リーダーシップ、フゥ~♪ 2005.10.11
2005年 10月 11日
しかし、午前はサイトの更新とメールの返事、そして部屋の掃除。午後からはNPOの事務所に行ってきました。まだちょっと先の話ですが、とある業界紙に私の文章が掲載される予定で、その確認に行ってきたのです。私とは元々畑違いの雑誌なんですが、一応全国紙に文章が掲載されるということで、いろいろなチャンスにとても感謝しています。じわりじわりとライターの道も開いていけたらいいなあ。
夜はセミナーで、シンガポールから取締役のタン・ヤンポー女史が来福し、ビジネストレーニングを行ってくれました。ヤンポー女史が「成功」のステップを示してくれましたので、ご紹介します。
1.変化することへの心の準備
2.行動を起こす
3.学びたくさん行動する
4.障害を予測する
5.信じ続ける
6.焦点を当てる
7.粘り強く頑張る
これがヤンポー式成功のための7つのステップです。それぞれ簡単に解説しますと、
1.変化にスムーズに対応するために、常に心の準備をしておけ。
2.話を「聞く」ために話を聞くのではなく、「行動する」ために話を聞くのだ。
3.一日に5人にプレゼンテーションしていますか?
4.問題が起こるのは当たり前。それをきちんと想定しておけ。
5.人の人生に触れる仕事をすれば、収入は後からついてくることを信じろ。
6.レジに並ぶ時、空いてる方、空いてるほうと移動していると、つねにビリからスタートになるよ。一つに集中しろ。
7.とにかく粘り強く。
まあ、特に目新しいことを言っているわけではなく、「成功」の王道を再確認させてもらえたわけです。こういうセミナーって、とても好感持てます。私は「成功」に「近道」はあっても「ワープ」はないと信じています。「近道」とはつまり「成功のセオリー」であり、代表的なのが成功者のまねをする(モデリング)ということなどです。むしろ「ワープ」などして、仮に成功したように見えても、どこかで足元をすくわれます。しかし、巷には「楽して成功するよ~」と言う囁き文句が多いこと。そんなに怠けて金儲けしたいのかしら、、、と思ってしまいます。
ところで、今日のビジネストレーニングを受けて、一つ気づいたことがあります。私は今まで「成功」に向けていろいろな目標をかかげて、それに向かって努力してきました。達成した、獲得したものもあれば、未達成のものも当然あります。しかし、本来、「成功」するために不可欠である「リーダシップ」という点が完全に抜け落ちていました。ジェームス・スキナーの「成功の9ステップ」によると、「リーダーシップ」とは「他人を自分の夢に参加させること」であり、「他人を成功させること」と述べられています。
今までの私は、とにかく、まずは自分のため、自分のためと頑張ってきて、実際、この4ヶ月間は自分でも驚くほどの成長をしたと思っています。とりわけ、コミュニケーションスキルは格段に上がったと思っています。しかしながら、「他人」という認識を今まで「目標」の中に入れてきませんでした。リーダーシップとは単に人の上に立って威張り散らすことではありません。他人を成功させる、他人を幸せにするためにどれだけ頑張れるか、ということに他なりません。
しかし、「自らの成功」なくして「他人の成功」もありません。「自らの成功」→「他人の成功」は不可逆的なものだと思っています。しかし、「焦点」は重要です。つまり、「他人の成功」を最初から「目標」として、ベクトルを定めることで、その過程において「自らの成功」も成しえるものではないでしょうか。
仏教の善行に「利他行」と言うものがあります。とにかくひたすら他人のために与えつくすことで、解脱できるという思想です。別名、「菩薩行」とも言います。しかし、そこに行き着くまでには「自らに対する行」が必要です。
お釈迦様も悟りを開いて仏陀になるまでは、様々な苦行を重ね、ひたすら自らに対する行を行っていました。しかし、行とは日々の生活の中にあることを知り、菩提樹の下で深い瞑想に入った後に、仏陀となったのですが、その後の約45年間はひたすら他人のために与え尽くす人生を送ったものです。仏陀が果たして、他人のために動くことを想定して苦行に入っていたかわかりませんが(きっと分かっていたと思いますが)、結果論としては、「自らに対する行」→「他人に対する行」というプロセスを辿ったのです。我々はその「真似」をすればいいのです。
つまり、成功するためには「他人を成功させる」ことに「目標」を置いて、頑張っていくことが重要なのです。私が日々の営業活動などでもう一歩足りないのは、「相手のことを心から思いやる視点」が欠如しているからではないかと思います。とは言うものの、自分のことができないのに他人、他人と気にするのは、本末転倒のような気がしないでもないのですが、「自分」の先には「他人」があることを明確にすることで、「自分」の成功も早まるのではないかと、考えられます。すなわちそれが「リーダーシップ」であると思われます。
今日は何と、和田裕美さんの会社「ペリエ」のスタッフの方から再度コメントとトラックバックを頂きました。この業界の憧れの人が徐々に近い存在になってきているようで、とてもテンションあがります。
今日もいいエネルギーをありがとうございました。
うお~、いつの間にか4位に転落・・・でもいったん引き下がってドカンと行きますよ!!ツイてる!!
本当にそうだと思います!とてもいい記事!!