毎年この花粉の時期になると、どこかへ旅に出ている。ざっと振り返ってみても——
2014 フィリピン(マニラ、パラワン)
2016 ニュージーランド(南島・チャリ)
2017 インド(ラダック・チャダル)
2018 エジプト(カイロ、シナイ山)
2019 バングラデシュ(東インド、タイも)
2020 南アフリカ(ナミビア、タイも、直後にコロナ)
2023 インドネシア(バリ島、ジャカルタ、バンドン)
2024 西アフリカ(ガーナ、トーゴ、サントメプリンシペ)
2015年とコロナの2年間を除けば、ずっと毎年。こうして書き出すと、自分でもよう行ってるなと思う。来年2026年はどこに行こう。暖かいところがいいね。
さて、今年の旅もスタート。朝に成田空港へ。チェックインはスムーズで、軽くラウンジへ立ち寄る。これから機内食続きになるので、何も食べずに搭乗。飛行機に乗るときはなるべく空腹の方がいい気がする。
今回はボックス型のビジネスクラス。足元は広いけど、ちょっと狭く感じる。機内食はステーキ。前菜はクスクスのサラダ。どちらも「可もなく不可もなく」って感じで、調理済みを温めただけの印象。肉の弾力は期待しない方がいい。
昔はビジネスクラスの機内食にテンション上がってたけど、最近はスルーすることも増えた。レストランの方が圧倒的に美味しいし、旅の食事はなるべく現地で取りたい派。なので今回も割と残した。
機内では時差が逆転するので、できるだけ眠る。読書したり、思いついたことをメモしたり。音楽も聴くけど、やっぱりAirPodsは神アイテム。ノイキャン最強。
そうそう、今回はロシアの上空は飛んでなかった。冷戦期はアラスカで給油が普通だったらしいけど、今は飛行機の燃費も格段に良くなってるんだろうな。
完全に半日がかりでスイス・チューリッヒに到着。外はすでに暗い。夏ならまだ明るい時間だけど、冬のヨーロッパは夜が早い。街歩きしたかったけど、今回はトランジット。空港内のカプセルホテルへ直行。
初の海外カプセル。日本のようにカーテンで仕切るのではなく、スマホで開閉する鍵付き。内装もオシャレで、思ったより広々。混雑した感じもない。これで1万円なら、スイス価格的には“安い”に入るかもしれない。
今年も無事に旅立てたことに、あらためて感謝。花粉から逃げるという理由で始まったこの季節の旅だけど、逆に花粉のおかげで世界が広がってるとも言える。今年はまだ花粉感じてない。ヨーグルト効果かも?
機内ではいろいろなアイデアがメモに残った。これはきっと、あとで大きな何かにつながるはず。旅仲間にもシェアしたい内容ばかり。
明日はリスボンでトランジットして、マラケシュに飛びます。初めてのモロッコ。どんな空気が待っているのか、楽しみだー。ありがとうございました。

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