胸アツな一日でした 2022.10.8
2022年 10月 08日
USJに行ってきました。目的はニンテンドーワールド。子供達も大興奮。マリオの世界がここにある。その昔、長男が5歳くらいの時、冷やかしで「お父さん、マリオワールドに行ってくる」と言うと、「そんなんない!」と言われてたのが、あるやんけ!長男もその会話は覚えていたようで、予言者と言われてしまいました。次男いわく、夢の世界、とのこと。そこは合意だな。初日は半日、ニンテンドーを満喫。USJのホテルに泊まり、翌日はあいにくの雨天でしたが、かえっていろいろ回れました。今は実家にいてまもなく出ます。明後日は本番。この日が来るのが長かった。今夜は母校吹奏楽の集まり、明日はちょっと前夜祭です。
大阪にいます。実家を出て、いわゆる「お墓参り」に行き、20年ぶりに見る祖父母の遺影に目頭が熱くなる。いつも見守ってくれてありがとう。 その後、せっかくなので母校を通ってみることにした。昔入っていた寮を訪問。男子寮女子寮そして校舎に部室。えみらんはどこに行っても知り合いがいて数年ぶりの再会に爆笑する。僕も何人かお会いして感激しかない。同年代がしっかり支えてるんだな。 夜、吹奏楽部OB OGが急遽、いきつけの「かつらぎ」に集まり宴を楽しむ。期で言うと現役が60期代後半とすれば僕らはだいたい30期代。先生も当時は20代だった。 亡き師を偲びつつ昔話に花を咲かせる。プロの音楽家も多く輩出し、他にもそれぞれの世界で活躍する先輩後輩同級生たちの話に多いに元気付けられるました。現役の時、めちゃくちゃ怖かった青山さんに緊張しつつも、こうやってお酒が飲めることに感慨深い。 僕らの時のブラバンは50人以上は常時いる大所帯でしたが、今は少子化等々で生徒数も減り10名前後にまでなりつつも、この夏はコンクールで代表進出を果たす。クラリネットは中2が2名、音が鳴れば出場、みたいな状況で何が起こったのか? 彼ら彼女らの頑張りあっては言うまでもなく、やはり先生やプロOBたちの存在は大きいと思う。昔と違ってスパルタは通用しない。バチを振り回しても良い音楽にはならない。 なるほどと感動した話、いかに彼ら彼女らに「その瞬間」を体感させるかが指導者の腕である、と。 リズムや音程を合わせるのもままならない状況でありながらも、根気よく根気よく「その瞬間」が訪れるのを待つ。そして一度でも「その瞬間」を見てしまうと、数日は魔法にかかったままになる。ある種、悟りに近いと言えるかもしれない。 そう言えば僕自身も仕事や精神的な活動をする中で、ゾーンと呼べるその瞬間を味わったことは何度かある。滅多に来ないけど、来てしまえば明らかに「世界」が進む。僕もまだまだまたまだ見ぬ世界がある。精一杯突き進もうと思う。 長谷川先生、早川さん、青山さんら恐れ多くも偉大な先生や先輩の話はどこまでも興味深く、特に音楽のプロの世界の「お金にならない領域」をいかに極めるかって話、いたく感動した。 6時半からスタートして気がつけば11時。コロナで停滞していたいろんなこと、少しずつ風が吹き始めればいいなーって思う。今回の言い出しっぺは僕かもしれないけど、なんかよかったと思う。 今後もこんな機会、増えていけばいいなあ。またみなさんとお会いできる日が楽しみだ!