トラブルが続くものの 2005.7.27
2005年 07月 27日
「なんとかなりそうだ」
とのことで、昨日のエンジントラブルは解決されました(かのように見えました・・・)。水上バスの発着所である天神水上公園に備品を持ちいれ、テントの開設など場所の設営に入ります。しばらくすると、連絡が。。。
「第一便欠航」
え!!、エンジンは回復したのではないのですか!!。どうやら船会社の人の楽観的推測だったようです。天神からの第一便は10時にスタートします。すでに10時に乗ろうと早くから待っている方もいました。
「すいませ~ん、トラブルのため第一便が欠航になりました」
そんなこともあると、好意的に理解してくださり、次の便まで待っていただくことになりました。第二便は11時20分です。10時半頃、また連絡が。
「エンジン回復の目処がつきません」
会場に落胆の声が響きます。
「とにかく11時20分に間に合わなくてもいいから、ちょっと遅れて運行してもいいから、ギリギリまで原因解明に全力を尽くしてくれ」
責任者のH氏が必死にうったえます。私も祈るような気持ちです。必死です。船に乗るお客さんがどんどん増え、18名にまでなりました。もしも11時20分が欠航なんてことになれば、お客さんの前で土下座です。いくら社会実験とはいえ、お客さんの貴重な時間を奪っていることには変わりないのです。ここではなす術がなく、必死です。エスパー関係の知り合いに電話しようと思ったくらいです。とりあえず私が出来ることは、一秒でも早くエンジンが回復するのを祈るだけです。。。時計が11時を指そうかというとき、H氏の携帯が鳴りました。
「船が動いた!!」
会場がいっせいに沸き立ちます。拍手と喚声。11時20分には間に合わないものの、30分には天神を出航できそうです。とりあえず、お客さんには10分ばかり遅れるけど、無事に出航することを伝えます。それからも船が現れるのを祈るばかりです。「海の真ん中で止まっているのでは」なんて不吉な思いも多少はよぎるのですが、私は周りに言いました。
「思ってもいいけど、口に出したらダメっすよ!」
そして、「船は必ず来る、船は必ず来る」と唱え続けます。まもな向こうから船が現れました。安堵の声が聞こえます。無事にお客さんを乗せ、船を見送りました。万歳!
久々に泣きそうになりました(笑)。久々に必死の必死になりました。でも責任者の方々は私の100倍は必死で胃を痛めたことだと思います。誰かが言いました。
「胃薬が必要だよな~」
思うことはみんな一緒のようですね。今日は、その後も満潮の関係などであと一便の欠航があり、それなりにお客さんから苦情も受けたのですが、とにかく無事に社会実験が進んでいます。どこが「すいすい、すむ~ず」なのかわかりませんが、社会実験は進んでいます。社会実験、あと8日です。マスコミの取材は相変わらず続いています。テレビ見ましたか~?
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