【中米の旅:8日目】ナマケモノに学ぶ 2026.3.3

移動のない日。シャワーと洗濯。サービスで朝食をつけてくれた。コスタリカの典型的な朝食。お米をよく食べる。コーヒーが最高。
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午前はいろいろ事務作業で午後からツアーに参加。コスタリカ大学生でネイチャーツアー。「GetYourGuide」ってアプリでサクッと申し込み。僕がこれまで中南米に足が向かなかった理由は、遠い、スペイン語しか通じないこと、そして治安。こう見えてもすごく用心深い。「守備本能の木」の性質もあると最近自覚したけど、一見無茶してそうに思われるけど、やる時は水面下でガチっと固めてる。

2年前、サントメプリンシペに行った時も、本来、そこは短期で行く場所じゃない。ガーナから週に二便ほどで、欠航になるリスクもある。万一欠航になったら。他の西アフリカ諸国への便はビザがないからNG。リスボンがある。リスボンへの便を調べて欠航時のシミュレーションをする。

シンフォニーホールでのコンサートでも、万一コロナとかでメンバーが欠席した時の代案も考えておく。その前に1000万円ほどの赤字も想定。前年に1000万円ほど天から降ってきたのでそれを充当。

と言うわけで、常に警戒心を解かずに、安全策を優先する。その上でのめちゃくちゃを考える。だからこれまでどこ行っても何やっても大きなトラブルに見舞われない。博打もしない。安全に確実に利益を上げる。

ただし、「やりたいこと」がいわゆる安心安全からはみ出ることもある。この手の旅もそうだし、チャリ旅とか、そもそも独立とかもそう。だからこそセーフティネットは万全と。

ってことで、ちょっと変と感じた人が後方に歩いてるとしたら、完全な偏見であれ、別の道へと移動する。警戒はしすぎて損はない。今回、まだ終わってないけど、これまで避けてきた「中南米」の一人旅をクリアしたことで、また大きく世界が広がるであろう。来年もまた行くと思う。
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途中にデリのようなとこがあってランチ。これも典型的なコスタリカ料理か。プロテインランチと書かれてあった。米と豆にポテトかサラダとメイン。鶏肉だ。美味い。しかし続くと飽きる味だろう。腹パンパンになった。
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ツアーはカフェの前。カフェで水を買ったが500円。コーラやビールよりも高い。11名が集まりツアースタート。アメリカ人とメキシコ人ばかり。英語とスペイン語で説明がなされる。

コスタリカはエコ大国。そして憲法で軍隊を放棄している。日本の九条以上に厳格。もちろんアメリカが睨みをつけているって守られた戦争放棄ではあるけど、軍事費をすべて環境や福祉に充てている。リベラルの極地。

ただ、近年は保守に向かう傾向があるので、それはこのご時世では仕方ないことなのか。リベラルによって国を守るって理念は、日本で言うなら共産党やレフトサイドの理想だろうけど、ある意味「コスタリカでさえ」も保守に向かうってことが、この時代を象徴しているのかもしれない。
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ツアー最大の目的はナマケモノに会うこと。大学の校内には様々な動植物が生息する。バナナやパパイヤをはじめ、コーヒーも。熟したコーヒーの実を食べる。甘い。フルーツだ。
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「コーヒーはフルーツ」って言葉にどこか聞き覚えがあったけど、そうか、七福神の時のカフェバッハでそんな話を聞いたんだだった。中米のコーヒーはどこもフルーティー。僕がこれまで飲んだ中で最も美味いと実感している。アルバニアのエスプレッソも忘れられないが、匹敵する。
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ナマケモノと対面。🦥みたいな絵文字があって笑った。ナマケモノも究極のエコ。「動かないこと」で淘汰されなかった稀有な存在。進化論的には弱肉強食の強者が選ばれて残るシステムだけど、ナマケモノはすべてにおいて逆。
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食べない、動かない、出しゃばらない。外敵に見つからないよう、木と同化する。ガイドがいないとわからない。ナマケモノには二回見たのだけど、一回目はスコープを通してしか見れなかった。いるのはいるけど、同化しすぎて見つからないんだ。
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二回目は実にはっきり見えた。最初は背中だけだったけど、少しずつ動き出して、顔も見ることができた。なんとなく「Qさんみがある」と言われる。カワウソに似てると言われたこともあるが。
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ナマケモノは30年ほど生きるので割合長寿な方。とにかく動かない。争わない。平和。リベラルの極地。しかし1週間に一度、地上におりて排泄をする。その時、捕食される危険があるので命懸け。死因の半分が排泄時という。
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なぜ木の上でしないのか。根元にピンポイントに排泄して養分にする、ナマケモノに寄生する蛾が卵を産むため。その蛾はナマケモノの毛に糞をして、そこから藻が生え、周りの植物と同化させると共に、その藻を食べて生活する。エコロジーの極地。コスタリカの政策はナマケモノに学んだのではないか。
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この世にはナマケモノを見た人と、見ていない人の二通りしかいない。有意義なツアーの後はUberでホテルへ。
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いい時間になったので夕食。宿の周辺。
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食ともにコスタリカの伝統料理。カサドというコスタリカの家庭料理。米をよく食べる。堪能しました。
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明日は市場のツアーに参加。、夜の便でパナマです。ありがとうございました。



by katamich | 2026-03-03 23:39 | ■旅 | Comments(0)