食に関する大いなる常識の嘘?! 2005.7.8

 今日の滝はものすごい水量でした。水圧で体が押し流されそうになるほどで、踏ん張るので精一杯、いかにも「行」という感じでした。今年の梅雨は本当に極端ですよね。前半は気持ちが悪いくらいに雨が降らずストレスを感じるほどだったのに対して、後半はバケツをひっくり返したような(←使い古された紋きりフレーズ)大雨で、心身の鬱積を払い流すに十分な勢いでした。しかしこれも宇宙の成せる業。感謝して日々過ごしていきたいです。

 話は変わりますが、日々、私の貴重な情報源として活用させてもらっているスカイクエストコムに興味深い(恐ろしい)セミナーがありました。松田麻美子という人の「超健康革命」というセミナーです。「健康」に関する、「超」の「革命」と銘打つだけあって、ものすごい内容でした。これまで流布してきた「食」に関する常識を覆すものばかりでしたが、とても説得力ある内容でした。その内容をここでちょっとお話してみたいと思います。

・一ヶ月で5~10kgやせるには → 果物を朝食にとる

 人間の消化器と言うのはチンパンジーと同じ構造をしているそうです。野生のチンパンジーに成人病はいません。チンパンジーはどういう食生活かと言うと、果物が50%、野菜が40%、穀類が7%、そして動物性の食物は残りの数%なんだそうです。このバランスがチンパンジーの消化器にとって最もストレスが少なく、消費のエネルギーを最小化できるものなのだそうです。実はそれは人間でも同じだそうで、詰まるところそれと同じような食生活で、超健康体になれるとことです。まずは一週間で効果が表れ、一ヶ月で5~10kg本当にやせるのだそうです(ただし体重過多の人)。

・朝食をしっかりとるの常識の嘘

 人間の消化器は一日で3つのサイクルを経験するそうです。①4時~12時が「排泄」、②12時~20時が「摂取と消化」、③22時~4時が「吸収」。つまり、食べ物を食べるのに一番適している時間帯が②で、③などは食べ物を摂取するとそのまま吸収してしまうので太る原因にもなるんですね。では朝食は。①は本来「排泄」の時間なので、消化器に余分なエネルギーを消耗させない食のあり方が必要となり、それが消化器にストレスを与えない「果物」なのだそうです。

・バランスよく食べるの常識の嘘

 野菜、肉、魚、米などバランスよく食べるのが栄養学的に理にかなっていると我々は教えられてきた気がしますが、それはまったくのでたらめであるとか。例えば定食。米、肉・魚、野菜がバランスよく配置されていますが、炭水化物(穀類等)とたんぱく質(肉・魚類等)は一緒にとってはいけないのだそうです。なぜなら炭水化物はアルカリ性、(動物性)たんぱく質は酸性なので、それらを一緒にとると消化器が混乱して、腐敗を招くのだそうです。それを避けるためには、炭水化物+野菜・果物、たんぱく質+野菜・果物の組み合わせで食べるのが良いそうです。そもそも体臭、口臭、臭いウンコ、臭い屁などは消化器の腐敗によって引き起こされ、それを防ぐには先ほどの組み合わせで食べるのが良いのだと。

・牛乳は骨を強くするの常識の嘘

 牛乳が身体に悪いことは実は新しい常識になりつつあるようです。別のところでも聞いたことありますが、このセミナーを聞いてうなづかされるものがありました。そもそも、他の動物の乳、それも乳幼児期を過ぎてからも乳を飲むのは、自然界で人間だけなのだそうです。ハーバード大学の数年来の実験で、牛乳を良く飲むグループは骨が弱いということが実証されているそうです。実は牛乳は骨のカルシウムを奪う性質があるそうで、それは牛乳に限らず動物性のもの全てに当てはまるそうです。つまりこういう理屈です。動物性のものは酸性で、カルシウムはアルカリ性、つまり酸性の物質が体内に入ると、まずはカルシウムで中和させようとするため、体内のカルシウムが失われる結果になるのだとか。それを裏付ける事実として、牛乳を飲む習慣のない中国には骨粗しょう症という病名がなく、逆に動物性たんぱく質をふんだんにとるエスキモーは25歳で歯が欠け、背骨が曲がるのだそうです。では、カルシウムはどのようにして取るべきなのか。それは緑黄色野菜で十分なのだそうです。

 さあ、どうでしょうか。確かにベジタリアンには健康な人が多く、逆に肉ばかり食べる人は不健康そうな人が多いですよね。諸外国のエグゼクティブにはベジタリアンが多く、牛乳や肉、加工食品(パンも含む)が身体に悪いのは彼らにとって常識化していると聞いたことがあります。しかし、このような話が社会一般に通用するにはまだまだ無理があると思います。そもそも、そんなことを公に声を出すと、畜産業界、加工業界などから猛反発を食らうことになるでしょう。

 まあ、これも一つの情報としてとらえてみてください。間に受けて実行するも、バカらしいと拒絶するも、最終的な判断は個人の選択です。詳しい話は松田麻美子さんの著作などで知ることが出来ます。私は、、、朝食に果物はよさそうで出来そうな気もしますが、それ以外となると社会生活に支障をきたしそうですね。でも牛乳はここ数年飲んだことがないので、これからも飲まずにいられるでしょう。しかしながら、「行」が進むと自ずとそんな食生活になっていくのかも。。。
 
日本では病気でないことが健康だと思われていますが大きな間違い(ブログランキング)
  

(おいしそう)
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by katamich | 2005-07-08 23:05 | ■食 | Comments(0)