トークを芸術レベルまで高めたい 2020.12.11

夢のようなレコーディングからの、今日は広島です。週末にちょっとした集まりがありまして。昼過ぎの便に乗るため、11時前にチェックアウトするのですが、直前に動画の収録と配信。



ラウンジでビールを一杯だけ飲み、羽田から広島へ。広島空港からはバスで市内へ。そのままホテルに直行すると、みこちゃん、ライト君も間もなく到着。うしくん、まおちゃんも間もなく。なんだかんだ、ここに集まっているわけか。

そして18時半からセミナーですが、このRCC文化センターは2014年のチャリ旅でも使ったことがある。思えばあれが僕のチャリ旅のスタートで福岡に続き、広島でのトークライブだった。ふくちゃんも来ていたなあ。あの日は2,500円くらいの古い和式旅館に泊まっていた。楽しかった思い出がある。いや、オレの人生はいつだって、ずっと楽しいのだ。トークはみこちゃんと半々くらいで、後半、飛ばしまくった。ほとんど考えずにしゃべっていた。
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なんかさ、オレって自分で天才と思うときがある。ほとんど無意識の状態で延々としゃべり続けられる時がある。それはYouTubeも同じだ。台本もほとんどなく半分以上は完全なアドリブ。そう、オレのトークはジャズなのだ。

先日、人としゃべっているとき、「どうして、そうやってオチをつけられるんですか?」と言われたことがあって、それはごく自然とやっている。フリがあってオチがある。大阪のお笑いの基本だけど、同時にしゃべりの基本でもある。いや、ジャズだってそうだ。ダラダラとフレーズを垂れ流すだけのジャズなんて聞いていられない。どんなに指が早く動いても、音が良くても、意味のない話を聞くのはつらい。ジャズは「音」でしかないけど、アドリブは完全にトークと同じで「言いたいこと」がしっかりなければダメだ。

ハンク・ジョーンズやグラント・グリーンなんかはその語り口はほぼワンパターン。ウエス・モンゴメリーなんて最初はシングルノート、からのオクターブ奏法、最後はブロックコードと三段活用で決まっている。まるで落語を聞くような感じだけど、だからこそ聞いていられるのだ。もちろんたまにはフリージャズを聴きたくなる時もあるけど、やっぱり何度も聞いてしまうのはオーソドックスな4ビートだ。そして名手はきちんと「言いたいこと」を言うし、時には「決まり文句」もある。


オレのトークもアドリブだけど、いいアドリブはきちんとフリがあってオチがあって、聞く人を納得させる。無意識でやっている以上、これは才能だ。オレが目指すは、この才能をもっともっと伸ばして、超一流の世界的ジャズマンのごとく、芸術レベルに超一流のトークを披露し続けること。すべてアドリブで、どんなお題であってもきちんと言いたいことを言う。今日は超高速でしゃべったけど、かなり響いた神回だったようだ。

そんなわけで、6都市のトークライブが無事に終了。今月、つまり今年は福岡の月イチ、そして年末の大阪、名古屋、東京の3都市を残すのみ。今年はコロナとかいろいろあったけど、オレが企画するイベントはすべて開催して、大成功をおさめている。2020年も有終の美を飾り、最高の2021年に突入したいよね。

終了後は知ってる人同士で飲みに行きました。なんかめちゃくちゃ楽しかった。ホテルに戻ると、また同じホテルに泊まっている人たちで部屋飲み。最高だな。楽しいな。ありがとうございました。


by katamich | 2020-12-11 23:39 | ■ビジネス | Comments(0)