「無理だ」のブレーキを取り除け 2005.8.5

 昨日は水上バスの打ち上げで、久々に飲みました。と言っても焼き鳥屋で、ビール2杯と焼酎ロックを3杯程度でしたが、とても酔ってしまいました。以前と比べて、確実に酒が弱くなったと思います。今も缶ビールを一本飲んだのですが、すでにほろ酔い気分です。これからも馬鹿飲みせずに、ほどほどの良い酒でありたいと思います。

 そして今朝は9時に起床、と言っても5時に一度目が覚めたのは、10日間の習慣なんでしょうね。午後からは人と会っていました。いつものようにファミレスで内容に関する説明をパソコンを広げながらするのですが、何度かそういうプレゼンはしたにも関わらず、どうも納得いく説明が出来ないものです。私はもともと人と会ったり話をするのは好きな方なのですが、客観的に自分のしゃべりを見ることはないので、どうも独りよがりな話方になっていないか反省することがあります。話し方というのも一つのスキルだと思うので、もっと磨いていきたいものですね。

 夜は一時間に30万円を稼ぎ出す経営コンサルタントK氏の話を聞いてきました。一時間で普通のサラリーマンの月収を稼ぎ出すのですから、たいしたものです。私はこれまでサラリーマンばかりと付き合ってきて知りませんでしたが、世の中には実際にこういう人が結構いるものです。近頃はこういう人たちとの付き合いも増えてきて、身の回りの環境がとても良くなってきた実感があります。

 K氏ですが、経営コンサルタントだけあって話がとてもうまいです。引きつけられるものがあります。私との違いを考えてみると、

私 →終始早口で話の合間が少ない
K氏→早いところは早く、遅くするところは遅く、抑揚があり、間の使い方が上手い

という部分に尽きるでしょう。私は声が太く、割舌も決して悪くないのですが、すぐに早口になる癖があります。テンポについてこれる人はいいのですが、普通はそうでない人の方が多く、その辺りを理解せずに独りよがりの早口で話してしまうところが、依然として私の話し方の大きな課題なのでしょう。

 ただ、私がすぐに早口になってしまうのは、相手に時間を取らせてはいけないという配慮がなきにしもあらずなんですが、いずれにせよ理解できるような話し方でないと、そもそも相手に無駄な時間を強いてしまいます。本当に課題だと思います。

 それからK氏と私の話の違いとしては、何と言っても「話の内容」が違います。「話の技法」も大切ですが、やはり相手に効果的なプレゼンテーションをするには「話の内容」が良くないと意味がありませんよね。しかし、今の私がすぐにK氏ほどの「話の内容」を得るには、そう簡単ではありません。と書いておきながら、実はそんなに難しくないのかな、と思ったりもします。なぜなら、「話の内容」はそのままそっくり真似すればよいのですから~(笑)。

 K氏が言います。現在、一時間30万円のコンサルタントフィーを得ているのは、実を言うと、ブライアン・トレーシーの100万円の教材(成功法則)で言われていることを、そのまま言っているだけなのだと。ですので、今後、ブライアンの新刊や、スカイクエストコムのセミナー等が一般化するにしたがって、「K氏の元ネタ」がばれてしまい困る、とのことです(笑)。と言っても、K氏はそんなことにはお構いなしのスゴイ人ではあるんですが。

 話があちこちに飛びますが、K氏が話し始めに面白い実験をしてきました。以下の「知恵の輪」を出して、「これを5秒で解きなさい」と言うのです。
「無理だ」のブレーキを取り除け 2005.8.5_b0002156_0562651.jpg

 何人かに試したのですが、誰も解くことができません。しかしK氏は1秒足らずで解いてしまいました。実はとても簡単に解ける代物なのです。では何故、誰も解けなかったのか?

 それは「5秒で解け」に原因があります。人は「5秒」と聞くと「無理だ」という意識がインプットされ、その意識がブレーキとなり、行動を妨げるのだそうです。それは「知恵の輪」に限らず、あらゆる行いにおいて言えるのだそうです。

「年内に月収100万円にする」
「1ヶ月以内に彼女(彼氏)をつくる」
「月に50件以上の契約をとる」
「スポーツ大会で優勝する」
「月に講演のオファーを5本以上受ける」

など、人によっては無謀な願いをたてたとします(もちろん例です)。しかしここで「無謀」と言ってしまえば、先ほどの「知恵の輪」と同じように、「無理」というブレーキが働き達成できなくなります。逆に言うと、「無理だ」というブレーキを取り除いてしまえば、簡単に達成することが出来るのです。

 おまけにも一つ例えを出すと、「右手をあげなさい」という命令に対し、普通の人は「無理だ」と思わずに手をあげられると思います。なぜなら最初から無理ではないとわかっているからです。だから簡単にあげられるのです。では、「明日5時に起きなさい」という命令についてはどうでしょうか。「簡単だ」と「無理だ」に分かれると思います。面白いことに、「簡単だ」と思い起きる気になっていれば目覚まし前に目が覚めるのですが、前の晩徹夜したとかで「無理だ」と思うと、絶対に起きることができません。

 つまり、行動や目標達成において、「思い込み」がいかに大切かということなのです。多くの人はある難題に対して、する前から「無理だ」と思い、さらに「無理だ」と口に出す癖があります。凡人ならそれは仕方がありませんね。しかし、非凡な人、言い換えると「成功者」は自分の目標に対して絶対に「無理だ」とは言いません。K氏なども、我々が難しいと思うようなことも「そんなの楽勝だよ~」と言ってのけます。そして簡単に達成します。成功の鉄則とはいかに、「できる」と思い込むかにあるのではないでしょうか。その「思い込む」ための方法論がすなわち「成功法則」なのではと思っています。

 そう言えば今日は新月でした。新月と言えば願い事です。先月の願い事で達成したものだけ言うと、「新しい人50人以上と知り合う」「健康でいる」「スゴイ人3人と知り合う」でした。今回はとりわけ「出会い系」に良い成果が得られました。それ以外の願いごとは、おそらく3ヶ月遅れで達成するものと「思い込んで」いますので、非達成ではなく、あくまで「未達成」もしくは「未来達成」なのです。なので絶対に「できる」のです。そして今月も達成した目標については先月以上の目標を、未(来)達成のものについても3ヵ月後を見越して、より上を目指した願いにしたいと思います。今から紙に書いて、お釈迦様に報告しまっす。

 蛇足ですが、「思い込むなんて簡単にできやしな~い」と思われる方がいるかも知れません。なんとなく分かる気はします。いい方法は「できる」と口に出すことだと思っています。普段から口に出してさえいれば、自然と意識も変わってくるものです。それは私自身も実感しています。

 明日は久々に滝行です。楽しみ~(笑)。

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by katamich | 2005-08-05 23:59 | ■ビジネス・事業 | Comments(0)