要だと思います。あ~考えるとますます深みにはまってしまいます。そうなるとヤヴァイのでこの言葉で強引に締めくくります。

 感謝

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こちらに「火垂の墓」の素晴らしいレビューがあります。でも開くことはお勧めしません。私ってつくづく気が弱く、こういうのに走ってしまうのですが。人格否定しないで下さいね。重い雰囲気が苦手なだけなのです。

(写真は現実)
「火垂の墓」(実写版)を見た 2005.11.4_b0002156_23485976.jpg

Commented by 慶次 at 2005-11-06 00:20
はじめまして、プログランキングから覗かせていただきました。

>時々、「偽善」だと思うこともあります。
>結局寄付できる境遇に浸っているだけなのではないか、と。

およしなさい、偽善だ善意だと悩む前に、katamichさんの寄付や私の寄付が現実として結果として苦しんでいる彼らに渡り、助かっているではありませんか。

飢えや戦争孤児として苦しむ彼らには、偽善であっても物資が必要であり、一番の助けとなると考えます。

「読むと気持ちが楽になる、楽しくなる、ワクワクする、笑顔が生まれる、そんなブログを目指しています。 by katamich」

katamichさんの募金は、勇気付けることであり、良いことだと思います。
変に考えすぎず、自信を持っていただきたいと思い、ここに記します。

p.s 少し強い言い方をしてすいません、弱気な時は喝!と思いコメントさせていただきました、暴言だと感じたら削除してくだされ。それでは^^
Commented by katamich at 2005-11-07 08:30
コメントありがとうございます!
これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします!
by katamich | 2005-11-04 22:22 | ■時事問題 | Comments(2)