徹底した「自分軸」の思想 2021.6.18

何かと最高な日が続くわけで、レコーディングの余韻を味わいながら、今日はオフの日でした。ゆっくり起きて、とりあえず動画を撮ります。


もうさ、「ワクチン打った人、2年後に死にます」みたいな話、やめようよ。今回のワクチンの安全性と効果は実証済み。中長期的な事象についても、理論的には問題ない。もちろん「理論的」だから、その時になってみないとわからない。少なくとも「2年後(X年後)に死ぬ」って蓋然性は極めて低い。それに対して、ワクチンは重症化も感染も9割くらい抑える。発熱は倦怠感などの副反応はあるけど、2~3日もすればほとんどがおさまる。一方、コロナに罹ってしまうと、死なないまでも、中長期的な後遺症は未知数だし、蓋然性は決して低くない。

反ワクチンにとってみたら、どんどん効果と安全性が実証されていって、もはや「X年後に~」みたいな架空のでっち上げくらいしか反論できなくなっている。最近は不妊デマが広がっているけど、同様に根拠はない。反ワクチン連中はいったい何をしたいのだろうか。

陰謀論を信じる人は頭が悪いって研究があるようです。めちゃくちゃ頷ける。科学の素養もなければ、歴史への造詣も浅い。おまけに言うと、スピリチュアルを信じる人も同様かな。だったら、Qさんは何なのか、と言われるかもだけど、まあ、今はスピ系全方向から嫌われて誇らしいと思ってますよ。人類の歴史を紐解くと「科学」が確立したのは3~400年ほど前にすぎない。サピエンスが誕生したから20万年、その3~400年前まで人類は「呪術」を信仰してきた。つまり「~が言うから正しい」みたいなのを盲目的に信じてきたわけだ。

徹底した「自分軸」の思想 2021.6.18_b0002156_15343537.jpgでもそれってどうよ!って動きが出てきたのがルネサンス以降。イギリス経験論をへて、デカルトの「われ思うゆえにわれあり」に代表される、「われ思う=理性」を原点にしようって思想が広がった。ニュートンが古典物理学を確立し、思想的にも実際的にも「科学」が進化し、我々の生活は飛躍的に便利に豊かになった。科学万歳。だけども、20世紀に入って「考えてることだけがすべてじゃないよね」って思想が生まれ、その代表するものが「無意識の発見」「現象学」「量子力学」でしょうか。それらを総称してポストモダンと呼ぶ。

つまり「科学」を境にスピリチュアルは「呪術」と「ポストモダン」に分かれる。呪術に科学性はゼロで、盲目的に他者に「依存」する。ポストモダンは科学をベースに思考を超越した「超自分(ハイヤーセルフ)」へと昇華する。ハイヤーセルフは自分自身であり、自分の世界の原点。自らが世界を創っている。そこには他者への依存はない。徹底した「自分軸」が貫かれる。雨が降ったのではなく、自分が雨を降らせた。ちょっと荒唐無稽に聞こえるかもしれないけど、真理です。自分の人生は自分が創っている。

だからこそ、願望実現が簡単なんです。だって他者に依存する必要なくて、自分の「想念」だけで人生が決まってしまうから。人生は考え方だけで決まる。2005年にとある人から言われて言葉がオレの原点になっているのだけど、まさしくポストモダンの思想。

予言だの、超能力だの、宇宙人だの、そんな「依存」が人間を堕落させる。考える力を失わせる。「~が言ってるからワクチン打たない」とか「なんとなくワクチンやいやだ」みたいな、頭の悪い判断を卒業して、徹底した「自分軸」で世界を構築しよう!

そんなわけで、YouTubeはまだまだ爆上がりはないけど、見えないところですごく膨らんでいる。一気にどっか~んが来るのをお楽しみに。ありがとうございました。


by katamich | 2021-06-18 23:39 | ■人生哲学 | Comments(0)