長い1日だった。時差の関係で、半日ぶん余計に生きてるような感じ。
朝、チューリッヒのカプセルホテルを出て、2時間半前には空港にチェックイン。ラウンジで軽くヨーグルトだけ。これからしばらく機内食づけになるだろうし、あえて控えめに。
リスボンまでのフライトは小型機。ビジネスではなく、エコノミーの前方2席をゆったり使うスタイル。ヨーロッパの路線ではよくある。機内食はフルーツとコーヒーのみ。軽い。
リスボン空港は思ってたよりも古びた印象。そこでまさえさんと合流し、再び小型機でマラケシュへ。
モロッコ入国はスムーズ。今回は作務衣だったからか、エジプトと同じように「カンフー?空手?」と声をかけられる。もう慣れた。
イスタンブール経由の4人とも合流し、プリペイドのタクシーで街中のホテルへ。呼び込みもなく、予想以上にスムーズ。かつてモロッコはインド、エジプトと並ぶ“人が悪い国”と言われてたけど、今のところそんな感じはない。少なくともマラケシュは穏やか。タンジェは悪名高いけど、比較したら随分と違うかもしれない。
ホテルにチェックイン。
1時間後にロビー集合で近くのレストランへ。タジンの肉煮込み(ビーフ、ラム)、パスタ、ピザなどを注文。付け合わせのパンが抜群に美味かった。
ただ、パスタは案の定ブヨブヨ。エジプトでも同じようなの食べたことがあって、あのとき一緒だったバックパッカーが「この国にはアルデンテって概念ないんか!」とキレてたのを思い出した。でもね、アルデンテって日本とイタリアくらいでしか成立してない。大抵の国はブヨブヨかカチカチ。「給食のソフト麺」って表現がしっくりくるのは、ふるちゃんの名言。
メインの肉は香辛料たっぷり。クミンやコリアンダーが効いた、柔らかいビーフ&ラム。旨い。けど一皿が2人前サイズで、さすがに量が多い。6人で2皿でちょうどよかった。
食後は酒屋でお酒を調達して、部屋飲みスタート。ボウモア2本、バランタイン、シャンパンも。みんな飲むから安心。夜はそれぞれの「野望」について語り合った。自分の中でも、あらためていろいろ具現化が進んだ気がする。
モロッコはこれでアフリカ7か国目。エジプト、南ア、ナミビア、ガーナ、トーゴ、サントメプリンシペ、そして今回のモロッコ。旅人としての地図がまた一つ塗り替えられた。
今回のメンバーは6名。5名はラダック経験者、残り1名はバリ島にも参加してる“いつメン”感あり。ただ、平日にこれだけ旅に出られる人は限られてるわけで、改めてこの環境に感謝。ちなみにイスタンブール経由のフライトはかなり過酷だったらしい。自分はマイルでビジネスクラスだったけど、最近は普通にビジネスを買うことも増えたし、それも経費。だからこそ、しっかり稼げばいいのだ。
機内でもずっとメモを取ってた。今回、あるイメージング法を自分なりに編み出してみた。これはちょっと試してみる。まずは軽くスリムになるつもり。いつでもどこでもできるし、気持ちもいい。
今年も、旅が始まったという実感。ここまで全行程、順調。すべてに感謝。部屋飲み中にふと思いついた。メンバーシップ限定で月・水・金に音声配信、やってみようかと。面白いこと、まだまだ出てくる予感。明日からはいよいよ、二泊三日のサハラ砂漠ツアー。ホテルには朝7時にピックアップが来る予定。行ってきます。ありがとうございました。

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