『JAZZ LIFE』デビュー! 2020.9.25
2020年 09月 25日
順調に4時過ぎに羽田空港に到着し、そっから1時間で新宿バスタへ。ちょうどバスの時間まで1時間あったので、本屋である雑誌を購入。Facebookの投稿を転載します。
【感動】
すごいことが起こった。この夏、プロデュースさせていただいた新レーベルの二作目は土井徳浩『ひとりごと』が、あのJAZZ LIFEでレビューを飾った!レビュアーは長年ラジオ等で存じ上げていた洗足音楽大学名誉教授などの中川ヨウさん。
僕がジャズに開眼し始めた30年前、ジャズ情報は主にラジオ、本、雑誌だった。毎週土日の夜にジャズ番組があり、当然オンタイムで毎週聞いていた。本もたくさん買った、読んだ。そして雑誌と言えばJAZZ LIFEとswing journalだった。
JAZZ LIFEには思いでがある。学生時代、ジャズを語れる仲間が1人もおらず、読者交流コーナーに投稿したところ、当時55歳のNTT(電電公社)を定年したばかりの和田さんからご連絡をいたいただいた。
和田さんは音楽、オーディオマニアで、悠々自適な生活でご自宅に音楽ルームがあった。歳は離れていたけど、すぐに友人となり、今でも交流は続いている。
傑作と言うか、申し訳なかったのが、大学卒業して1年間の世界放浪に出ている間、荷物を預かってもらうばかりでなく、帰国後に二週間、居候までさせていただいた。奥様もとても良い人で、三食昼寝送迎付きでど厚かましく過ごさせてもらった25歳のオレ。その恩返しは次世代に向けてと肝に銘じている。
閑話休題。そのJAZZ LIFEに、それもあの中川ヨウさんのレビューで高校後輩の土井くんアルバムをレビューしていただいた。ありがたすぎる!
レーベルを作った経緯はノリ。YouTubeを始めるにあたってジングルやBGMが欲しいと思い、土井くんからご紹介いただいたピアノの阿部篤志さんにお願いした。そのYouTubeも2年で10万登録と、そこそこ存在感あるチャンネルになった。
視聴者さんからBGMのお問い合わせなどいただくので、いっそアルバムを作っちゃえ〜と出したのが第一弾の『おみずさま』だ。
そしてどうせなら、土井くんの「どソロ」を聴きたいと思って制作したのが本アルバム。クラリネットとジャズに捧げるってコンセプトで、ストラヴィンスキーからグッドマン、パーカー、マイルス、そして恩師の濱田先生まで思いを込めて作らせていただいた。
誌面はボカさせていただきましたが、非常に身に余るご評価をいただき、なんと「石田久二」って名前まで登場している。ムネアツじゃ!
そんなわけで、調子に乗りまして、次々と制作することにしています。第三弾は10/31赤阪ビーフラットでのライブ録音で、ボーカルを中心としたジャズ軍団。第四弾は年末、福岡の2人と超大御所ベーシストのギタートリオでスタジオ録音。
CDもおかげさまで順調に売れておりまして、リクープもしたので収益はすべて次の作品に充当し、無限ループに作り続けることにしました、はい。
あ、そうだ、和田さんにもJAZZ LIFEとCDを送んなきゃ!
今、東京に来ていますが(河口湖行きのバスの中)、福岡に帰ったらJAZZレーベルの法人化、新事務所の設立など、本業も含めて体制を強化します。てか、俺の本業ってなんやろ?
10月は新事務所、新法人、南九州のチャリ旅トークライブ、11月は待望の新刊が出る!調子のりまくりたいと思います!