QAZZ-022 レコーディング 2025.6.20

6時に最寄駅から出発。事務所から空港まではドアツードアで20分。とはいえフライトは7時なので、6時40分までには搭乗手続きを済ませる必要がある。結果、30分ちょい過ぎに手続き完了。45分には搭乗口で優先搭乗が始まっていた。お土産を買って、すぐに乗り込み。あまり寝てなかったので、座ってすぐ寝た。

空港からバスで池袋へ。カフェでひと息入れてからスタジオへ。数えてみたら、このスタジオDEDEさんでは、22枚中8枚でお世話になっている。今年はさらに2枚追加予定。

作品で言えば、先日021を入稿したばかりで、020はミキシング中。23日に023、8月に024、10月には025と026まで決まっている。来年はさらに作品数を増やすつもり。

ぶっちゃけ僕は物欲があまりない。ロレックスは1本あれば十分、車はメルセデス一択、それ以外は質素。普段着は作務衣、スーツも既製品。飲みにもそう行かないし、女性のいる店には興味なし。使うとすれば、たまにお寿司くらい。そして出費の中で一番大きいのが、旅と音楽だ。

音楽に関しては、今年だけで1,200万円は使う予定。来年はもっと使いたい。そのためにもガンガン稼ぐ。音楽事業だけで自走できる仕組みを作るのが目下の目標。いけると思っている。

さて、今日のレコーディング。昨年末だったか、たまたまYouTubeで熱いライブ映像を見かけた。コルトレーンの曲だったと思う。そのサックスがめちゃくちゃ熱くて、ピアノをよく見たら知ってる人だった。今回の工藤さん。即連絡。

その10分後には企画が浮かんで、矢継ぎ早に形に。工藤さんがメッセージに気づくころには、すでに概要ができていた。フロントに馬越脇さんを、という条件付きで。

テーマは「吹奏楽」。うちの長男は高校で吹奏楽部に入り、バリトンサックス。次男は中学でホルン。三男も入りたがっている。そんな流れもあり、自分の中で吹奏楽がホットになっている。

正直、ジャンルとしての吹奏楽はそこまで好みじゃない。クラシックとジャズが圧倒的に好き。その両方が混ざる吹奏楽は万能だけど、中途半端にも感じることがある。ただ、良さもあるし、吹奏楽オリジナルには名曲も多い。

というわけで今回は、「吹奏楽をやってる人たちが“ジャズってかっけ〜”と思える」ようなアルバムを企画。選曲の大半は吹部出身の馬越脇さん。実は彼の動画、以前からちょくちょく見ていた。YouTubeでは登録者・再生数ともに多く、音楽系YouTuberとしてすでに実績十分。演奏ももちろん、喋りも上手い。

選曲は、吹奏楽オリジナルまたは吹奏楽化された曲に限定。たとえばスクエアの「宝島」や「オーメンズ・オブ・ラブ」は定番中の定番。クラシック曲も含めて、コンクール課題曲なんかも視野に入れている。詳しいラインナップは完成をお楽しみに。
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録音曲数は9曲。13時からスタートして、21時には終了。さすがにボリュームはあったけど、最後まで集中が切れなかった。お疲れ様でした。

その中で、ちょっと胸熱な瞬間もあった。あえてここでは言わないけど、わかる人が聴けば「これはヤバい」となるはず。吹奏楽でこの選曲をジャズでやる、しかも録音するって、完全に前代未聞。

今回のメンバーは工藤さん以外、みんな初対面。特に若い人たちはエネルギーが高い。人類はちゃんと進化してるなって感じた。逆に年配すぎる人との仕事って、時にしんどいこともある。2018年の某案件では、80万円払っておいてまさかの使い込みという事件もあった。まあ、いい勉強になったけど。
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ラテン系の曲も何曲かやったけど、やっぱり盛り上がる。吹奏楽でもラテンは定番ジャンル。工藤さんのアレンジも光っていて、彼は音楽家としてはもちろん、社会人としてもちゃんとしてる。こういう人には自然と声がかかるよなと実感。

今回も吉川さんにお世話になります。完成が今から楽しみ。そして、そのあとの展開も含めて、ワクワクしている。ありがとうございました。



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by katamich | 2025-06-20 23:39 | ■音楽 | Comments(0)