明らかに人生変わった日 2025.1.22

台湾から帰国し、午前中はゆっくり。でもなく実は緊張していた。一年以上前から、前田なつみさんから「Qさん、増浦さんですわ」と言われ続けてきた、その増浦さんとついにお会いする日がやってきた。

事務所近くの目印としてマクドナルドがあるので、そこで久々に注文してみた。「昼マック」なるメニューで。ハッキリ言って美味い!素直になろう!
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まもなくなつみさんが来られ20分ほど打ち合わせしてついに増浦さん事務所へ。対面。増浦さんについて簡単にご紹介。

小学生の頃カメラに興味を持ち、当時母子家庭で貧しかったにも関わらず、呉服屋をやっていた母親の方針(良いものを持て)で、最高級のカメラを所有する。土門拳の写真集に衝撃を受け写真家になることを決意。

高校入学してまもなく中退し、片道切符でフランスに渡りギィ・ブルダン氏に弟子入り。10か月間ファッション雑誌の会社の前に座り込み、物乞い同然に粘り、ある出会いによりギルダン氏を紹介され無給でアシスタントを始める。

ギルダン氏の仕事から「写真とはなんぞや」を直に学ぶものの、稀代の変人ギルダン氏は仕事現場に現れないなど続き離れることを余儀なくされる。

帰国後、資金を得るために美術品買付の仕事を引き受け、持ち前の粘り強さから美術館長を落とし、同時に彫刻写真に出会う。

しばらくコマーシャルな仕事をしつつも、要人から認められるなど縁が膨らみ、ロダンからミケランジェロの撮影に挑む、その最後の最後に「奇跡の光」により人生、そして写真界を揺るがす一枚をおさめる。

財界の人の交流により「式年遷宮」を知り、出雲と伊勢の同時遷宮の年に撮影を許可される(この経緯はオフレコ)。その後、神社仏閣それも一般には立ち入れないような場所(例えば宗像の沖の島)での撮影をされるなど、名実共に日本を代表する芸術写真家。

とにかく世界の超一流を知る目と人脈、経験から発せられるオーラ(周波数)は圧倒的なものがあり、とにかく共通の話題から入っていこうとリサーチしたのは今だから言いますが。

1時間ほどのインタビュー収録になりましたが、その臨場感を伝えるにはYouTubeでは限界を感じた。ただ、なつみさんのご紹介もありますので、インタビュー自体は和やかに進み、いろんな共通の話題を見つけることができ、今日のところは意気投合で良かったのかと思います。

なつみさんが「増浦さんやで」って言われるのもよくわかったのですが、あれほどの人物をよくご紹介いただきましたこと。今後もまた新たな展開に繋がりそうです。

とにかく、まちがいなく自分自身のグレードが上がった。もう些細なことに気をとられるのがもったいない。立春までに起こってることが大きすぎる。今年はヨーロッパに行くことになりそうです。とにかくすごかった。思えばなつみさんとの出会いもすごいことだったわけだ。ありがとうございました。

by katamich | 2025-01-22 23:39 | ■人生哲学 | Comments(0)