川の中に入りました 2005.7.18
2005年 07月 18日
結局、「海」は逃げていかないけど、川掃除は今日しかする機会がないし、海に行ったところでずっと気になっているだろうということで、川掃除に行ってきました。
川掃除の主旨は7月26日から始まるNPO他主催の「水上交通の社会実験」で、船がスムーズに通れるように、岩や大きなゴミなどを除去するのです。「スムーズ」で思い出しましたが、今回の社会実験のテーマは、「すいすい、すむ~ず、水上バス」となっています。とても安易なネーミングですね(笑)。考えたのは、、、私です。本当は福大の学生さんが10案くらい持ってきてたのですが、どうも理系の学生だからか、キャッチフレーズが理屈っぽく感じたので、それらのいいところをとって会議の場で私が提案したものが採用されてしまいました。。。「S」で韻を踏んでいるので、それらしくはなっていると思うけど。
さて、正午頃、天神の水城公園に20人ばかり集まり、川掃除が始まりました。当初はひざ下くらいの水深と聞いていたのが、思いのほか深く、かなりヤバイ(笑)ことになってしまいました。簡単に写真で状況をレポートします。
これから川に入って、人力で掃除を始めます。まだ余裕です。

水深が深く、すでにヤケクソになっているメンバーもいます。私もすぐにヤケクソになりました(笑)。パンツもシャツもビショビショです。さらに都会の川だけに、ヘドロなど汚れがひどく、全身が臭~くなってしまいました。

ゴミをボートに集めたのですが、かなりの集まりようです。自転車もあります。心無い人がいるものですね。

人数がいたので、予定よりもかなり早く終わり、2時間程度で引き上げることが出来ました。それにしても行ってよかったです。気持ちがスッキリした上に、汚いところを掃除したおかげで心までスッキリしました。おそらく「運(ウン)」も向上したと思います(笑)。ツイてる。
それから、この「水上交通の社会実験」のことで、ちょっといい話がありました。水上バスは天神のど真ん中から川を通って、東区の志賀島(西戸崎、海の中道)までのルートを結んでいるのですが、運賃は片道500円と思ったよりも安くはありません。しかしこれ以上は安くできないし、そもそも港から志賀島までの市営渡船も500円くらいかかります。水上バスの利点は港からさらに川を通って街中まで来れるので、本当は時間的にも金銭的にかなり節約できるのです。しかし、その辺の事情を知らない一般の人にとっては、100円バスなんてのがある中で、500円は必ずしも安くは見られないようです。
私のツレも「高いよ~」と言っていましたが、こんな提案をしてきました。「水上バスで来る人には海の中道の施設の利用料が割引になるんだったら乗ってもいいと思うけど」、と。私もそれはいい案だと思い、先日の会議の時に提案してみると、結構盲点だったようで、理事長の「それはいい、打診するだけしてダメならそれでいいから、提案してみなさい」の一声で、メンバーが今日打診に行ったようです。すると、「キャンペーンとして割引してもいい」という返事が来たそうなのです(具体的な割引は知りませんが)。これで少しは水上バスの利用客が増えるかもしれません。
一般消費者の立場からは当然のことなんでしょうが、主催者側にいると意外と盲点を作ってしまうようです。やはり専門家だけでなく、いろんな人(実際の利用者など)の意見を聞くことがいかに大切かということですね。とりあえず、ツイてる。
今日は「海の日」にふさわしい、実にさわやかな日になりました。
応援のクリックをよろしくお願いします(ブログランキング)
