6月23日は「むつみの日」ってことで、『玉響Ⅱ』のレコーディング。QAZZとしては通算23枚目の作品。そもそも『玉響』は、チャクラ活性化に対応した音源として昨年リリースされた人気アルバムで、初回プレス1,000枚もまもなく完売となるため、近々増刷予定です。
今回の『玉響Ⅱ』でも、リーダーは前作と同様、阿部篤志さん。この作品は、いわば“譜面のない音楽”。スコアではなく、その場の“呼吸”で音を編んでいく。そんな芸当ができるメンバーに集まっていただきました。
編成はピアノにヴァイオリン、クラリネット、そしてボーカル。クラシックの室内楽編成でも実はよくあるこの形に、即興の歌が重なる。楽譜も歌詞もない中に、完璧なタイミングで入れるのは、僕の知る限り“ふまさん”だけ。おそらくジャズ界でも極めて珍しい存在。
チャクラは通常7つですが、僕の世界観では「宇宙=大日如来」を加えた8つが基本。今回もまた、それぞれに神仏が対応しています。このモチーフは2018年の著書からずっと続いており、6月20日の「香のセミナー」でも同様の構成が活かされています。
1.稲荷大明神:生命力 🔴
2.地蔵菩薩 :健康 🟠
3.不動明王 :お金 🟡
4.観音菩薩 :愛情 🟢
5.文殊菩薩 :理性 🩵
6.弥勒菩薩 :直感 🟦
7.釈迦如来 :悟り 🟣
8.大日如来 :宇宙 ⚪️
この構成に基づき、全曲ピアノに加え、ヴァイオリン、クラリネット、ボーカルがデュオ・トリオ・カルテットのかたちで加わる。さらにボーナストラックも含め、全9曲を無事に録り終えることができました。
今回は初めて使うスタジオだったのですが、これがまた素晴らしかった。音響も空気感も文句なし。エンジニアには信頼の芹澤さん。これはもう、現時点での集大成にふさわしい作品になること間違いなしです。
2020年にレーベルを立ち上げて5年、23作品目。今年は26作品目までリリースが予定されていて、このペースが早いのか遅いのかはわかりませんが、自分の中では一つの大きな節目だと感じています。
今回は「美味しいパン祭り」もありまして、差し入れのパンがまた最高だった。腹も心も満たされたレコーディングでした。
そして、改めて思ったのは——音楽は不滅だということ。AIの進化が話題になっても、この場に集った素晴らしい音楽家たちとの創造は、まさに“人間だからこそ”生まれる奇跡。これだけは、揺るがない。
レコーディングは19時過ぎに終了し、そのままアフターへ。気づけば22時半。普段聞けないような濃い話がたくさん飛び交いました。
そのなかで、ふまさんに「海外はどこを想定してます?」と聞かれ、韓国はすぐにでも行けると思っている話から、やっぱりアメリカには行きたいという思い、そしてジャマイカやキューバにも……という展望を話す。
こういう何気ない会話から、後に現実になっていくのが、これまでの僕の人生のパターンです。今回の作品も、きっと世界へと広がっていく。そう確信できる一日になりました。
明日、福岡に帰ります。そして週末からは滝行。次に表に出るのは、7月5日の大阪・あべのハルカス。またひとつ、新しい幕が開きます。ありがとうございました。

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