あなたの夢はなんですか 2005.10.20
2005年 10月 20日
サラリーマンを続けていて危険なのは、「仕事を与えられないとできない」という感覚が染み込んでしまうことです。実は私も多少はそのような部分が残っており、時として怠けてしまうことがあります。しかし、日々、確実に進歩しており、「仕事を与えられる発想」から「仕事を与える発想」へと脳が切り替わりつつある自分に出会うことがあります。その中で、「お金そのもの」を得るのではなく、「お金の稼ぎ方」を得ることが何よりも大切だと言うことに気づかされるわけです。
夜は仲間の紹介で人と会ってきました。これまた初対面ですが、人から紹介を受けるということは楽しいものです。私は比較的人から紹介されたり、自分から紹介したり、ということをサラリーマン時代からやってきたのですが、サラリーマンを辞めてからは本当に毎日のようにそういうことが起こっています。「新月の願い」ではたいてい、「新しい人50人に出会う」ことを掲げていますが、今となってはごくごく平均的な数値になりつつあります。
お会いした目的はビジネスに関する情報交換が主でしたが、その中で「夢」について語り合いました。最近、「夢」について語り合うことが本当に多くなってきました。思えば、「あなたの夢はなんですか」と聞かれて、即答できる人って何割くらいいるのでしょうか。実はサラリーマン時代はほとんど考えたことがなく、とても漠然とした感じでした。しかし、今は違います。明確に「夢」と呼べるものが存在します。
成功哲学系のある人が言っていたのですが、「夢(目標)を持たない人生とは的のないアーチェリーのようなものだ」、と。つまり、「的」がないのに矢を放ってしまうので、どこに飛んでいくか分かったものじゃないということです。これは危険ですよね。意図せざるところに当たってしまったら、間違えば本当にヤバイことになってしまいます。しかし、「夢」を持っているとそうはなりません。簡単ではないけども、確実に「的」に当てようとする努力があるからです。何としてでもあの「的」に当ててやるぞ、と。
私の仲間のとある成功者がこう言いました。
「大人になるということは、『夢』を捨てることだ」、と。
もちろん「皮肉」です。つまり、我々は幼い頃は「改造人間になる」とか「ピアニストになる」とか「パイロットになる」とか「ケーキ屋さんになる」とか「プロレスラーになる」とか「総理大臣になる」とか「アイドル歌手になる」とかいろいろ「夢」があったと思います。しかし、いつの間にかそういうことを平然と話することが「恥ずかしい」状況に置かれてしまいます。男(女)にとっての成功とは、今一生懸命勉強して、いい大学に入って、いい会社に入って、結婚して子どもをもうけて、いい仕事をして昇進昇級を繰り返していくことなんだよ、と教えられるようになってきました。私も見事にそのレールに乗せられてきました(脱線ばかりでしたが)。
しかし、その中で「夢」について語り合うことが極端に減っていくのです。一本のレールに乗せられながら、本来持つべき「的」を取り上げられてしまうのです。大人になるということはそういうことだ、とまさしく教えられてきたようです。
しかしこれから先は違います。今までの大人がしいてきた「レール」そのものが崩壊しつつあるからです。「レール」に順調に乗ってきても、ゴールに行き着く前に切れてしまっている状況が普通になっているのです(例えば定年まえのリストラとか)。その時に「夢」を持たない大人はどこに行ってしまうのでしょうか。。。
「成功するとは『夢』を持つ大人になるということだよ」
これが当たり前の世の中が目の前に来ています。今まで何度も書いてきたかもしれませんが、私の「夢」をここで確認したいと思います。
・時間的、経済的、精神的自由を獲得する
・35歳までに「本」を出版して印税を得る
・みんなで海辺のごみ拾いをして、地球をきれいにする
・40歳までに「本物のお坊さん」になって、周りの人を幸せにする
・今まで行った国々をパートナーと一緒にレンタカーで周る
etc.
まあ、とりあえずはこんなところです。余談ですがこういうことを言うと、こんなちゃちゃを入れる人がいました。「お坊さんになるのと、あなたがやっているビジネスとは矛盾するんじゃないですか?」、と。何を根拠に言っているのかさっぱり分かりません。また別のケースでは、私の滝の導師からメールを頂いた話をすると、「お坊さんなのにパソコンするんですか!」と驚いた人がいます。これもわけがわかりません。結局、「お坊さんは慎ましく精進料理を食べながらお経をあげさえしておけばいい」という自分勝手な思い込みによるものなんでしょうが、そんな小さな了見で批判の目を向けられたらたまったものじゃありませんよね。
話を戻します。私は今、ここに「夢」を書きました。これはどういうことかというと、「叶う」ということです。私が年始にいろいろと「目標」を掲げていましたが、今時点で振り返ってみると「肉体改造」以外はほとんど叶っているものばかりです。。。
夢を語り合える仲間というのは本当に素晴らしいと思います。なんだか最近は「語れば語るほどに早く叶う」気がしてなりませんし、実際にそうなりつつあります。と言うわけで、これからも私と会う人会う人は「夢」について語り合いますので、そのおつもりで。。。(私が「夢」を語らなければ、「ああ、この人は夢を持つのが苦手なんだな。。。」と解釈していますので)
今日の別れ際、初めて会った紹介された人(♂)から言われました。
「石田さん面白い人ですね~。話していて本当に元気が出ますよ」、と。
こういう風に思われること自体が一つの「夢」の実現につながっているのです。そう思うとどう考えても感謝する以外に感情がなくなるのです。
とりあえず、ランキングで一位になることが夢です(笑)
こんな私でも幸せになれますか?