【7日目:札幌→函館 310km】アイヌに呼ばれて 2024.5.15

アパホテルの良いところはチェックアウトが12時なところ(ステージによるけど)。ゆっくり寝て、事務作業ができました。YouTubeも。


チェックアウトして近くのスープカレーでランチ。北海道を最後まで楽しむ。
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車に乗り込み函館方面へ。高速を走るのだけど、途中、ウポポイなる施設があることを知る。そう言えば聞いたばかりだった。アイヌの博物館。入場料を払い、施設内のイベントに参加するシステムだけど、時間がないのでとりあえず見て回るだけ。
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アイヌの伝統儀式としてイオマンテというのがある。冬眠中の子熊をさらってきて(母熊は儀式ともに殺す)、しばらく集落で人の子と同じように育て、しばらく後、殺して食べるいわゆる神事。これが野蛮だということで戦後に禁止になったのだけど、近年、その禁も解かれたようで、その文化からすれば理不尽な話。
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沖縄は八重山の豊年祭って祭りでも同じようにヤギを殺す儀式があるそうで、それも野蛮扱いされてる。いやいや、普通に動物食べてるでしょ。

心情的には「育てて殺す」っての野蛮なんだろうけど、養殖も同じ、、、とは言わないけど、心情が問題なら心情を大切にしてほしい。とは言え、実際にイオマンテをやろうとした人のサイトなどみると、一年ほど子熊を飼って、家族のような存在になって、だんだんと周りから反対されて、奥さんからはイオマンテをやったら別れるとまで言われ、結局、熊牧場に寄付したとか。その辺の気持ちはわかるし、俺もそうなると思う。だからこそ、いただいている命の大切さ、感謝の気持ちを強く再認識できるわけで、昔のアイヌの人たちもそんな気持ちでイオマンテをやっていたのだと思う。狩猟民族はそうやって命をいただくことにある種のけじめをつけていたのだろう。八重山の豊年祭も同様で。

そんなわけで今回はなぜかアイヌが気になり、最後は呼ばれるようにアイヌの博物館に行ってしまったのだけど、そこで奇跡が。売店の女性の方から突然お声掛けいただいたのだけど、YouTubeの視聴者さんでした。それだけならよくあることですが、なんと4年前にもメッセージをもらってて、ちょうど「ウポポイに就職しました」なる内容でした。こんな奇跡もまたアイヌからのギフトだなーって思ってまた本州に戻りたいと思います。
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7時過ぎに函館に到着。チェックイン前に近くで「函館ラーメン」にて夕食。普通の塩ラーメン。
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そして部屋へ。割と年期入ったビジネスホテルですが、なんか「旅」って感じがして好き。チャリと車の旅ではリーズナブルが合うのです。もちろんたまには高級にも泊まるけど、海外では安宿も好んで泊まる。
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ただ、一つトラブルが。実は9時からとある方とZOOMコラボ収録をしたのだけど、途中からネットが不安定で話が途切れ途切れに。だけどその辺は編集でどうにかして、いっそ余計なとこもばっさり切れて、帰ってスッキリした収録になったかとも思う。ものは考えよう。
11:48 出発
13:44 ウポポイ民族共生象徴空間
18:18 ローソン七飯本店
19:21 ホテルハートイン函館

1,490円:CARAKUスープカレー
1,200円:ウポポイ民族共生象徴空間
500円:駐車場
330円:ウポポイ売店
358円:ローソン七飯本店
900円:ラーメン専科笑てん
6,000円:ホテルハートイン函館
《合計:10,828円》
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いよいよ本州。ひたすら南下します。明日は弘前、こちらもお初です。ありがとうございました。

by katamich | 2024-05-15 23:39 | ■旅 | Comments(0)